三国志や曹操を分かりやすく紹介|はじめての三国志

menu

はじめての変

そうだったのか!武器の特徴を知ると三国志の時代の戦い方が分かる!

朝まで三国志 公孫瓚
この記事の所要時間: 459




朝まで三国志 公孫瓚

 

三国志は、中国を舞台に英雄たちが覇を競った物語です。

その熱い戦いを支えていたのが、刀剣などの武器です。

今回は、三国志の時代に使われていた武器についてその特徴を紹介します。



三国志の時代の戦い方

張飛VS馬超

 

三国志の時代の戦い方は、弓や弩などの遠距離タイプの武器もありましたが、

戦いの主流は、近~中距離タイプの武器による接近戦がほとんどでした。

そのためこの時代の多くは、刀剣や槍などが使用されています。

 

また、戦場では馬に乗って戦うことも多く、ある程度片手で扱える必要がありました。

さらに、長距離の移動や戦場での機動性から携帯性も大事な要素でした。

多くの武将は中距離タイプの武器である矛、槍、大刀、戟などをよく使っていました。




刀剣

近藤勇と関羽

 

刀剣は、世界共通でどの時代でも使用される最もポピュラーな武器です。

敵味方入り乱れる状況でその能力を発揮し、近距離攻撃の優秀性、携帯性の高さから、

三国志でも武将、兵士に関わらず基本装備として使用されています。

 

新選組 三国志

 

刀剣といえば斬撃と思われていますが、質量を活かした鈍器としての使用が大半です。

これは日本刀やロングソードなどにみられます。

また、刺突にも優れていて、脇差やレイピアなどは鎧の隙間を狙って致命傷を与える

武器もありますが、三国志ではあまりみられません。

 

関連記事:そんなカバな!!赤兎馬はカバだった?関羽は野生のカバに乗って千里を走った?(HMR)

関連記事:これはひどい・・関羽は深刻な方向音痴だった?迷走する関羽の千里行

関連記事:実は面倒くさい性格?関羽のクレーマー事案を紹介

関連記事:【保存版】関羽が生涯に斬った主な敵将一覧

関連記事:関羽に憧れていた新選組局長の近藤勇

矛(ほこ)

張飛 参上

 

矛は、槍や大刀の前身となった武器で、長い柄の先に刃物を付けた形状をしています。

長柄のため、中距離攻撃に優れていて、槍の刺突と大刀の斬撃を併せ持った武器です。

矛と槍に明確な区別をつけて使用しているのは、中国と日本だけです。

 

張飛 文武両道

 

本来の矛は、騎馬戦車兵の武器として使用されていましたが、

刺突と斬撃を使い分けることができたので、歩兵や騎兵にも使用されました。

三国志では、張飛(ちょうひ)が使用していた蛇矛がこれに該当します。

 

関連記事:あの張飛がデレデレ?張飛が愛した愛馬

関連記事:策士・張飛 (ちょうひ)が繰り出す瞞天過海の計&暗渡陳倉計ってどんな計略?

関連記事:張飛(ちょうひ)は本当は知将だった?

関連記事:関羽廟だけじゃない!結構な人気がある張飛廟を徹底紹介!

 

趙雲 子龍

 

槍は人類最古の武器であり、本来は狩猟に使用されていました。

長い柄の先に、先の尖った刃物をつけ、刺突を中心に斬撃や打撃で攻撃をします。

世界中で最もよく使用された武器で、兵士の基本装備でもあります。

中距離攻撃に秀でていて、致命傷になりやすい刺突をしやすいため、

歩兵、騎兵問わず使用されています。

 

趙雲

 

しかし、接近戦や狭所では使用できないため、刀剣との併用が欠かせませんでした。

三国志では、趙雲(ちょううん)の持つ涯角槍(がいかくそう)がこれに該当します。

 

関連記事:趙雲(ちょううん)ってどんな人?蜀の五虎将軍の中で寿命を全うした猛将

関連記事:趙雲は何で桃園義兄弟ではないのか?

関連記事:【真田丸特集】劉備に忠誠を誓った趙雲と豊臣家に忠義を尽くした・毛利勝永との共通点を探れ!

関連記事:文鴦(ぶんおう)ってどんな人?趙雲に匹敵した勇将

 

大刀(だいとう)

関帝廟 関羽

 

大刀は、長い柄に大きな刀をつけた形状をしています。

大きな刀の重量はかなりのもので、その重みを利用して叩き切ることができます。

振り回して使用するため、日本では薙刀に分類されます。

 

中距離攻撃に向いているので、騎乗した状態で特に威力を発揮します。

これは、馬上との高低差で、攻撃力に重力が加わるためです。

三国志では、関羽の青龍偃月刀として登場します。

 

関連記事:美髯公とは何?ヒゲを見るだけで三国志がわかる!男のシンボル『ヒゲ』はどこから来てどこへ行くのか。

関連記事:時空を超える関羽、琉球の民話に登場

関連記事:なんで関羽の顔は赤いの?京劇が関係している?

