この記事の目次
- 1ページ目
- 戦いを前にインタビュー 諸葛亮孔明サイド
- 戦いを前にインタビュー 韓信サイド
- いよいよ、戦闘開始・・
- 戦闘開始と同時に、両軍の動きに差が・・
- まさかの展開、韓信軍9000名が大敗北?
- kawauso孔明陣営に突撃取材
- 禰衡、韓信陣営に突撃取材
- 2ページ目
- 孔明の温情は完全に裏目に、言う事を聞かない投降兵
- 孔明軍本隊対韓信軍激突
- 孔明、霹靂車で城壁を破壊する
- 霹靂車の破壊力に韓信軍の戦意は喪失か・・
- 孔明軍陣地へkawausoが突撃
- 韓信陣地へ禰衡が突撃
- 3ページ目
- 孔明軍総攻撃、同時に韓信の計略が発動!!
- 孔明も負けずに背水の陣で対抗
- 突如の大雨、韓信軍、絶対絶命か?
- 戦争決着、韓信の奇計が炸裂!!
- 三国志ライターkawausoの実況
孔明軍総攻撃、同時に韓信の計略が発動!!
翌朝、孔明は、全軍に総攻撃の構えを取らせます。
孔明「すでにa城の城壁は城壁の役割を果たしていない、、
一気に突入し、城を占領し、この戦いに決着をつける」
孔明が白羽扇を振ると、4000名の兵士はボロボロの城壁に
突撃します、その時です!!
突然、a城の背後の山から火の手が上がりました。
韓信「聞けい!わが将兵たちよ、
敵軍は卑劣にも、城の背後に火を放ち、
我々の逃げ場を封じて皆殺しにするつもりだ!
死にたくなくば、前面の敵兵を打ち破れっ!」
韓信は、自ら剣を引き抜き、前線の兵と一緒になって戦います。
敵軍の卑劣な行為に韓信の軍勢は怒り100倍、
4倍の孔明軍に積極果敢に突撃します。
兵士「丞相、逃げ場を失った韓信軍が、
我が軍を押し返し、死にモノ狂いで攻め込んできます」
孔明「来ましたか、この位の事は行うと考えていました。
すぐに、伝礼を出し、b・c・dの城から、
2000の兵を抽出して援軍に向かわせなさい」
しかし、孔明軍の伝礼がb城を駆け抜けたその直後、
今度は、b城の間の峡谷からも火の手が吹きあがります。
孔明「・・最初に投降した9000名の一部が
降伏せずに、工作隊として山に潜んでいたのですか・・
完全にしてやられましたね」
孔明も負けずに背水の陣で対抗
見事に韓信軍の工作兵にしてやられた孔明、、
しかし、まだ冷静さは失っていませんでした。
全軍に退却を命じると、少しずつ、背後で燃え盛る
火の海に近寄っていったのです。
韓信「ふん、、まーだ冷静だな、コーメーの奴は、、
よし、深追いは止めた、城まで引き返せ」
鐘離末「なぜだ、韓信!!さらに追い込んで、
孔明軍を撃破せんのか?」
韓信「お前はアホか? 孔明は自軍をわざと炎の前まで
下げて背水の陣を敷くつもりだ、下手に追い込むと、
こっちが全滅するぞ」
鐘離末「くそっ、そうなのか、あのコック帽っ!!」
突如の大雨、韓信軍、絶対絶命か?
孔明「韓信軍が引きましたか、、これで危機は去りました。
火災が収まれば、援軍二千名がやってきます。
一方の韓信軍は、ボロボロの城に、兵士が1000名未満
もう山火事も起こせません。
すぐに総攻撃を掛けて、戦場の全ての拠点を制覇します」
背後に炎を背負い、孔明は呟きました。
韓信「おい、鐘離末、火が消えるまで、兵士に大飯を食わせて
休ませておけ、、鎮火したら、すぐに孔明軍に突撃する」
鐘離末「馬鹿な、、火が消えたら、兵士の戦意を煽りようもない
それに、孔明が援軍を呼んでいる可能性が高いぞ」
韓信「バカ、、援軍が来るから行くんだよ、
このチャンスを逃したら孔明のコック帽を奪えねェ・・」
鐘離末「????? よく分らんがわかった」
それからしばらくの後、雲一つなかった戦場に大雨が降った。
それは、またたく間に燃え上がる火災を鎮火し、
孔明軍の兵士は、これぞ天の助けと士気を高め、韓信軍は、
大きな不安に襲われた。
戦争決着、韓信の奇計が炸裂!!
孔明「我が幸運というべきか、韓信将軍の不運というべきか・・
すぐに全軍整列、突撃の準備に入る」
大雨の中、孔明は休む事なく、兵士に戦闘態勢を命じる。
しかし、本陣の天幕に飛びこんできた兵士が衝撃の報告をする。
兵士「丞相!!大雨の中、韓信軍が突撃を開始しています」
伝令の声に孔明は違和感を覚えた、そして同時に、
韓信の本当の狙いが孔明の軍勢に対して、
b城に背中を向けさせる事だったのではと察知した。
孔明「まずいっ!! 全軍を二手に分け一軍を韓信軍本隊へ!
もう一軍をb城からの援軍に備えよ、援軍は我が軍の援軍にあらず!!」
韓信「よく気付いた凡夫孔明!だが手遅れだYO!!」
混乱する孔明本隊に、b城からの援軍が襲い掛った。
さらに時を置かずに韓信が先頭に立ち、韓信軍の本隊も突撃する。
韓信は9000名でb城を占領した時に、密かに100名程の手練の兵士を
城内に紛れこませ、昨日の夜中に、1000名で駐屯していた
孔明軍支隊の指揮官を暗殺、その軍勢を併合していた。
そして、孔明が送り込んだ援軍要請の伝令を捕まえて、
cdの拠点に情報がいかないようにした上で援軍を偽装して、
油断して背後を見せている孔明軍本隊に突撃したのだ。
孔明の指示は皮肉にも、蜀軍を混乱させ同志討ちを起こさせた。
孔明「・・・さすがは、国士無双、、私が火災を背に背水の陣を敷く事も
用心深く、援軍を呼び寄せて総攻撃に入る事も全てお見通しでしたか・・
不覚、9000名の投降兵に意識を捕らわれすぎました」
諸葛亮孔明は、伝令を派遣して降伏を伝えると共に、
全軍に対して停戦を宣言します。
これを受けて韓信も、戦闘中止を命令、ここに戦いは、
韓信軍の奇跡の逆転勝利で集結しました。
三国志ライターkawausoの実況
どこまでも基本に忠実に、盤上の戦いを繰り広げた諸葛亮孔明と、
最初から、目に見えない少数の工作兵に戦争の勝敗を賭けていた韓信。
やはり、伸縮自在の用兵では、孔明は韓信には及ばないようですね。
いよいよ、ここでお時間です、はじさん妄想戦記ランド、
本日はここまで、さようなら~!!
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