広告

孔明と曹操は相性が抜群?もし孔明が魏に仕えていたら歴史はどうなった?

2016年9月30日


はじめての三国志_ページネーション

こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。

もし孔明が魏に仕えていたら(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



仮に孔明が魏に仕えていたら

曹操 孔明をチェック

 

それではもしそのような大虐殺が徐州で起こらず、孔明が魏に仕えていたらどのようなことになったのでしょうか。孔明の神算とも呼べるその智謀と、将来を見通せる政治力はずば抜けています。必ずや曹操の目に留まったに違いありません。

 

曹操

 

もしかしたら曹操の弟子としてエリート教育を施されたかもしれません。そして曹操の跡を継ぐ曹丕や曹叡を立派に補佐して魏をさらに大きな国にしたことでしょう。司馬氏による皇位簒奪も成し得なかったのではないでしょうか。

 

魏の旗をバックに戦争をする郭淮は魏の将軍

 

蜀や呉を早々に滅ぼし、魏は天下を完全に統一し、その後何百年と続く安定した帝国を築いていたかもしれません。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

ろひもと理穂さん02b 背景あり

 

人材の豊富な魏において、例え孔明が仕えたとしても埋没してしまったのではないかという意見もあります。蜀だからこそ孔明はここまで自由に実力を発揮できたのかもしれません。

 

しかし、人材起用にかけて天下一ともいえる曹操が孔明のような将来性豊かで即戦力となるものを見過ごすはずもありません。きっと曹操は孔明を重用していたはずです。能力が並外れて高く、それでいて清廉潔白で野心家ではない孔明は曹操の期待にきっちり応えて支えていったことでしょう。ただ、曹操と孔明ではあまりに最強のタッグすぎて面白味がありませんね。

 

三国志自体がここまで盛り上がることもなかったのではないでしょうか。曹操孔明周瑜、この天才三人が三国に分かれてバランスが保たれたことこそが三国志の展開を熱くする要因だったと思います。結論として孔明が曹操に仕えても面白くない。というのが私の最大の意見です。

 

関連記事:初めてでも大丈夫!楽しい正史 三国志の読み方

関連記事:リアルな正史三国志の特徴って?ってか正史三国志は需要あるの?

 

if三国志

 

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
ろひもと理穂

ろひもと理穂

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。 自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください! 好きな歴史人物: 曹操、蒲生氏郷

-if三国志
-, ,