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三国志の英傑の一人である劉備。曹操から「天下に君と余こそが英雄!」とまで言われた人物でもあるため、ある種、曹操の人材センターに引っかかるほどの人物であったことは間違いないでしょう。そんな劉備を四文字で……ではなく、今回のアンケートでは「劉備を三文字で表すなら?」
三国志にちなんで三文字で表現して見たいと思います。
恩知不
「裏切王。生涯裏切りを繰り返しながら、とうとう最後まで殺されずに天寿を全う(病死)した」
「要領良」
引用元:はじめての三国志TV
コメントにもありますが、劉備はイメージとはまた違い、あっちにいって、こっちにいってを繰り返していた人物。しかしそれは後世から歴史を見たから良く分かる訳で、当時としては劉備に裏切り、のイメージはそこまで付いていなかったと思われます。
それは劉備の根回しの上手さか、立ち回りの上手さか、それとも要領がとてつもなく良かったからか。という訳でここでこちらのコメントをご紹介させて頂きました。
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桃長兄
こちらではコメントは見受けられませんでしたね。しかし劉備と言えば、関羽と張飛。関羽と張飛が劉備に並ぶと言えば、桃園の誓いでしょう!
桃の花が咲き誇る中での宴、そこで出会った三人の英雄。ここで杯を交わし、義兄弟の契りを交わし、そして願わくば……同じ時に死を。残念ながらこの願いは完全には叶うことはなかったとはいえ、喜びとドキドキ、そしてどこか先を知る者のもの悲しさも今では覚える場面ですね。
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大耳児
「耳たぶが肩に付く位デカかったという逸話(?)の他に『腕がめちゃ長かった(要約』というのもあったと思いますので、その他の『怠死無(ダルシム)』でお願いします)
引用元:はじめての三国志TV
さて劉備と言えば、コメントにもありますように何とも奇々怪々な容姿をしていた……ということでも有名な人物。そこからやってきたのが大耳児……に対して、エピソードを踏襲しつつ更に面白さをミックスしてくれていたコメントがこちら!文字の並びから読みまで笑ってしまった逸品です。実に秀逸で、暫く脳内から離れそうにない三文字ですね!
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脾肉君
「腕も長かったらしいね 俺らは脾肉に入れた 親に次ぐ世話になっているのに皮肉を言う」
引用元:はじめての三国志TV
劉備と言えば、暫く戦から離れている内に、ある日腿に贅肉が付いてきてしまっていることに気付いたエピソードもまた有名です。年を取り、贅肉が付いてきて、なお何も成し遂げていない……これぞ髀肉之嘆。コメントでは更に皮肉もかけていて、こちらもお上手なコメントでした。
筆者も呂布の捕縛の際に、劉備の「丁原と董卓の件をお忘れですか」と言った……自分も裏切られたからこそこれが出たんだろうな……という、あの瞬間が好きなので、皮肉君派ですね。
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その他
「高祖もしくは小劉邦かな。劉備の人気の背後には当然劉邦の再来説があったはず。まあ中華統一は無理だったけど、なんちゃって皇帝にはなれたわけだからね」
「どちらかと言えば、水滸伝風に、小劉邦と言う感じかな?」
引用元:はじめての三国志TV
水滸伝と言えば、三国志、というよりも三国志演義でのネタを多く取り込んでいるのが有名ですね。その中には病関索やら豹子頭やら、そのままズバリ美髯公というあだ名も出てきます。それにかけて、また劉備が高祖・劉邦の末裔(自称)であることも含め、小劉邦とは中々に良い三文字ではないでしょうか。これはこのまま何かの物語で使っても面白い呼び名だと思いました!
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では最後にこちらのコメントを一部抜粋させて頂きます。
「あっ!水的夫だ!」
引用元:はじめての三国志TV
水魚の交わり、劉備と諸葛亮の関係を表す言葉で有名ですが、こちらのコメントでは横山三国志でのやり取りを踏襲しつつ、この三文字を並べてコメントして下さっていました。コメントを読んでいて、懐かしさに胸が熱くなり、ここで一部のみご紹介させて頂きます。あの関羽と張飛のやり取り、記憶に残りますよね。
今回は劉備への三文字でしたが、中々皆さん面白いコメントをありがとうございます。今後もはじ三を、どうぞよろしくお願いします、どぼーん。
引用元:はじめての三国志TV
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