キングダム649話予想「発見!邯鄲には扈輒以上の守護神がいた!」

2020年7月22日

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kawauso編集長(石原 昌光)

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kawauso編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

コンテンツ制作責任者

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月に「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感していただけることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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内容に納得がいかないkawauso様

 

史実的には桓騎にブッコロされる事になっている邯鄲(かんたん)の守護神扈輒(こちょう)将軍。しかし、実際の趙には扈輒の100倍頼りになる最強の守護神が存在していました。

 

今回は史実から、桓騎(かんき)はおろか王翦(おうせん)でさえ勝負を避けた邯鄲の最強の守護神を紹介します。

 

キングダム649話予想「邯鄲最強の守護神とは趙の長城」

万里の長城

 

邯鄲最強の守護神とは、只今逃亡中の李牧でもなければ顔も明らかではない司馬尚でもありません。それは、地図を見て頂ければわかりますが邯鄲を取り囲む趙の長城です。

 

はい、キングダムの漫画ではストーリーの都合上、登場してこないのですが、実際には、この趙の長城が秦軍に立ちはだかり、秦は鄴を攻め落とした後も、目と鼻の先の邯鄲を直接攻撃できず、太行山脈を北上して太原に至り、そこから狼孟さらに番吾を通過して大きく迂回して北から邯鄲を襲撃する事になりました。

 

 

Kawausoは、どうして鄴からそのまま邯鄲に向かって攻めないのだろう、わざわざ北上して、迂回して邯鄲を包囲するのだろうと、ずっと不思議でしたが、邯鄲の周囲に長城が存在していた事実を知り、全て納得できました。

 

キングダム649話予想「李牧が番吾にこだわった理由も氷解!」

馬で高速移動する王翦

 

李牧は牢獄に入っている頃、郭開に番吾(ばんご)に兵力を集中するように遺言していましたが、その理由も地図を見て頂ければ一目瞭然(いちもくりょうぜん)です。秦軍が太行山脈(たいこうさんみゃく)を通って趙の領内に出るには、どうしても番吾を通過しないといけません。

 

だから、李牧としては番吾さえしっかり守れば邯鄲を突かれる事はないと考えて、郭開に遺言したのだという事がハッキリします。

 

李牧は長城を信頼しており、ここを秦が抜く事は無理だから、番吾さえ押さえておけば大丈夫とそう考えているのでしょう。漫画でどのような理屈になるかは不明ですが、少なくとも史実ベースで考えると、そうなります。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム649話予想「鄴を落とした王翦も長城は落とせない」

炎上する城a(モブ)

 

王翦と言えば、難攻不落の鄴を落とした将軍ですが、そんな王翦でさえ邯鄲に聳える長城は陥落させる事が出来ませんでした。

 

紀元前229年に羌瘣(きょうかい)と共に、趙に攻め込んだ王翦ですが、やはりそのルートは太行山脈を北上し、狼孟(ろうもう)、そして番吾を越えて井陘(せいけい)で李牧と対峙しています。

 

李牧にしても、紀元前232年には狼孟、番吾を秦の将軍某に抜かれたのを再度逆襲して撃破しているので、邯鄲を落とせるか落とせないかは、太行山脈の攻防に関わっているのです。

キングダム649話予想「邯鄲が包囲できたのは魏が衰えたから」

楊端和

 

王翦でさえどうにも出来なかった趙の長城を迂回したか乗り越えた将軍が楊端和です。

 

紀元前229年に河内の兵力を率いた楊端和は、そのまま太行山脈を北上する事なく、まっすぐに進んで邯鄲を包囲、パニックになった幽繆王(ゆうぼくおう)が郭開の讒言(ざんげん)を入れて、李牧を殺害するのに一役かっています。

 

可能性としては、邯鄲の外側に巡らされている長城をよじ登ったとも考えられますが、おそらくそうではなく、魏の勢力が黄河の南に押し込まれてしまい、趙の長城を迂回している間に背後を突かれる心配がなくなったのでしょう。

 

漫画では触れられていませんが、楊端和は紀元前238年に衍氏の戦いで黄河周辺の魏の城を落として、黄河の南に魏を押し込んでいて、これが邯鄲の長城を迂回する伏線かも知れません。

 

あ、これは史実なのでキングダムでそうなるとは限りませんけどね。

 

キングダム649話予想「漫画に長城は出てくるのか?」

 

今後、邯鄲の周囲を取り囲む趙の長城は登場するのでしょうか?

 

kawausoは、出てこないんじゃないかと思います。

 

もし、出てくるのであれば、すでに何度か提示されている地図で長城を描くでしょうし、そうしないという事は、趙の長城については触れるつもりはないという事でしょう。

 

確かに、ようやく鄴を落としたと思いきや、その前面に邯鄲を取り囲む長城が存在しているとすると、なんだか窮屈な感じになりますし、まだるっこしいというか、スピード感はかなり損なわれる事になりますね。しかし、だとすると李牧の番吾に兵力を集中するようにという遺言はどのように処理されるのか興味津々ですね。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

今回は、扈輒の100倍頼りになる邯鄲を取り囲む趙の長城について解説しました。よく考えてみると、咸陽を守る為に函谷関があるように、邯鄲を守る為に長城があっても不思議ではないですよね。

 

参考文献:史記

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。「はじめての三国志」編集長。三国志・中国史を中心に、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を執筆・編集し、当サイトでは4,000本以上の記事を担当。三国志は正史から入ったため、演義を書くときのほうが神経を使うという天邪鬼。故郷・沖縄の歴史に関する勉強会の開催や、ラジオパーソナリティとしての活動も行う。

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