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今日のkawauso27「今日は帰さないよ」

2020年9月5日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし官渡の戦い 騎馬兵

 

胡服騎射(こふくきしゃ)なんていうけど、中国人が日常的に馬に鞍をつけて乗るようになるのは唐の時代からで、

それ以前には、馬に乗れる人はとても少ない。

乗馬は戦場に限定されていて、うっかり平時に馬に跨ろうものなら礼儀に反していると処罰される事さえあった。

だから、三国志の時代、士大夫階級の乗り物といえばそれは馬車だった。

 

この馬車は、轅(ながえ)という部品で車体と馬を繋いでいたので、客を帰したくないと思えば、

何食わぬ顔で轅を外し、どこかに隠してしまえば、馬と車体を繋げる事が出来ず帰れないという事になった。

 

底意地が悪い人になると轅を叩き折ったり、井戸に放り込んで取れなくしたらしい。

今風に言えば、タイヤにロックされるか、パンクさせられるような感覚だね。

 

前回記事:今日のkawauso26「司馬懿が褒めまくる荀彧」

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき