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キングダム最新611話ネタバレ「王翦の分」レビュー考察

2019年8月22日


 

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大人気春秋戦国時代漫画(しゅんじゅうせんごくじだいまんが)キングダム、8月22日発売のヤングジャンプに二週間ぶりに掲載されました。

瀕死(ひんし)の健康状態ながら、なんとか堯雲(ぎょううん)瞬殺(しゅんさつ)した王賁(おうほん)、しかし、すでに体力は限界らしくここで退却する事になります。

残った飛信隊は、李牧(りぼく)の中央軍へ突き進む事になり、すでに河了貂(かりょうてん)が先遣隊として那貴(なき)の軍勢を差し向けていましたが、

そこには、すでに李牧の計略が張り巡らされていました。

果たして飛信隊は無事に李牧の計略を突破し王翦(おうせん)目論見(もくろみ)通りに李牧軍を挟撃(きょうげき)できるのでしょうか?

さっそく二週間ぶりのレビュー考察に入りましょう。

 

※この記事はキングダム611話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新611話ネタバレ「若の勝利に感涙する玉鳳隊」

朝まで三国志2017 観客 モブ

 

王賁が堯雲を秒殺した知らせは、秦軍の右翼で激闘をしている玉鳳隊(ぎょくほうたい)に伝わりました。

さあ、王賁が馬に乗るのもやっとの状態だと知っている玉鳳隊は大感激です。

「若!あの状態でよく堯雲めを・・!!」

親バカぶりを発揮して涙を流す番(ばんよう)関常(かんじょう)、、まあ無理もありません。

一歩間違えば、十三日目の戦いで堯雲に首を獲られていたかも知れない王賁が死ぬことなく大手柄です。

玉鳳隊は、趙の大旗を引きづり降ろし、代わりに玉の旗を立てます。

さらに、玉の旗の隣には飛信隊を意味する飛の旗も(ひるがえ)っていました。

矛を持った信

 

おいおい!飛信隊が何やったよ!!

堯雲隊を怒らせて、余計に王賁を疲れさせ、、いやいや、、堅い事はいいっ子なしです。

これは、玉鳳隊&飛信隊で一緒に挙げた手柄ですからァ!!(違

 

キングダム最新611話ネタバレ「不思議な堯雲ちゃん・・」

騎兵を率いる夏侯尚

 

堯雲が討たれた事で、一度は復讐に燃え滾っていた堯雲隊ですが、外ならぬ堯雲自身に水を差された上に死なれ

さすがに意気消沈した様子、、この段取り1つ見ても堯雲が名将とは、、まあいいけど

 

信と王賁は亡くなった堯雲に近づき不思議な男だったとつぶやきます。

 

kawausoも、奇遇にも信や王賁と同じ感想ですね、この堯雲たるやキングダム最高の不思議ちゃんでした。

朱海平原の戦いの最中で、突如夢で未来が見えるようになり、李牧が死ぬと(ほの)めかしてカイネにキレられるわ

王賁を落馬する所まで追い詰めたのに首は取れないわ、それなのに「死んだ」と適当な報告するわ

神のように崇めている筈の藺相如(りんしょうじょ)の第二の遺言を、戦いの途中まで忘れてしまっているわで、全く不思議な武将でした。

 

まぁ、信と王賁は秦王政と同じように遥か中華の未来を見据えていると感じたようですが・・

確かにスピリチャルな人だったので、未来を見ているとはいえなくも・・まあいいや

 

ただ、王賁は堯雲を倒した事で、力を使い果たし、王翦の本隊への救援にはいけないようです。

それは亜花錦(あかきん)にも伝達されているので、馬南慈(ばなんじ)を相手に活躍するのは亜花錦でしょうね。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム最新611話ネタバレ「目指すは中央李牧!」

李牧

 

堯雲が討たれた事は、趙軍左翼全体に伝わり、完全に戦闘能力を失くしたようです。

そこへ、娘軍師、河了貂(かりょうてん)が飛び込んできて、すかさず秦軍右翼の完全勝利を宣言します。

この一言で意気上がる秦軍右翼ですが、信だけは浮かない顔をしていました。

 

どうやら、この戦いで松左を始め、多くの味方を失って感傷的になっている模様。

はい、早速、堯雲から伝えられた藺相如の第二の遺言を忘れています、この人。

「どんな事があっても、振り上げた刀は最期まで振り落とせでしょ!」

 

