こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。
この記事の目次
キングダム714話ネタバレ「思いを力に」
自分達が趙の命運を背負うと聞いて一層緊張する趙の兵士ですが、李牧は「しかし」と続け
「遠い邯鄲や趙王室の事など考えなくていいから、自分達の父母や妻や子供を守る為に家族を守る為に侵略者である秦軍と戦うように呼び掛け、思いを力にして戦えば、趙北部が敗れる事は絶対にない」と断言します。
李牧のメッセージで一気に意気上がる趙兵、カイネもどさくさで私は李牧様を守ると叫んでいました。
李牧は、この半年間、趙北部が準備してきたのは今日のこの日のためであり、悪しき侵略者である秦、そして桓騎軍を、ここで葬る為だと叫びます。
趙兵たちは侵略者に死をと叫び、満を持して出陣の命令を受け、城内から出ていきました。
キングダム714話ネタバレ「14万対31万」
宜安から趙軍が出撃したと聞いて、飛信隊は驚いています。
どう考えても、自分達と同等か、それを下回る兵力しかないと見くびっていたからです。
一時は鋭い勘を見せた李信も、これで攻城戦の手間が省けると楽観的でした。
摩論も、これまで無抵抗で進んできた慢心で、趙北部はおバカの集まりと切り捨てて余裕です。
壁は敵軍の布陣が見えたので全軍を停止しますが、敵軍の数の多さに気が付きました。
蒙恬は、趙軍が有利な籠城戦を採用しなかった事を不思議に思いますが、正面ばかりではなく右も左も趙の軍勢に包囲された事を知って、嵌められた事に気が付きます。
もちろん飛信隊も、後方を除いて趙軍に三方を包囲された事に気が付きました。
総動員された趙北部の兵力31万、それに対し桓騎軍は14万です。
キングダム714話ネタバレ「お前達はハメられた!」
ここでようやく李牧の種明かし
自分達は半年前から秦軍が太行山脈を越えて攻めてくる事を見越して兵力の増強をしていたと告げます。
そして秦軍が引き返さないように、必要最小限度の兵力を残して秦の北東部軍を粉砕し、桓騎軍が閼与に戻って王翦と合流しないようにした。
つまり、秦軍は完全に李牧の情報統制に嵌められたという事です。
煽り:今まで苦杯をなめ続けてきた趙軍が李牧の返り咲きを経て逆襲に転じます。
さあ、桓騎はどこまで頑張る事ができるのか?
【次のページに続きます】