広告

日本人に死の呪いをかけたのはイザナミだった!

2020年6月22日


はじめての三国志_ページネーション

こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。

日本人に死の呪いをかけた(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



イザナミがかけた死の呪いにイザナギは・・

 

イザナミは無念そうに岩の向こうから、おそろしい呪いの声をあげました。

 

「わが愛しき夫イザナギよ。お前の振る舞いを私は決して許しはしない・・お前の所業の報いとして毎日地上の人間を500人殺して黄泉へ引っ張ってやろう」

 

そう!このイザナミの呪いにより、日本人は死んで黄泉に行くようになったのです。しかし、妻の掛けた死の呪いにイザナギは怯まずに言い返しました。

 

アマテラスVSスサノオ(古事記)(日本神話)

 

「わが愛しき妻イザナミよ。お前がそんな心無い事をするのなら、私は毎日、1000人新しく人間を産み出そうぞ」

 

こうして、甘ったれ神だったイザナギは妻の死を受け入れて、大きく成長していきます。イザナミが黄泉を見た(けが)れを水で清めた時に生まれたのが、アマテラスとツクヨミとスサノオでした。

 

日本神話ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

人間は必ず死にます。1年間に日本人は137万人も死んでいるのです。これは、愛媛県の人口に匹敵する人数で、死ぬ割合は140名に1名くらいで決して低くはなく、1日無事に生きられるのは、本当はスゴイ奇跡なのです。不老不死にはならなくても、新しく生まれる世代がある限り日本人は存続します。辛い事や哀しい事の向こうで、嬉しい事や楽しい事がある。それが社会なのです。大昔の日本人はそう考えて、死を捉え、命が尽きるまで精一杯生きていたんですね。

 

関連記事:【日本神話の逆襲】出雲王国とたたら製鉄に見る朝鮮半島との繋がり

関連記事:十日神話とは何?古の殷の時代の伝説では太陽が10個もあった!?

 

日本古代史を分かりやすく解説「邪馬台国入門はじめての邪馬台国

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-邪馬台国
-, ,