幸い、頭は信の10倍は良さそうな王賁が疲労困憊の体を推して言います。

「まだ、朱海平原の戦いに勝ったわけじゃない!」

そうです、そういう事ですよ王賁さんコココ・・・・

王賁

 

やっと気力を奮い起こした信は、飛信隊に檄を飛ばします。

 

 

キングダム最新611話ネタバレ「先遣隊那貴に李牧の計略が襲い掛かる」

弩(ど)を発射させる蜀兵士達

 

抜け目がない河了貂は、すでに那貴(なき)を先遣隊として李牧の本陣へと突進させていました。

その頃、王翦vs李牧の戦いは激しい混戦状態、しかしながら僅かながら王翦優位に戦況は傾いています。

理由は、すでに秦軍右翼が趙の左翼を突破した事が知られている事でした。

そして、そこに飛信隊の那貴が飛び込んでくれば一気に形勢逆転、、と思いきやそれでも李牧は余裕でした。

剣を持ち戦う李牧

 

こんな事もあろうかと、すでに李牧は馬南慈を呼び戻し、李牧の中央軍の後方に配置して

飛信隊がやってきたら遊撃するように命じてあったのです。

そればかりではなく、趙軍左翼から中央までのルートには金毛が配置されていました。

 

キングダム最新611話ネタバレ「那貴毎回の無理ゲー!」

三国志のモブ 反乱

 

そんな事とは知らない那貴、李牧の中央軍に近づくと、金毛(きんもう)軍から大量の矢の洗礼を受けて数を減らします。

那貴は中央突破を回避して、中央の李牧まで迎えそうなルートを探そうとしますが、そこにも李牧の伏兵が配置されていました。

後続の本隊を率いる河了貂は姿を現わした金毛軍を討つべく掃討を命じます。

 

いやー、河了貂の指図で、こんな死地に押し込まれて一転ピンチなんて飛信隊の主要メンバー、那貴遣いが荒くないですか?

一方の金毛も、進退が極まり、「慶舎の仇を今こそ討つ」と総力戦を受けて立つ事になるのです。

 

キングダム最新611話ネタバレ「デカ女糸凌とチビ女カイネの激突」

 

同じ頃、李牧軍では倉央の副官、糸凌(しりょう)が李牧の喉元(のどもと)まで迫っていました。

それを見て、李牧大好きっ()のカイネが動きました。

そりゃあそうでしょう、デカイ女が、当たるを幸いに双刀を振り回して李牧に近づいているんですから

「李牧様が危ないっ!」反射的に飛び出していくカイネ、、ここでは女の戦い勃発(ぼっぱつ)か?

 

煽り:秦の右翼軍に期待しても無駄だ、、あざ笑うような李牧の計略に、再び道を阻まれる飛信隊。

そして、今度は、金毛vs那貴の戦いが始まりそうな予感、、

おいおい、この調子だと決着つかないまま、また年を越すんじゃあないか?

怒涛のロングラン漫画キングダム、第612話を期待して待て!!

 

キングダム612話予想

 

李牧の秦軍右翼に頼っても無駄だという意味が明らかになりましたね。

中央軍の側面に金毛を配置して、矢を飛ばさせ、中央軍の後方には、趙左翼から引き抜いた馬南慈軍を配置して遊撃隊として活かす。

そして、この二人を排除した後には、どこをほっつき歩いているか不明な龐煖(ほうけん)が登場して、秦の兵士をなぎ倒してトドメを刺そうとし、

これを疲れ果てた信が、なんとか撃破するんだと思います。

とりあえずは、その辺りまで予想してみます。

 

追記:キングダム612話では大きな動きがありました。

もう少し、後になるかと思われた龐煖が再び登場します。

それは、飛信隊の戦場ではなく、李牧と王翦が対決するど真ん中への出現でした。

アフウウーンとエロい(あえ)ぎ声をあげながら、エクスタシーに()っている糸凌の前に出てくる龐煖。

果たして糸凌は、龐煖に瞬殺されてしまうのか!

気になる内容は↓から読めます。

キングダム最新612話ネタバレ「答えを持つ者」レビュー考察

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

やっと、李牧の中央軍が見えてきた所で、再び障害登場。

なかなか、スムーズに進みませんが長い目でウォッチしてみます。

ガンガレ飛信隊、ガンガレ、原泰久!!

関連記事:キングダム最新610話ネタバレ「藺相如の助言」レビュー考察

参考文献:史記廉頗藺相如(れんぱりんしょうじょ)列伝

 

次回記事:キングダム最新612話ネタバレ「答えを持つ者」レビュー考察

 

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