大人気春秋戦国時代漫画キングダム、598話では趙峩龍の胴体を信の矛が貫きました。
まだ、死亡認定は出ていませんが、さすがに胴を矛が貫通すれば死ぬでしょう。
そうとなれば、次の敵は趙峩龍の片割れで藺相如の武と呼ばれた堯雲です。
しかし、あの男、本当に信と一戦を交えるのでしょうか?
今回は堯雲が戦うのかどうかについて考えてみます。
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この記事の目次
キングダム599話ネタバレ予想「右腕が死んでる堯雲は信と戦えるか?」
堯雲の強さは朱海平原の戦いの初戦から折紙つきでした。
信が一撃を受けて落馬しそうになり、王賁は脳天に一撃を受けて昏倒してしまい亜光も一撃で昏睡状態になり、虞寧は胴から
チョンパされてしまいました。
しかし、それもこれも、堯雲が両手を使えればこその話で、右腕が紫色に変色し、下手をすると腐ってんじゃないの?という中で
信相手に互角の戦いが出来るのでしょうか?
片腕で戦ったといえば、懐かしい蒙驁将軍が廉頗に挑んだ時ですが、結局、片腕を吹き飛ばされた後は廉頗に太刀打ちできませんでした。
特に、槍や矛のような長柄の武器は両手持ちの武器なので、片腕では威力半減を避けられないでしょう。
もっともキングダムにはお得意の超回復という裏技があるので、次週では紫に変色していた堯雲の右腕が何事も無かったように回復して
信と死闘を繰り広げている可能性もありますが、あれだけ負傷した右腕を強調しておいて、それをやったらさすがにいくら漫画でも
反則というものでしょう。
キングダム599話ネタバレ予想「堯雲が武器を替えて挑む」
あくまでも堯雲が戦う前提で考えると、もう槍のような長柄兵器は使えないでしょう。
そこで予想できるのが片腕で扱える剣や飛び道具を多用する手です。剣ならば片手でも振り回せますし、王騎の矛の柄を叩き切る荒業も
あるかも知れません。
または飛び道具の石礫や、口に含む針のような暗器を使えば、趙峩龍戦で疲労している信が避け損ねて大ダメージを受ける可能性もあります。
ただ、剣まではいいとして、含み針や暗器だと趙峩龍のダーティーさが、堯雲にまで伝染し二人揃って卑怯者コンビという事になります。
趙峩龍をあそこまでしつこくねちっこい男に描いたのですから、堯雲までそうするとは、正直思えないですね。
ただ、堯雲のような大男がチマチマと暗器で攻撃を仕掛けるのは、漫画的にはインパクトが強い絵顔になるかも知れません。
キングダム599話ネタバレ予想「堯雲が戦わない」
趙峩龍の最期の言葉を見ると、堯雲は藺相如の二つ目の予言を覚えている可能性があります。
趙峩龍への第一の遺言が、「中華を統一しそうな剣が他国に出現したら全力を尽くして殺せ」だったわけですから、
堯雲には反対の遺言が出たかも知れません。
それだと藺相如は「中華を統一しそうな剣が出現したら統一に手を貸せ」と遺言を残した可能性もあります。
こうなると、堯雲は戦うどころか信の軍門に屈してしまい、秦将堯雲になってしまうドンデン返しになります。
キングダムの漫画史上、完全なる敵が寝返って秦に味方したケースはないのでもし堯雲が寝返れば、それはそれで面白い展開になりますね。
最初は敵だった犬戎族がロゾと三首領は欠けているとはいえ、楊端和に服してしまったのを見ると、堯雲降伏説は全くないとは
言い切れないです。
問題は堯雲が秦将になったとしても、どこで活躍させるのか?
オリジナル将軍を大活躍させる史実の抜けがどこかにあるのか、それとも、次の戦いであっさり死ぬまでのワンポイントリリーフか?
この辺りが堯雲降伏説の肝になります。
キングダム599話ネタバレ予想「少し戦った上で自殺」
堯雲は片腕で信と互角に戦うのは無理があるので、ある程度信と良い勝負をした後信に中華統一の器量がある事を認識し、
途中で信に背を向けます。
そして、逃げるかと思いきや、単騎で王翦と李牧が対峙する朱海平原の真ん中で
「もはや血を流す時は過ぎた中華統一の剣は秦に現れたり」と叫び自分の命と引き換えに、無益な戦争を終結させよと言い残し
剣で自分の首を飛ばし朱海平原の草原の中に堯雲の首が落下します。
趙軍の方は、堯雲が乱心したものと考えてにらみ合いを続けますが、そこに鄴城が陥落したという一報がもたらされます。
まるで全てが予定されていたように戦場が動き、李牧は敗北を認めて王翦との和議に応じ、鄴を明け渡して邯鄲に去って行くのです。
趙峩龍、堯雲に中華統一の剣と持ち上げられた信は岳嬰、趙峩龍、堯雲の三将軍を斬った秦国随一の将軍として
論功行賞第一位の将軍の栄誉に輝きます。
キングダム599話ネタバレ予想「堯雲が覚醒により狂戦士になる」
ずっと藺相如の遺言はメッセージだと思ってきましたが、実際には何らかの呪文であるかもしれません。
例えば、その藺相如の呪文を唱えると死んでいる右腕がよみがえり筋力が増強される代わりに、理性を失い狂戦士となり
しかも数時間で死ぬという縛りがあるというのはどうでしょう。
ぶっちゃけると龐煖が二人になるという事ですが、この覚醒堯雲は、本能で強者を探し求めて無暗に戦いを挑むので
真っ先に信が狙われ、再びギリギリの展開が繰り返されます。
ただ、この展開だと龐煖が不必要になり出るタイミングを失います。
さらに自分の部下をバーサーカーにして自滅させ藺相如は一体何がやりたいの?という疑問が湧きます。
なので、予想しておいてなんですが堯雲が狂戦士になる可能性はゼロです。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
趙峩龍が戦死した今、藺相如の遺言を背負うもう一人の男、堯雲はどう動くのかここが今後の漫画を占うポイントになるかと思います。
回想シーンで王騎まで引っ張り出して、中華が一つになるまでの伏線を張ったので、堯雲の再登場で何らかのイベントが起きるとは思うのです。
藺相如と趙峩龍は李牧の配下でありながら、馬南慈と違い李牧とは距離がありそれが予想外の行動を産み出すのではないかと予想します。
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