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この記事の目次
キングダム711話ネタバレ「微妙な数」
そして、趙北東部の太原と宜安の中間地。
ここで秦北東部軍を待つ飛信隊は5万人に激減してしまった援軍を前に唖然とします。
同じ頃、閼与の王翦にも報告が入り、王翦も「5万」という数字に考えこんでいました。
さて、5万人の秦北東部軍を加えて、桓騎軍は再び会議を開きます。
突然の悲報に落胆する河了貂や壁、それに対し面目ないと頭を下げるしかない風范将軍。
それに対し「責めてはいない、あなたたちはよく来てくれた」と労う蒙恬。
河了趙は、このまま待てば、残りの十数万が立て直してやってくるかを風范に問いますが、寄せ集めの北東部軍ではすぐさま、出陣は無理だと回答されます。
キングダム711話ネタバレ「二者択一」
摩論も「そんな悠長な事は言っていられない。それが出来るなら我が軍は閼与で王翦軍が復活するまで待っていた方がマシだった」と返答します。
河了貂はここで、再び二択になったと告げます。
①北東部軍5万を加えてそのまま宜安を目指す
②一度閼与に戻り王翦軍を加えて再出発する
摩論は「よくしゃべる飛信隊軍師、河了貂さんの意見を聞きたい」と言いますが貂ちゃんは分からないと言い、蒙恬に意見を聞きたいと答えました。
5万の援軍は微妙で宜安攻略が出来なくはないけど、出来る確証もないので迷っていると本音を打ち明けます。
蒙恬の意見は、宜安一体の敵兵力は10万、秦軍は北東部軍を合わせて14万。
俺達が閼与を出てから増援したとしても1~2万が限度で戦えない数字ではないと答えます。
ここで副官愛閃が、鄴攻めに比べれば好条件と助言しました。
蒙恬は閼与に戻れば、趙がどれだけ国内の防備を固めるか分からないので、今攻め込んだ方が宜安攻略は難しくないと結論します。
愛閃も風范も壁も河了貂も蒙恬に賛同しました。
キングダム711話ネタバレ「話が都合良すぎる」
ここで摩論が
「一応、李信の意見も聞いておきましょう。どうせ、行くに決まっているだろーがと大声でおっしゃるのでしょうが、念の為」と李信に水を向けます。
李信は予想に反して「分からねえ」と答えました。
李信の言葉を計りかねる面々に対して李信はさらに「分からねェけどなにか妙だ。なんだか閼与あたりから都合がよくねェか?」と言います。
「何を言っているのですかね?都合はむしろ悪いでしょう」と呆れる摩論。
キングダム711話ネタバレ「敵の上を行って俺が勝つ」
ここでそれまで沈黙していた桓騎が口を開きます。
桓騎「フッ、ブルってるんならお前は帰れ元下僕」
李信「ビビっているとは言ってねぇ、だが、いつも以上に慎重に行かねェと危ねェ気がするって言ってんだ。あんたも何か感じねえのか?」
桓騎「感じているぜ、お前以上にな」
意外な桓騎の発言に「え?」となる摩論
桓騎「だから飛び込むんだよ。そういう所にあるものこそ手に入れる価値がある」
李信「桓騎」
桓騎「いつものことだ、何も変わってねェ。どんな仕込みがされてようがその上を行って最後は相手をぶっ殺して俺が勝つんだよ」
「さっさと出るぞ、ザコ助共が」