大人気春秋戦国時代漫画キングダム649話がいよいよ公開されました。前回、なんちゃって毒殺で呂不韋が雪の中馬車で秦を去ってからさらに半年が経過していましたがいまだに秦は邯鄲を攻め落とせていません。
弱いと思われていた扈輒将軍が存外に強く、王都軍も強いので戦線は膠着状態に陥っていました。そこで、我らの昌平君が奇想天外な奇策を思いつきます。何と魏の領地を通してもらい邯鄲を背後から突こうというのです。
果たして、これまで激闘を繰り広げて来た魏が、そう簡単に秦と手を結ぶのでしょうか?
では、行ってみましょう2週間ぶりだよキングダムがキターーーーー!!!
※こちらの記事はキングダム649話のネタバレが含まれていますのでご注意下さい。
この記事の目次
キングダム649話ネタバレ「邯鄲の守護神は伊達じゃない」
最初のページ李信が王騎の矛を奮って趙兵を叩き潰している様子が描かれますが、攻めても攻めても邯鄲から援軍が出現してキリがありません。2万と聞いていた趙軍ですが、どんどん増えて逆に味方が危なくなったので李信はやむなく一時撤退します。
しかし、苦戦しているのは1万5千の飛信隊だけではなく、全ての戦地で同じように秦軍が趙軍の大防衛線に阻まれて膠着状態でした。鄴攻略の翌年、いまだに秦軍は王都邯鄲に迫るどころか、その前の防衛線さえ抜けていないのです。
王翦も桓騎も楊端和もアホのように遥か、邯鄲を見渡すしか手がありません。
キングダム649話ネタバレ「飛信隊の軍議」
飛信隊は一度退却して軍議を開始しています。
予定と大きく違い、どんどん出てくる敵兵、各地で圧倒されている秦軍、そして、邯鄲の守護神扈輒将軍を含め趙の将軍が精鋭揃いであり、邯鄲攻略は容易ではない事が説明されます。
しかし、何より兵力が足りないので、李信と我呂は河了貂に昌平君に少し援軍を送ってもらえないかと頼んでいます。河了貂は、それは簡単じゃない、すでに秦国内の兵はほとんど、どこかの戦地に出払っていると回答します。
キングダム649話ネタバレ「八方塞がり」
では、その拠点防衛の兵を回してもらっては?と渕副長が言います。
河了貂は、そうするしかないんだけど、と言いつつも、
秦は現在、趙、韓、楚、魏にそれぞれ兵力を出しているが、①韓は元々出している兵力が少ないので割けず、②楚は守りを薄くすると危険なので割けない、その為、今は③魏の防衛兵力から邯鄲攻撃に回しているがそれも限界に近いと答えました。
これ以上、魏の防衛兵力を削ぐと、魏が船団を組んで北上し苦労して奪取した鄴を奪われかねないと指摘します。
じゃあ八方塞がりじゃないか!と落胆する李信たちに、河了貂はちょっと待ってと言います。それは、しばらく咸陽から指示が出ていない事で、昌平君が何か策を練っている筈だと言うのです。
王翦の次は、昌平君が超絶神策略を出してくるのでしょうか?
キングダム649話ネタバレ「秦魏同盟」
河了貂が師匠の事を話していた同じ頃、咸陽では昌平君が秦王嬴政も臨席の軍議で邯鄲攻略の打開策を大きな地図の上で説明していました。
昌平君は、邯鄲攻略の鍵を握っているのは趙の真下に存在する魏であり、魏の脅威を取り除く事が出来ればそこに残っている秦軍を全て対趙前線に送る事が出来ると言い、故に「今すぐ秦は魏と同盟を結ぶべし」と結論します。
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