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キングダム675話ネタバレ「前へ」レビュー考察

2021年4月1日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、674話では蒙恬の口より、王賁がすでに結婚しており子供まで生まれた事が李信に伝えられます。

 

真面目な顔して結婚と子作りは槍術なみに迅速な王賁、忙しい戦乱の合間にどんだけウヒョをしまくったんだか…なーんて下世話な事はさておき、やっとパピーになった王賁ですが、桓騎の命令で危険な前線影丘に送り込まれようとしていました。

 

kawausoさんのキングダムがキター!

 

それでは、今回も行ってみよう!キングダムがキターーーーー!

 

※こちらの記事にはキングダム675話のネタバレが含まれますのでご注意下さい

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム675話ネタバレ「悲惨な左翼」

敗北し倒れている兵士達a(モブ)

 

影丘は趙軍が占領していて、そこに攻め上る秦軍左翼は大きな被害を出していました。玉鳳軍は退却していく左翼部隊を見て、関常は苦々しい顔をしています。それもその筈、玉鳳軍は桓騎の指示により、その難攻不落な影丘を攻める事を命じられているからでした。

 

王賁のジイは、影丘攻めは無理と本軍の桓騎将軍に伝令を送るべきと進言します。しかし、時すでに遅く馬に乗って、玉鳳軍本陣にやってきたのが桓騎軍の「大」参謀、摩論でした。

 

摩論は、何かリアクションが欲しかったようですが、真面目かオカシイキャラしかいない玉鳳軍の面子は当然無言ギャギャ!

 

キングダム675話ネタバレ「作戦の練り直し」

 

孔明のテントがある野外のシーン

 

摩論は左翼軍を率いていますが、影丘の攻めにくさに大苦戦中であり、玉鳳軍には左翼の中心となり、影丘を抜いて欲しいと言います。しかし、関常はすぐに作戦の練り直しを桓騎将軍にお願いすると反論します。

 

「無駄な死人を出すだけだ、左翼は迂回して中央軍に合流して戦うべきで影丘を狙うのは無謀を通り越してバカのやることだ」

 

しかし、摩論は、「そうやって軍部が理解できない戦い方で勝ち続けてきたのが桓騎という男であり、玉鳳軍の理解など求めない。さっさと六大将軍の命令に従え」と命じます。

 

緊張が走る摩論と関常の間で王賁が口を開きました。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム675話ネタバレ「戦略的な意味」

王賁

 

王賁は、影丘を抜く事の戦略的な意味は影丘を突破した左翼は敵の裏にまわり中央・右翼の戦場の援軍に行けるので、挟撃により趙軍を全滅する事にあると言います。

 

摩論もそれに同意し、左翼は影丘を突破して平陽に到達するのが目標と告げます。

 

しかし、関常も王賁も、そんな事は承知しているが、兵力が不足しているから、中央から兵士を回せと言います。さらに王賁は、援軍は桓騎に直属する兵であるべきで、各地から寄せ集めた兵士を死地に投入するのはよせと答えました。

 

亜花錦は「俺は別に悪い事ではないと思うが」と言いますが、関常が黙っていろと制します。

 

つまり王賁は大将なら、死地に送り込む兵の差別をするなと言いたいようです。

 

キングダム675話ネタバレ「逆差別」

桓騎

 

しかし、摩論は動じず、差別とはあんまりな言い方、桓騎兵はまとめておいた方が強いからそうしただけで、そしたら、たまたまよそ者が死地に割り振られただけととぼけます。

 

そして、

 

摩論「それに、差別しているのは、あなたの方ですよ王賁。もし、これが桓騎ではなく王翦の命令であったなら文句の1つも言わずに突っ込んでいくところでしょう」

 

このように、桓騎が山賊出身だから信用できないのだろう?

 

それって差別じゃないの?と摩論は言い返します。痛い所を突かれて何も言い返さない王賁に摩論は

 

「影丘をお抜きなさい王賁将軍、桓騎軍が平陽までたどりつけるかつけないかの責任は(私は)玉鳳軍にかかっていると思っていますからねェ…フフ」

 

と不敵に笑いました。

 

【次のページに続きます】

 

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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