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キングダム最新604話ネタバレ「李牧の戦術」レビュー

2019年6月20日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、待望の604話はなんと!戦いの主力を担うべき(しん)羌瘣(きょうかい)が疲れすぎていて力が出ないという展開です。

二人を休ませようと自ら飛信隊の前面に立つ我呂(がろ)岳雷(がくらい)飛麃隊(ひひょうたい)ですが、そこに信と王賁絶対殺すマン堯雲(ぎょううん)が出現します。

一方で、いよいよ李牧との直接対決に入った王翦ですが、李牧の陣形が読めずに大苦戦?気になるキングダム最新604話、いよいよレビュー開始です。

 

※この記事はキングダム604話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新604話ネタバレ「疲れまくっている信と羌瘣」

ボロボロになりながらも戦う信

 

第604話の冒頭は飛信隊の登場から始まります。

前回、馬南慈(ばなんじ)の命令を無視して前進した堯雲軍と趙峩龍(ちょうがりゅう)軍は、まっしぐらに飛信隊に集中攻撃を加えていました。

それに対して奮戦する飛信隊ですが、どういうわけか押し込まれています。

何故か?その理由は信と羌瘣(きょうかい)が戦いの冒頭からすでに体力の限界で昨日ほどの突破力を見せられないのです。

 

※そんなバカな、遥かにジジイの堯雲がピンピンしているのに、信と羌瘣が疲労Maxってありか?

しかも絶食状態だった今までと違い、昨日は馬肉鍋をたらふく食べていたじゃん!

もしやお前ら、馬肉で妙にムラムラして夜の合従軍(がっしょうぐん)をやっていたわけじゃ・・以下自粛

 

見かねた我呂や岳雷など飛麃隊が信や羌瘣の前面に立ちますが、こんなので本当に大丈夫なのか不安です。

 

 

 

キングダム最新604話ネタバレ「堯雲&十槍が信を襲う」

 

同じ頃、堯雲軍では偵察兵が飛麃隊の背後にいる信を発見します。

報告を受けた堯雲は再び、藺相如(りんそうじょ)の二つ目の遺言を思い出しました。

 

「よし、おどれらぁ、飛信隊、信のタマ取れやゴルァ!」

 

堯雲は最初に発見した信を討ち取る為に雷雲十槍を繰り出して突撃を開始します。

このままでは飛麃隊だけの奮戦では危ない、そう思った時に姿を現わしたのが王賁(おうほん)率いる玉鳳隊(ぎょくほうたい)でした。

 

「堯雲、ブッコロ!!」

 

玉鳳隊は、前の戦いで宮康を殺された恨みがあり、突破力は疲れ果てている飛信隊の比ではありません。

邪魔された形になった堯雲は、信より前に王賁を殺そうと対象を変更しました。

満身創痍で馬に乗るのもやっとと言われた王賁ですが、その瞳には炎が宿り巨人の星状態です。

 

もしかして思った以上に体力が戻っているのか?

それとも、堯雲を殺る一撃分の余力だけを持って挑んでいるのか?

どちらにせよ、堯雲と十五日目、最初にぶつかるのは王賁になりそうです。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム最新604話ネタバレ「李牧の大鶴陣の秘密が読めない王翦」

李牧

 

いよいよ李牧と正面から衝突している王翦軍ですが、王翦は未だ李牧が敷いた大鶴(だいかく)の陣形の秘密を見破れていません。

一度は倉央(そうおう)の蛇陣に翻弄されたかにみえた李牧中央軍ですが、今では完全に持ち直しています。

特に田里弥(でんりみ)は、李牧の中央軍に攻め寄せながら、どうして李牧軍に押されているのか理解不能な様子です。

 

傅抵(ふてい)「わかるか、愚かな奴らめ、お前らは今、危険な奴らと戦っているということを」

 

どうやら田里弥が戦っている部隊は李牧が直接鍛えた部隊で、その大鶴陣の弱点が分からない以上は勝てないという設定みたいです。

それに対し、王翦も最強の偵察隊を派遣します。どうやら李牧の大鶴陣の異様さに気がついたという事のようです。

 

煽り:なんとなく有利になったっぽい王翦軍ですが、どうやら李牧の陣形の弱点を見破れないと勝てないという事のようです。

今の所、その弱点が分からないという以上、王翦サイドが積極的に攻める目はあり得ず、

結局は夜の合従軍でお疲れかも知れない信と羌瘣がさっさと堯雲と龐煖(ほうけん)を撃破しない限り、突破口は開けないという事でしょうか?

またしても王翦、人フン頼みで静観の構えを取るのか?以下キングダム605話に続く!

 

 

キングダム605話予想

 

うーん、おっさんの堯雲が右腕使えない状態にも関わらず元気なのに、明らかに20代の信と羌瘣が疲労のせいで朝から動けないとは意表でした。

これも3日間の絶食状態のせいなら、まだ納得もいきますが、昨晩は、死んだ馬を潰して豪華に馬肉鍋を頬張っていた信や羌瘣が、

あさイチから疲れているというのは、どうなっているのでしょう。

 

もしかして、馬肉食べると力が出るまでには時間がかかるのか、、やっぱり昨晩、信と羌瘣が馬肉のせいでムラっときて夜の合従軍をしていたのか

まあ、こちらは冗談ですけど・・

ただ、信と羌瘣が疲労していたお陰で王賁は無理なく堯雲と戦う局面にすんなりと移動したので、これは自然な流れです。

 

もう一つは、李牧の大鶴陣でどうなのでしょう。

てっきり大鶴陣は鶴翼の陣と同じかと思いましたが違うのか?違うと見せかけておいて、実は同じなのか読者の皆さんはどう思いますか?

いずれにしろ、大鶴陣に隠された秘密が解けないと王翦も田里弥もこれ以上、李牧の陣形に踏み込む事は出来ないようです。

 

結局は、王翦と李牧の戦いも飛信隊の動向に合わせる形で進みそうです。

或いは王翦が独自に李牧の陣形の謎を見破るのか?ちょっと読めない状態が続きますね。

もしかすると、窮地において田里弥か倉央か、どっちかが李牧の陣形の秘密を見破る決定的な役割を果たして死ぬとか

そういう役割を背負うのでしょうか?

 

追記:6月27日キングダム605話が掲載されました。

今回は、これまで漫画に登場していたものの名前が分からなかった王翦配下の女将軍糸凌(しりょう)が登場します。

相変わらず、田里弥と倉央は李牧の大鶴陣の意図が読めずに苦戦するのですが、王翦はその謎を察知したようです。

そして奇想天外な方法で李牧軍に立ち向かうのですが、詳しくはココから読めます。

キングダム最新605話ネタバレ「王翦の予想」レビュー

   

 

キングダム(春秋戦国時代ライター)kawausoの独り言

 

李牧は大鶴陣で王翦を翻弄しているようですが、追い詰められているのは李牧の方なので、ここから一気に王翦を攻める方向に向かうでしょう。

いまだ、王翦は李牧の陣形の秘密を見破っていないので、このまま李牧が侵攻してくると、兵力差を考えてもかなりのピンチですね。

今後のキングダムの展開に要注目です。

 

参考文献:史記廉頗藺相如列伝(しきれんぱりんそうじょれつでん)

 

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