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【真田丸最終回記念】真田信繁はどのようにして家康本陣へ攻撃を仕掛けたのか?

2016年12月18日


 

真田丸

 

大河ドラマ真田丸も一年間の放映も残すところ後一話になりました。

今回は真田信繁の最後を飾る大阪夏の陣での戦い方についてご紹介すると共に、

信繁が最終回でどのような戦いぶりを行うのか予想もしていきたいと思います。

今までと違った大河ドラマを演じた「真田丸」。

最後はどのようにして真田信繁を活躍させることになるのでしょうか。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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真田丸における徳川迎撃作戦は瓦解

真田丸

 

真田丸では大阪の夏の陣の初戦は五人衆(後藤又兵衛(ごとうまたべえ)、

長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)、毛利勝永(もうりかつなが)、明石全登(あかしたけのり))らが

考えた作戦+信繁が付け足した作戦によって徳川家康率いる幕府軍の迎撃作戦を実行。

しかし徳川軍に彼らの作戦が筒抜けであったことが災いして、

後藤又兵衛が伊達政宗軍に敗北して討ち死に。

また別方面で徳川軍を迎撃することになっていた長宗我部盛親、

木村重成も討ち死にしてしまいます。

この為信繁や他の諸将は、

徳川軍の諸将と激戦を繰り広げながらなんとか大阪城へ退却することになります。

 

信繁最後の策とは?

真田丸

 

さて上記は真田丸の先週のお話です。

次回は最終回となるのですが、ここでは信繁がとった最後の策をご紹介したいと思います。

真田信繁が徳川幕府軍に対して行った最後の策は、

全軍総出で徳川軍に真正面から一斉攻撃をする作戦です。

しかしただ全軍で真正面から徳川幕府軍を迎え撃っても数で劣っている豊臣軍に

勝ち目はありません。

そこで信繁は豊臣軍の徳川幕府軍の注意を前面に引きつけている間に、

明石全登を船場と言われている場所から幕府軍の視界に入らない浜道を一気に突っ走って、

家康本隊が布陣している本陣へ南から攻撃を仕掛ける作戦でした。

この作戦を成功させるためには全軍で徳川本陣へ向けて突撃し、

明石隊と共同して南北から攻撃を仕掛けることが重要でした。

そして信繁はこの迎撃作戦の他にもうひとつの秘策がありました。

 

秀頼の出陣による徳川軍の動揺を誘う

 

徳川幕府軍には豊臣家に恩を受けた大名家が参加していました。

そこで信繁は豊臣秀頼(とよとみひでより)を戦陣へ参加させることによって豊臣軍全軍の士気を

向上させる狙いと

徳川軍に参加している豊臣恩顧の大名たちを動揺させる二つの狙いがありました。

この作戦を実行し徳川軍が動揺している隙をついて、

豊臣全軍で徳川家康本陣へ攻撃を仕掛ければ、

数において劣勢であっても徳川軍に勝利をすることが可能であると信繁は考えておりました。

 

信繁の策はすべて瓦解する

信繁が考えていた作戦は結果として瓦解することになります。

豊臣秀頼は出陣の時刻になっても大阪城から出陣することありませんでした。

また戦いにも信繁が指示したように一斉攻撃を行うような状態ではなく、

諸隊が個々で徳川軍へ攻撃を仕掛けてしまいます。

こうして信繁が考えていた勝利の策は一気に瓦解してしまいます。

信繁は自らの作戦が瓦解したことを知ると軍扇を地面に叩きつけて

「私が考えた作戦は無くなってしまった。

こうなれば家康の陣へ突撃して華々しく散るのみだ」と周りに言います。

そして信繁は赤備えの真田隊へ徳川本陣へ突撃する号令をかけて、

全軍で攻撃を仕掛けます。

この時信繁の軍勢は数万の徳川軍を打ち破って徳川家康の本陣へ到達。

そして徳川軍の旗本勢を蹴散らしながら家康を探しますが、

家康を見つけることは出来ませんでした。

 

真田丸では上記の作戦が実行されるのではないか:レンの予想

真田幸村&張遼

 

真田丸は今までの大河ドラマと違うため、後藤又兵衛や木村重成の戦いなどもマッハで

終了してしまいます。

マッハで終わった理由は信繁が関係していない戦いであったためと考えれます。

レンとしてはもう少し又兵衛や重成の戦いを長くして欲しかったところですが・・・・。

さて大河ドラマ真田丸の最後を飾る大阪夏の陣のクライマックスである信繁の作戦は、

ある程度実行されるのではないかと考えます。

まず秀頼が出陣して、徳川軍に動揺を来たしたところを信繁率いる真田の赤備えが突撃する

様子などは視聴率が上がる最高のシチュエーションだと思います。

そして信繁が徳川本陣へ突撃した所で家康へ一撃を加える場面などを追加すれば、

一気に視聴者は興奮すること間違えないでしょう。

 

戦国史ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

信繁は徳川本陣へ突撃を三回ほど繰り返しますが、家康を見つけることができずにそのまま撤退。

その後信繁は突撃する間に陣取っていた茶臼山の北側にある安居神社(やすいじんじゃ)で、

討ち取られてしまいます。

しかし真田丸では果たして信繁は討ち取られるのでしょうか。

サスケあたりが信繁を上手く逃がして、兄である信之の下へ連れて行きそうな気がします。

もしくは自らの妻を預けた伊達政宗の陣へ連れて行きそうな気がしませんか。

それとも史実通り信繁は討ち死にしてしまうのでしょうか。

こればかりは今までの大河ドラマと違うためどのような終わり方をするのかまるっきりわかりません。

ですので真田丸の最終回の放送をみて信繁がどのような最後を迎える事になるのか、

自らの目で確かめてみてはいかがでしょうか。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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