今日のkawauso21「曹洪と同レベルの悪党」

2020年8月27日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし内容に納得がいかないkawauso様

 

元々資産家の曹洪(そうこう)は、曹操の親戚である事を利用し、金貸しなどして荒稼ぎをしていたばかりか、その身内にも犯罪者が多かった。

ところが、同じ時期に曹洪と同じレベルの悪党がいた事は余り知られていない。

その名を劉勲(りゅうくん)と言い、元袁術配下で盧江太守になった人で、後に孫策に敗れて旧知の曹操を頼り、重用されていい気になり、法令を破り、暴言やその食客や部下にも横暴な人間が多かった。

やがて法律に厳しい事で有名な楊沛が鄴令として赴任すると曹洪と劉勲は部下や一族に身を慎むように釘を刺したという

曹洪

 

ただ、最期だけは違い、曹洪が天寿を全うしたのに対し、劉勲は李申成という人物の告発で、それまでの罪状が調べられ死刑に処せられている。

いつ死んだか不明だけど、何かと庇ってくれた曹操の死後じゃないかな

 

前回記事:今日のkawauso20「三国志の誓いの立て方」

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき