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執筆者:黒田廉

孔明にパクリ容疑!?天下三分の計を最初に考えた蒯徹(かいつう)

この記事の所要時間: 50




天下三分の計

 

天下三分の計は、三国志の蜀の軍師・諸葛亮孔明が考えて劉備(りゅうび)に献策した

と思っている方が多いと思います。

実は孔明が自ら考えて天下三分の計を考えたわけではないのです。

彼より前の時代の人間が天下三分の計を考えたのを孔明がパクったんです

今回は天下三分の計を初めて考えた蒯徹(かいてつ)を紹介していきたいと思います。

 

関連記事:キングダムと三国志の違いって何?時代を追ってみる

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はじめての献策

 

蒯徹(かいてつ)は河北の范陽出身の人です。

陳勝は各地を平定する為、諸将を各地に派遣します。

趙にも陳勝の部下である武臣(ぶしん)が兵を率いて趙国内の平定に派遣されます。

武臣は趙平定中に陳余(ちんよ)と趙耳(ちょうじ)を配下に加え、趙国内にある秦の城へ攻撃をかけます。

しかし武臣は城攻めに失敗し、范陽へ侵攻します。

范陽の弁士として名を挙げていた蒯徹は、武臣の陣営に赴きます。

蒯徹は武臣と会うと「范陽の県令はあなたに降伏したいのだが、降伏した後の

民衆の報復を恐れて降伏できないのです。ですから県令に印綬を授けて、

今の権力を維持させれば、報復されずに済み彼も降伏するでしょう。」

とアドバイスします。

武臣は蒯徹のアドバイスを受け入れ、范陽の県令に印綬を渡し、現在の権力の維持を

確立させてやると、すぐに降伏します。

その後武臣は趙の城を次々に手に入れ、ついに趙の平定を完了させます。




武臣からの誘いを断り、歴史の闇に隠れる

photo credit: :) via photopin (license)

photo credit: 🙂 via photopin (license)

 

武臣は蒯徹の献策により、范陽を手に入れます。

彼は蒯徹に「わが臣下にならないか」と誘います。

しかし蒯徹は首を振り、范陽から去ります。

こうして蒯徹は歴史の表舞台からしばらくの間、消えます。

 

歴史の表舞台に再び登場

韓信 PR

 

楚漢の天下を決める争いは激化していきます。

そんな中蒯徹は再び歴史の表舞台に出現します。

彼は漢の大将軍となった韓信(かんしん)の元で食客として仕えておりました。

韓信は趙を平定し、斉と燕(えん)の平定に向かいます。

 

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蒯徹の進言で酈食其が死す

photo credit: DSCN6484 via photopin (license)

photo credit: DSCN6484 via photopin (license)

 

韓信はまず燕に降伏の使者を出し、降伏を促します。

燕王であった臧茶(ぞうと)は韓信の降伏の使者の言葉に従い降伏。

韓信は燕が降伏した事を確認した後、斉へ侵攻を開始します。

しかし斉は劉邦(りゅうほう)の使者酈食其(れきいき)の説得により、漢と同盟を締結。

韓信は酈食其の使者と会い、斉の降伏を知ります。

蒯徹は韓信に「殿。酈食其は舌先三寸で斉の70余城を陥落させました。

将軍の功績はあの儒者(酈食其)の舌先三寸に負けてしまいますぞ。

また殿は斉国侵攻を中止する命令を大王からいただいてはおりますまい。

ならばこのまま斉を攻めないのは大王の命令に背くことになりますぞ」

と進言します。

韓信は蒯徹の進言を聞き、斉へ向けて進軍を開始し、斉の国境防衛の要である

歴城を陥落させ、斉国内へ侵攻します。

斉王田広は韓信の軍勢が侵攻してきたことに激怒し、酈食其を釜茹で(かまゆで)に

して彼を殺した後、即墨(そくぼく)へ退去します。

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