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キングダム576話最新ネタバレ「王翦の下知」レビュー

2018年10月18日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、575話では王翦(おうせん)の命令無きまま、なし崩しで始まった右翼の戦いで話が終了しました。

右翼の大将である亜光(あこう)が負傷したまま、趙軍相手に奮戦する信、そして王賁(おうほん)このまま、王翦の命令はこないままなのでしょうか?

そして、大将不在の右翼はこれからどうなるのか、早速、レビューしてみましょう。

 

※この記事はキングダム576話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム576話最新ネタバレ「10回目の日没」

 

亜光将軍が天幕の中で包帯を巻かれ寝ています。

やはり堯雲(ぎょううん)の一撃は強力で、おそらく頭にかなりのダメージがあるのでしょう。

 

朱海平原に10回目の夕陽が落ち、(しかばね)の海を夜の闇が包みます。

 

10日目も何とか生き残った信が戦場に立ち尽くします。

 

それを見た飛信隊の兵士達が信に声を掛けました。

 

堯雲は、その様子を遠目で見ていますが、「退くぞォ」の掛け声の共に堯雲軍は続々と駐屯地に向かって引き上げていきます。

それを見た、趙峩龍(ちょうがりゅう)馬南慈(ばなんじ)、それに大将を討たれた岳嬰(がくえい)の軍勢も退却しました。

 

亜光の負傷により、左翼の麻紘軍のように瓦解が心配された右翼ですがむしろ、亜光の負傷が右翼の将兵の士気を高めました。

それには、飛信隊や玉鳳隊(ぎょくほうたい)の奮戦もありましたが、それ以上に、大将が不在の今、「俺達が頑張らねば」という意地が

右翼の士気を支えたようです。

さすが王翦の第一軍団という所ですね。

 
 

 

キングダム576話最新ネタバレ仕切り屋テンちゃんvs王賁

 

場面がかわり、ここは秦軍右翼の野営です。

ここでは、王賁や信、河了貂(かりょうてん)等が今後を話し合っています。

 

河了貂「たしかに今日の亜光軍の戦いは立派だった

そこは涙が出そうだよ。

だけど、明日以降も同じようにいくとは正直思えないよ

兵士、一人、一人が無理しているのは間違いないし

大将不在のままなんて、そんな戦い方が長く続く筈がない

趙だって、今日は気を吐いた亜光軍の様子を見た形だけど

明日は本腰を入れてくるかも知れないし

 

昨夜は、もう今日をしのぐことしか考えられなかったけど

今晩は、これからどうやって戦って活路を開くのかを・・」

 

 

 

王賁「やかましいぞ軍師もどき、

お前が仕切るなと言ったはずだ」

 

長い上にネガティブで、周辺を仕切るテンちゃんに王賁の怒りが爆発します。

あと、関係ないですけどテンちゃんの顔、時々、室井佑月(むろいゆづき)に似てません?

 

河了貂「じゃあ、一体、誰が仕切るっていうんだよ!」

 

言い返された王賁と亜光軍は沈黙します。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム576話最新ネタバレ 亜光兵の願い・・

 

沈黙を破り、亜光の兵が口を開きます。

 

亜光兵A「我々は、いついかなる状況に陥ろうと士気を下げず

常に全力を出し切るよう亜光様から練兵されてきた

亜光様不在であろうと明日以降も同様に戦う全兵士がそう思っている」

 

亜光兵B「だが、実際は明日は飛信隊の軍師の言うように

今日ほどの強さは示せぬだろう・・

亜光様不在という異常事態に心が揺るがぬ兵など一人もいない!

いるはずがない」

 

亜光兵C「我々には、この右翼には新しい将が必要だ

若君、亜光様に代わり、この軍のいや、右翼全体の将となり

指揮を執って頂けませぬか!」

 

でました!王翦軍特有の「若様、一つお願い致します」です。

 

信「なっ!何でお前らそうなんだよ麻紘軍といい・・

てか、いい加減、お前達の中にもいるだろうが将校ってのは」

 

蒙恬(もうてん)に続いて王賁にも先を越されそうになり、

信は内心穏やかではありません。

 

亜光兵A「今日までの戦いぶりをみても、三年前のチョウヨウの戦い

あの魏火龍との大戦でも若君の策で勝利に至った事は伝わっている

それ以上の策士にして将は我らの中には見つからぬ」

 

亜光兵B「それに左翼の将となった蒙恬と王賁様とでは、

我々にとっては大きく意味が異なる」

 

亜光兵C「王翦様の嫡男である賁様が、我らの将を務める事が

どれほど嬉しい事か・・

今、この苦境を打破し、勝利に導けるのは、若君王賁様だけです」

 

番陽(ばんよう)が爆泣き(笑)

 

王賁「勝手に盛り上がるな、右の将交替は大将王翦が決める事だ」

 

一応、クールに王賁ファンをあしらう王賁

 

亜光兵「はい、もちろんです、ですから、すでに連名で

将を賁様に変える要請を本陣に送ってあります!」

 

信「なにい!勝手な事すんじゃねえ」

 

関常(かんじょう)(いや、お前には関係ないし・・)

 

※いやいやいや、それは信じゃなくても異論ありまくりでしょうよ。

少しは、ボスの亜光が回復する方に期待をかけようよ

死んだわけじゃないんだから、目を覚まして回復するかもだよ?

