大人気春秋戦国時代漫画キングダム。
今回は楽彰の一撃で落馬しトドメかと思われた蒙恬が構わずに前進せよと命じた愛閃に救われれる所からです。
歴史上、蒙恬の死は随分先なので死なないだろうなーとは思っていましたが、呂不韋も替え玉で延命させる作者なのでファースト蒙恬は死んだ事にして蒙恬マークⅡとも限らないのですが、ともかく蒙恬は窮地を脱しました。
それでは行ってみよう、キングダム721話がキターーーーー!!
※こちらの記事にはキングダム721話のネタバレが含まれます。
この記事の目次
キングダム721話ネタバレ「即死はしないが危ない蒙恬」
蒙恬が斬られて落馬し、一斉に驚く飛信隊と楽華軍の面々。それにしても李信の位置から混戦しているはずの蒙恬の様子が見えるのか?
などと野暮な詮索はやめましょう。王道バトル漫画です!
しかし、剣が邪魔して深さは足りなかった模様で楽彰は「トドメを刺せ」と部下に命じます。蒙恬を守ろうと次々と青歌兵の槍に突き刺されて死んでいく哀しき楽華軍の騎兵。李信も叫びますが、どうも姿は見えてもすぐには助けにいける距離ではない模様です。
キングダム721話ネタバレ「ナイト愛閃副長颯爽と登場」
そこに登場したのがヒロイン蒙恬を救出するナイト愛閃副長でした。こちらも1人で戻ってきて、脇腹を青歌兵に刺された利でやばくなりますが愛閃直属の騎兵も駆けつけて、蒙恬は窮地を脱します。
愛閃は小柄な蒙恬をお姫様抱っこで完全に二枚目ヒーローです。これは蒙恬、キングダムのヒロインランキング急上昇かも知れません。
キングダム721話ネタバレ「回想シーン蒙恬と愛閃」
蒙恬からどんな事があっても中央突破するように指示を受けていた愛閃ですが、どうして戻って来たのか?
これは、「やーい!やーい!蒙恬と愛閃があっちっち~」なのか?
21世紀の今、それでも全然いいんですが、どうも真の理由はそうではなく愛閃にはどうしても蒙恬を守りたい気持ちがあるようです。
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム721話ネタバレ「I Was Born To Love You」
ここで場面は転換し回想シーンです。大体、キングダムでこういうのが出ると誰かキャラが死ぬんですけど、今回は死ぬ前なのでセーフかも知れません。
昔から愛閃は蒙恬の父である蒙武の配下として戦っていました。蒙武といえばキングダムファンなら説明不要、筋肉は人を裏切らない!筋肉は計略を超えると豪語し、お肉の力で六大将軍の地位を勝ち取った中華一のマッスルヒーターです。
いや、ここまで来るとマッスルヒーハーとも言えそうですね。マッスルヒャッハー?なにそれ!
それはともかく、マッスルヒーター蒙武の戦い方はかなり過激。多少の犠牲が出ても圧倒的な武力を見せつけて勝てば良しという大雑把なモノ。最近、桓騎の虐殺で命の重さについてコンプラが厳しくなっている秦ではボチボチ問題になりそうな脳筋人物。
もちろん、そんな将軍の下で同じくマッスルヒーターたちは、毎日死ぬかも知れない思いをしているわけです。幼い蒙恬は、そんな筋肉お化けの野望に搾取される兵士たちの元にいき、労う言葉をかけたり、蒙武の事をよろしく頼むとお願いして回っていたのです。
愛閃は、そんな幼い頃から聡明な蒙恬を見て感銘を受け、(筋肉お化けの為には死ねないが蒙恬のためには死ねる)と誓ったのでした。そんな蒙恬への恋愛にも似た感情を持っている時に、まさに楽華軍が創設され、愛閃は自ら蒙武軍を辞めて楽華軍に入ってきたと白状しました。
これは、まさにQUEENのI Was Born To Love Youでしょう。
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