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三国志を熟知したエピソード
三国志は日中で基本的なあらすじを知る人が多いので本編を逸脱しても三国志作品として成立します。それは素晴らしいですが弊害として名前だけ借りて表面だけで勝負する作品が多いのも事実です。
当初、パリピ孔明がイロモノ扱いされて前評判が低かったのも孔明の名前だけ借りて、三国志をダシにしたんでしょ?という冷ややかな目線があったからでした。
しかし、予想に反し原作者の四葉夕卜は、ガチの三国志勢で漫画の中には、三国志に題材をとった逸話が多く入っています。中国人ネット民はそんな逸話を時に目をウルウルさせて見たそうです。
すでに著作権は消滅しているとはいえ、三国志は中国人の歴史で諸葛孔明は中国人の先人ですから、三国志に敬意をもっている原作者がパリピ孔明を書いているというのは好感度が上がる話なのです。
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中国サイトではパリピ孔明が8点台の高評価
中国のサイトでは、10点評価の中の8.7を獲得しているパリピ孔明。通常7以上が良作で9になると神作とされている中で8.7はかなりの高評価です。
賛否では肯定8割に対し否定2割と肯定的にとらえている人が圧倒的でした。アニメ第一期のパリピ孔明が終わった時点でも8点台がついているので、アニメについては、大成功と言っていいのではないでしょうか?
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三国志ライターkawausoの独り言
パリピ孔明では、3世紀の人物である諸葛孔明が21世紀の文明の利器、スマホなどにあっという間に順応するのが早すぎないと疑問視する声もありましたが、そこは天才軍師孔明なので、なんとなく納得できるという声が多いようです。
天才軍師と忠義の人、日中での諸葛孔明像は少し違いますが、それがパリピ孔明で上手く結びつけられたのもアニメヒットの要因かも知れませんね。
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