それに、それにだよ、王賁に承諾を得る前に兵卒が揃って

「ウチのボス、もうポンコツなんで若様に変えてもらえますか?」

こんな文書を本営に送るなんて、越権行為が激しすぎない

亜光軍って、ボスの亜光以外は若様親衛隊になってるよ!

 

しかも、こう言われた王賁、部下の越権行為を少しも咎めず、、

「ま、総大将が決めたんならネ・・」とまんざらでもない様子

いや、亜光軍と王賁、絶対、おかしいデスヨ?

 

 

キングダム576話最新ネタバレ 王翦の下知

 

ほどなくして、王翦の中央軍から直令がやってきます。

 

伝令「王翦様より伝令です

将、亜光不在の中、右翼の奮戦心から感謝する。

だが、明日は敵もさらなる攻めに出てくると思われる

故に・・・故に、このまま士気を下げず一層奮戦すべし 以上」

 

亜光軍一同「!?」

 

亜光兵「何っ、以上だと!将交代の話は・・・・

賁様を将に据える話はどうなった」

 

伝令「わっ、わかりません

王翦様は、それ以上は何も・・」

 

王賁「騒ぐな!現状のままで戦えというのが総大将の命令だ

右翼は従うまでだ、各自、本陣に戻り明日の戦略を考えろ」

 

亜光兵「そんなバカな、何をお考えなのだ王翦様は・・」

   

 

キングダム576話最新ネタバレ 信は見た?王賁の秘密

 

ここで、場面は転換し恒例、信&テンちゃんの愚痴(ぐち)タイムです。

 

河了貂「本当、何を考えているんだ王翦将軍は」

 

信「テン、やっぱちょっとおかしいよな、王翦将軍の今回のは」

 

河了貂「ああ、おかしすぎる左翼はあっさり蒙恬に代えておいてこっちは代えないなんて

ムカつくヤツだけど正直、王賁の才は蒙恬と同等か、それ以上だ

しかも、王賁は今、亜光軍全兵から望まれてる誰がどう考えたって王賁を右翼の将に

()えた方がいいに決まっている」

 

河了貂「王翦将軍は本当に右を重要視していないかもしれない、でも、だとしたら大バカだ」

 

はい、出ました、テンちゃんの罵詈雑言(ばりぞうごん)、とうとう王翦をバカ呼ばわりです。

でも、こういう思った事を素直に口に出す所が、テンちゃんの魅力だと思うのですけどね

 

ここで信、体が冷えたのか小便と告げて横道に逸れます。

 

信(そういや、、、前から変だあの二人、蒙恬と蒙武(もうぶ)が相性が悪いのは何となくわかるが、、

だが、王翦と王賁は何かそれとは全く違う感じがする)

 

(よくわからねえが、そんなんで今、おかしな感じになってんなら、何とかしろって直接あいつに・・)

 

信が歩いていく先で、番陽と関常が話をしています。

 

関常「さすがに此度の采配は理屈にあわぬ

やはりこれは、ただの父子(おやこ)確執(かくしつ)ではない」

 

番陽「言うな関常・・・」

 

関常「ここまでくると、一部だけ噂されていることが

無視できなくなってくるぞ、、

賁様も自分で疑われていることに気づいている節もある」

 

番陽「やめろ関常」

 

関常「王翦様は、今でも賁様が自分の本当の子ではないと

疑っている・・・」

 

番陽「関常!!」

 

信「え!?」

 

煽り:往年の赤いシリーズか?まさかの王賁が王翦の実の子ではない疑惑

しかも、それを聴いてしまった信、一体、これからどうなる?

戦の最中に、ドロドロの父子喧嘩などしている場合じゃないぞ!!

以下、愛憎のキングダム577話に続く

 

キングダム577話ネタバレ予想

 

いやいや、、幾らなんでも、ここから王賁と王翦のドロドロ愛憎はないです。

キングダムって、時々、こうしてブラフを仕込んで、もしや王翦の仕打ちは、

王賁を愛していないからでは?と引っ張るんです。

 

単純に王翦は、すでに本営になく、指示はあらかじめ影武者に頼んでいるのです。

あの人、仮面ですからね、同じような背格好であれば偽物とは思わないでしょ?

でも、将軍交代の権限までは影武者は持たないので、聴いていながら無視した、

それだけの事だと思いますよ。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

じゃあ、王翦は王賁に何を望んでいるのか?

kawausoが考えるに、王翦は指示待ちではなく、自律的に戦える将軍を求めているのだと思います。

蒙恬に対しては他人ですし、本営にいましたので自ら指示を出しましたが、

自分の後継者である王賁に対しては、必要だと思うなら自ら仮将軍にでもなんでもなり、右翼を引っ張れと期待しているのだと思います。

実際に亜光軍の兵士は全て、若様親衛隊になっていますしね。

王賁も、これまで、命令違反しつつも結果を出しているので、そういう負けん気を発揮せよと王翦は言いたいのでしょう。

 

次回記事:キングダム577話最新ネタバレ予想王賁は王翦の子じゃないの?

 

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kawauso編集長

kawauso編集長です。 はじ三の中の人です。 様々なトピックを立てますが 盛り上がらない時には ごめんね。 大体、咬まないので 気軽にからんでもらえると 嬉しいです。

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