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しかし、塩なしに戦国武将は戦えない
ですが、仮に上杉謙信が塩分の取り過ぎは体に悪いと知っていても、やはり塩分過多は止められないかも知れません。何故なら、戦国大名である上杉謙信は頻繁に遠征を繰り返し、1日に何十キロも移動して暮らしていたからです。
長距離移動と筋骨労働で体内から流れ出した塩分を補う為に、当時の兵士は味噌等から絶えず塩分を補給しないといけませんでした。現代人のように、1日6g程度の塩の摂取量では戦国大名の上杉謙信は、とても戦う事は出来なかったのでしょう。
戦国時代ライターkawausoの独り言
今回は上杉謙信の死因について考えてみました。糖尿病は、それだけで死ぬ病気ではないので、甘く見られがちですが放置すると血管がボロボロになり、古いゴムホースのように固くなります。
また、血管は悲しいかな、一度ボロボロになると、二度と再生できない器官なのです。上杉謙信も糖尿病を放置した結果、血管がボロボロになり中風を発症し、その後脳溢血を起こして、49歳で死んでしまったのではないかと思います。
参考:Wikipedia
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