キングダム717話ネタバレ戦いは機動性だ!「優勢な場所」レビュー考察

2022年4月21日


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キングダム717話(1P目)

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム717話ネタバレ「笑う桓騎」

桓騎 キングダム

 

飛信隊が左翼の楽華軍と合流したと聞いた桓騎は面白そうな表情を浮かべます。桓騎は、軍団は総大将を守るべきという概念を持たない人なのでしょう。

 

姿をくらまそうと思えば、いつでも出来る自信がある桓騎からすれば、壁のような総大将への忠誠心はありがた迷惑で、そんな暇があればこの状態を切り抜けてみろと言い放ちそうです。

 

秦軍は正規軍なので、敵軍に包囲されると総大将を守らねばとスイッチが入り女王アリを兵隊アリが守るように対応しますが、桓騎はそういう発想ではないという事です。

 

はじめての諸子百家

 

 

 

キングダム717話ネタバレ「李牧と麃公」

函谷関

 

李信の動きを見ていた李牧は、まるで麃公(ひょうこう)と戦っているようだと感じます。理詰めで敵を罠に嵌める李牧が不得手とするのは直感で罠を見破る本能型の将軍でした。

 

はるか以前の合従軍編では、函谷関を迂回して咸陽を突こうとした李牧の秘策を麃公が見破って咸陽救援に向い、咸陽を落とす千載一遇のチャンスを逃しています。

 

完璧に見える李牧の詰み将棋も、些細な予想外から綻びが生まれ、やがて破綻する。李信は、本能的にそれを知っているのでしょう。

 

合従軍編では龐煖(ほうけん)という切り札があった李牧ですが、今回はいかなる切り札を第二の麃公、李信にぶつけてくるのか…楽しみです。

 

戦国策

 

 

 

キングダム717話ネタバレ「すり潰す李牧」

李牧

 

ただし、飛信隊が楽華軍と合流した所で、大勢には変化がありません。兵力は31万対14万のままです。むしろ、飛信隊が右翼の防衛から抜けた事で、趙軍が無傷の桓騎軍に襲い掛かるチャンスが生まれ、李牧は当然、そのように指示を出します。

 

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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