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この記事の目次
キングダム667話ネタバレ予想「昴が決闘を止め斬られる」
羌礼と羌瘣のバトルは、一進一退の凄惨なものになります。しかし、誰も立ち入れない戦いに昴が決然と割って入り、羌礼の剣で斬られます。
「仲間同士で殺し合うなんて、そんな掟は絶対におかしいよ。そんな掟に縛られて、幸せになんてなれるわけがないじゃないか!」
弱者と見下していた昴の命を賭けた抗議に羌礼の心が激しく揺り動かされます。過日、忌まわしい記憶からゲベロベーしていた自分に声を掛けて労わってくれた昴。その昴を斬った自責の念で、羌礼は全身の震えが止まらなくなります。
こうして、戦意を喪失した羌礼に羌瘣が飛信隊で仲間の暖かさに触れて、憎悪と復讐に染まった心が溶けていった事を明かします。昴は重傷でしたが、幸い命に別状はなく、長期療養を余儀なくされるものの助かりました。
キングダム667話ネタバレ予想「羌瘣に助けられる」
蚩尤になった力で、羌瘣を圧倒的に追い詰める羌礼ですが、あまりにも力を解放しすぎた為に、副作用のゲベロベーが止まらなくなり、その場に倒れ込みます。
羌瘣は戦いを止め、自身もかなりのダメージがあるにもかかわらず、羌礼の治療に全力を尽くします。昏睡状態になった羌礼は精神世界で羌識に出会い、私を殺した事に縛られず、私の分まで本当に生きたいように生きて欲しいと伝えました。羌礼が目を覚ますと、そこには羌瘣ばかりではなく飛信隊の主要なメンバー全員の顔が揃い、安堵の表情を浮かべます。
「お前は大嫌いだけど、飛信隊に大きな貸しを作ったまま死なれちゃ後味が悪いからな」
干斗が羌礼に憎まれ口を叩きました。しばらく忘れていた、くすぐったいような懐かしい気持ちに羌礼は、どうして羌瘣がずっと飛信隊に在籍しているのか分かったような気がします。
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