関連記事:関羽、曹操に取りあいをされた人妻 杜夫人

 

戟(げき)

呂布 VS 曹操

 

戟は、矛と戈(か)を組み合わせた刃物を長い柄につけた形状をしています。

矛は突きに使用し、戈は鎌のような形状をしているので引っ掛けて切ることが出来ます。

特に、戈の部分を利用して落馬や馬を転倒させることもできました。

 

矛と戈を使い分けることで臨機応変な攻撃をすることができましたが、

決定力に欠けていたため、刺突や斬撃に特化した槍や大刀にその地位を奪われました。

三国志では、兵士の基本装備として使用され、呂布(りょふ)も方天画戟を使っていました。

 

関連記事:本当は好きなんでしょ?一騎当千の最低男、呂布の最強伝説

関連記事:楚の英雄・項羽と三国志一の強さを誇った呂布には共通点が盛りだくさん

関連記事:これは可哀想。。嫌な上司と呂布の謀略の為に死んだ正史の華雄(かゆう)

関連記事:1800年前に呂布がビーフバーガーを食べていた?気になる漢時代の食生活

 

氐族

 

斧は元々、薪木を切るのに使用されている日常道具です。

そのため、誰もが使い慣れているので訓練を積まなくても使用することが出来ます。

刃が大きく厚いので、刀剣より打撃力が高く、耐久性があり、コストが安く済みます。

 

斧の重量は重く、先端に重心があるので取り回しは大変ですが、

遠心力を利用した打撃攻撃は、非常に重い一撃になります。

長い柄を付けるとその威力がさらに上がります。

三国志では、徐晃(じょこう)が大斧(だいふ)を使用しています。

 

石川克世

 

一般的には、映画「インディジョーンズ」が使っている物を鞭と呼んでいます。

しかし、戦闘用に使用する鞭は、木や鉄でできた棒状の物を言います。

イメージとしては、警官が使用する警棒を長くしたものです。

 

近距離用として使用しますが、殺傷力は低いので痛めつけるのが主体になります。

鞭打ちの刑に使用され、戦闘でも致命傷にはなりませんが継続して苦痛を与えます。

三国志では、黄蓋が鉄でできた鉄鞭を使用します。

また、江戸時代に使用された十手も鉄鞭の一種に分類されます。

 

関連記事:1185(いいはこ)になった?三国時代の幕府って何?

関連記事:世界不思議発見!三国志の時代の日本、西洋、インドの秘密を探る

関連記事:【軍師特集】三国志、中国史、日本史にみる君主を支えた敏腕軍師たち

関連記事:びっくり!三国時代の文化は日本に近かった?

 

三国志ライター黒太子の独り言

三国志 武器

 

三国志に限らずどの時代の歴史でも、英雄は断トツの人気を誇ります。

その英雄の活躍には、武器の存在は欠かすことのできません。

武器の特徴を知ることは、その武将の戦い方を知ることにも繋がります。

 

槍を使用していた趙雲は刺突を活かした直線的な攻撃になり、

大刀を使用した関羽は斬撃を活かし、放物線を描く攻撃が中心になります。

特に武器を片手で扱う必要のある馬上では、この戦い方は顕著に現われます。

 

また、武器は武将の特徴を反映していて、力技中心のパワータイプの武器か

技術を駆使したテクニカルタイプの武器かで、性格や体格なども見ることが出来ます。

武器を知ることが、その武将をより深く知るための手掛かりに繋がっていきます。

 

関連記事:華麗なる中華世界を彩る武器~羽生結弦選手の武器

関連記事:華麗なる中華世界を彩る三国志の武器

関連記事:英雄たちの武器~青龍偃月刀と蛇矛を徹底分析

関連記事:東京国立博物館の特別展「始皇帝と大兵馬俑」を楽しむ!秦の時代の武器(兵器)を徹底紹介!

