今日のkawauso34「仕事が無くなるデメリット」

2020年9月16日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし李豊と張緝

 

三国志の武将にとって娘が天子の皇后になるのは、この上ない名誉だが、それはプラス面だけでもないみたいだ。

正史三国志の張緝(ちょうしゅう)伝が引く魏略によると、娘を皇后にやってしまう弊害が書かれている。

 

 

張緝は、金銭面ではケチな性格で東莞太守として、権勢を奮っていたが娘が皇后になったことで、

慣例により郡太守の任務を解かれてしまった為、自邸において落ち着かない様子であったという。

その後、張緝は呉・蜀の情勢について何度か意見を具申した。

内容に納得がいかないkawauso様

 

魏では皇后を出すと、その父親は実務を離れる習慣があった事が分かる。

しかし、世の中には、仕事がある事が生き甲斐というような人物もいて、それが張緝のような存在だったのだろう。

張緝は司馬師を排除し、夏侯玄を大将軍にしようとする陰謀を画策したが、それが露見し投獄されて処刑された。

 

前回記事:今日のkawauso33「大昔の社会保障」

 

魏のマイナー武将列伝

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき