♪俺たちゃハダカがユニフォームとは大昔のアニメ「アパッチ野球軍」の曲ですが三国志の時代には、ハダカならぬフンドシがユニフォームの職業がありました。その職業とは、肉屋、ミュージシャン、料理人、居酒屋店主です。
儒教全盛時代の諸事情
しかし、儒教全盛の時代、人前でハダカをさらすのは不名誉な事でしたのに、なんで彼らはフンドシ姿だったのでしょうか?
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なぜ三国志時代のミュージシャンや料理人はフンドシ姿なの?
さて、どうして、ミュージシャンや料理人、居酒屋店主、肉屋がフンドシ姿だったのでしょうか?理由は当時の人々が下着をはく習慣が無かったからです。当時は足元まであるワンピースの下に袴と呼ばれるズボンをはいていました。この袴、排泄がしやすいように股間に切れ目があるのですが、ワンピースを上から着ているので、通常は股間が露出する事はありません。
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全身を動かして汗をかく職人たち
しかし、全身を動かして汗をかく仕事の場合、暑くてワンピースを脱ぐ事があります。ところが下着をはいてないので、時々袴の切れ目からドイツの料理がこんにちわする事がありました。こうなるとハダカが恥ずかしいというレベルではありません。ワイチン罪です。
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三国志ライターkawausoの独り言
そこで、肉体労働をする職種は、最初からフンドシ一丁で仕事をしていたのです。一見、ハレンチに見えるフンドシ一丁は、実はTPOを弁えた行動でした。
参考:古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで/71ページ /中央公論新社/柿沼陽平/2021年12月25日三版/
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