大人気春秋戦国時代漫画キングダム616話は冒頭から大ピンチです。
馬南慈の軍勢に追い立てられた王翦は丘から降りて退路を探すものの退路は馬南慈軍に遮断されていました。
僅か数十騎の手勢で駆け付けた王賁ですが、父王翦からは「理解に苦しむ」と冷たい一言。そこに傅抵と馬南慈が追い付き、もはや逃げ道もない絶体絶命に追い込まれます。ところが、そのピンチに左翼の戦場から蒙恬が出撃、馬南慈と傅抵に対抗します。
さて、ここからどうなるのか、キングダム616話を早速考察してみましょう。
※この記事はキングダム616話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。
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この記事の目次
キングダム616話最新ネタバレ「逃げ道なし袋小路の王翦」
王翦の周囲を守る護衛兵は身を挺して退路をつくろうとしますが、すでに馬南慈は完璧に退路を断っていました。馬ごと体当たりして馬南慈軍の勢いを殺そうと努めますが、その程度では馬南慈軍はビクともしません。完全に進退窮まり孤立した王翦ですが、そこに必死に駆け付けてきた王賁や関常、番陽が間に合います。
父親の危機に到着した形の王賁ですが、王翦の一言は
「理解に苦しむ、お前がその数で入っても死地は変わらない」という冷たいものでした。
それに対し、王賁のジイの番陽が涙して抗議します。
それをいっちゃあオシマイよ王翦さんよ、若様は自らの心臓が止まりそうなのを推して、ここまでと浪速節を展開しますが確かに王翦の言う通りでしょう。
王賁の援軍が少ないのは、すでに関常が言っていた事で王翦が改めて言うものではありません。援軍というのは助けるべき対象を救えてこその援軍であり、その算段もつかないようなら、あたら犠牲を増やすばかりと言えます。今は戦争の総指揮官である王翦はそれを言ったまでで、冷たい対応とは言えないでしょう。
ここでは、番陽の対応の方が非常識であると言っておきます。
キングダム616話最新ネタバレ「傅抵と馬南慈が登場」
王翦と王賁、番陽、関常のいる場所に、傅抵が登場します。多少数が増えたくらいでは何も変わるものではないと踏んでいるのでしょう。そして、それに少し遅れて馬南慈も登場してきました。
これは大ピンチです、現在の王翦の部隊に、傅抵と馬南慈の二人を相手できる武将は残っていません。もっとも、王翦の戦闘力は未知数ですが、彼が無双できるくらいに強いなら本陣から逃げる必要はないので見込み薄でしょう。馬南慈はしてやったりの表情で「幕だ」と宣言します。
こうなってしまうと、馬南慈を全力でスルーした段茶将軍の愛すべきトンマさが悔しくてなりません。
でも、段茶を大将代理にしたのも、これまた王翦なので自業自得という事にしかなりませんが・・
キングダム616話最新ネタバレ「地獄で仏、蒙恬登場」
王翦を討とうとする馬南慈に瀕死の体で王賁が立ち向かいますが、そこで傅抵は遠くから聞こえる馬蹄の音を聞きます。それは、左翼の戦場から馬呈を追いかけてやってきた蒙恬と楽華隊でした。本来なら李牧の本陣を衝く予定でしたが、王翦の本陣が崩壊しているのを見て、即座にターゲットを変えていたのです。
傅抵は蒙恬の騎兵を見て、さすがに焦り、即座に馬を飛ばして王翦を狙っていきます。蒙恬は、それを見て間に合わないかも知れないと絶望しますが、賁がそれを目線で制止しました。
(傅抵は俺に任せろ、お前は馬南慈を頼む)
これぞアイコンタクトです、翼君と岬君のゴールデンコンビです。
キングダム616話最新ネタバレ「100分の1のチャンス」
王賁に馬南慈を頼むと託された蒙恬ですが、これがかなりのむちゃぶりだとは分かっています。現在の王賁と馬南慈の力量では、100回やって1回勝てるかどうかというシビアな状況です。しかし、チャンスはあります、馬南慈は尊大で大雑把な男であり、しかも蒙恬の事を知りません。
優男が自分に斬り殺されるためにやってくると無意識に手を抜く可能性があります。
(最初の一撃に全てを賭ける、それが失敗すれば負ける)
蒙恬は覚悟して馬南慈に立ち向かいます、そこへ馬南慈の矛の強力な一撃、、これを蒙恬は受け流し落馬しつつ隙の出来た馬南慈の顔に向けて剣を振り下ろしました。
やったかと思いきや、蒙恬の剣は馬南慈の右目を切り裂いただけでした。
うーん、ここで、馬南慈を殺せなかったのは痛い・・
だって怒り狂った馬南慈の逆襲が目に見えるじゃあないですか?
煽り:傅抵と馬南慈によって、完全に追い詰められたかに見えた王翦に対し、救いの神になった形の蒙恬。
しかし、馬南慈と蒙恬の力量差は歴然、捨て身の一撃で馬南慈の右目を切り裂いたものの、殺す事は出来なかった。
傅抵だけならなんとかなりそうだが、馬南慈が生きている間は王翦のピンチは去らない。
来週はどうなるのだろうか?以下、617話に続く・・
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