【週刊文春も驚き】後漢時代のメディア事情はどうなっていた?後漢時代の立て札・扁(へん)

扁のもう一つの役割、指名手配の賞金首の告示




暗殺計画自慢の董承07 秦慶童

 

前述しましたが、扁には、重罪犯に対する指名手配の役割もあります。

最初の胡虜もありますが、それ以外にも国家犯罪者、重犯罪者、

などの、逃亡している人間を捕まえたり、斬首したり!

居場所を知らせると、購(こう)という賞金が出たのです。

 

捕縛や通報は分かりますが、斬首まで許すとは、

まさに賞金稼ぎが喜びそうな、デッド・オア・アライブな感じです。

 

まるで、西部劇やワンピースに出てくる、

ウォンテッド 賞金○○○$のようですね。

 

もちろん、凶悪犯であれば、あるだけ購の金額は上がったので、

それだけ、通報者の数が増えたであろう事は言うまでもありません。

扁には、もしかしたら、犯人を特定できやすくする為に、

指名手配犯の人相や風体、そして、簡単な似顔絵なども

添付されたかも知れませんね。




蒯徹が人相を変えて狂人のフリをしたのは扁を警戒したから?

劉邦 ヤンキー

 

実際、楚漢戦争の末、韓信(かんしん)に仕えて独立を勧め、

その後、劉邦(りゅうほう)が天下を取ると逃亡していた蒯徹(かいつう)は、

人相風体を変え、狂人のようなフリをして逃げ回っていましたから、

この扁を意識していた事は、間違いないかと思います。




善行の奨励、川でおぼれた子供を救うと賞金が出る?

曹休

 

また、変わった購には、溺れている子供を助けたら、

賞金、○○○銭というものまであったようです。

 

今、考えると、それは善行の類で、それで、お金もらうと

逆に嫌な感じがしますが、当時は川で溺れて死ぬ子供が多かった

という事なのでしょうか?

 

それとも、世の中が荒んで、人助けをする人が極端に少ないので

こんな規定を造ったのか・・

 

三国志ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

情報の乏しかった当時、扁から得られる情報は、

庶民の関心を呼んだ事と思います。

今でいえば、新聞や週刊誌を読む感覚で、扁に上げられる

情報を楽しみにしていたのではないでしょうか?

 

本日も三国志の話題をご馳走様でした。

 

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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

 

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