 




よく読まれている記事

曹操01

 

よく読まれている記事:曹操を好きになってはいけない6つの理由

 

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

kawauso 投壺

 

関連記事:三国時代の娯楽にはどのようなものがあったの?タイムスリップして当時の人に取材してみた

 

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:黒太子

黒太子

HN:

黒太子

自己紹介:

こんにちは、黒太子です。歴史については、日本から世界まで幅広く興味を持っています。

HNの黒太子は、ジャンヌダルクが活躍した百年戦争のエドワード黒太子からです。三国志は、歴史に興味を持つキッカケになった作品です。

噛めば噛むほど味が出るところ、知れば知るほど新しいことに出会うところに、特に魅力を感じています。

関連記事

  1. photo credit: Pinkish! S.O.F.ver. via photopin (license) 超分かりやすい!三国志 おおざっぱ年表
  2. photo credit: Daisies via photopin (license) 陳羣(ちんぐん)ってどんな人?画期的な人材採用法を確立させた魏の…
  3. 6月週間まとめ 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【5/30〜6/5…
  4. 孔明 衝撃の新事実・・・諸葛孔明は実は二人いた!?
  5. 劉備 人望 ちょっと悲しい桃園三兄弟(劉備・関羽・張飛)の最期
  6. 曹操 「後漢の州人口」から読み解く群雄の力!曹操が袁紹の本拠地を欲しが…
  7. 劉備 黒歴史 コネ男・劉備から学ぶ人脈作り!コネクションの活かし方をコッソリ教…
  8. 週間まとめ三国志 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース13記事【7/11〜7/1…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 三国志週間まとめ
  2. photo credit: Capra Metafisica via photopin (license)
  3. 天草四郎
  4. 曹仁
  5. 辮髪
  6. 三国志 歴史
  7. 袁紹 曹操
  8. はじめてのストライキ
  9. 馬車
  10. 賈詡

おすすめ記事

  1. 蜀滅亡・劉禅は本当に暗君だったの? 劉禅
  2. 遊牧民の衝撃の髪型 辮髪(べんぱつ)って何? 辮髪
  3. 【ネオ三国志】第6話:曹操美女にうつつを抜かして大敗北【蒼天航路】 蒼天航路 引用
  4. 【3分で分かる】光武帝・劉秀(りゅうしゅう)の華麗な生涯 光武帝劉秀part1 04 劉秀
  5. 秦の身分制はどうなっていたの?夏子、真って何? 信 キングダム
  6. 三国最強であった魏はなぜ滅びることになったの?【曹操編】 朝まで三国志

三國志雑学

  1. 孔明過労死
  2. 王累
  3. 韓信 股くぐり
  4. 孫策
  5. photo credit: The Golden Mickeys at the Storybook Theatre at Hong Kong Disneyland via photopin (license)

ピックアップ記事

  1. 劉氏
  2. 劉備
  3. 三国志週間年内まとめ
  4. photo credit: Daisy via photopin (license)
  5. photo credit: La Branche via photopin (license)
  6. 朝まで三国志
  7. 激務をちょっと忘れられる三国志まとめ
  8. 朝まで三国志

おすすめ記事

周瑜の魅力 呉の大都督、周瑜の魅力がありあまり過ぎて困る7つの理由 朝まで三国志 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第13部(完) photo credit: Lightning Strikes via photopin (license) 蔣欽(しょうきん)とはどんな人?孫権に『国士』と激賞された呉の十二将の一人 photo credit: ... via photopin (license) 「魏」ってどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介 曹丕 魏の初代皇帝・曹丕はいったいどんな仕事をしていたの? photo credit: Black on Red on Black via photopin (license) 杜預(どよ)ってどんな人?破竹の勢いで有名になった政治家 おんな城主 直虎 引用 【井伊直虎の細腕城主一代記】婚期を逃した戦国女の意地とプライド 李姫 二世だって優秀さ!魏皇帝の妻・甄氏(しんし)の壮絶な人生と向き合って果てた生涯に心が震える

おすすめ記事

  1. 徐晃(じょこう)ってどんな人?魏において、もっとも功績を挙げた無敗将軍 photo credit: Blue flower 1 via photopin (license)
  2. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース19記事【11/14〜11/20】 週間まとめ
  3. 屈原(くつげん)とはどんな人?楚のために命を尽くす有能な政治家 屈原 wiki
  4. テルマエ・ロマエのルシウスもびっくり!?後漢の甘英、ローマを目指す! テルマエロマエ
  5. 秦の始皇帝ってどんな人だったの?幼少期編 Šî–{ CMYK
  6. 【閲覧注意】寄生虫が原因の症状が怖すぎる!寄生虫で死んだ陳登(ちんとう)はじさん臨終図巻 陳登
  7. ギャップに驚き!禰衡だけでは無かった!Mr.天然、曹植の裸踊り 曹植
  8. 曹真が余計な事をするから邪馬台国の場所が特定出来なくなった? 魏武将 はじめての三国志 ゆるい

はじさん企画

袁術祭り
特別企画
異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
はじめての三国志TV
PAGE TOP