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常に二番手で戦ってきた李典のタッグ武将歴

この記事の所要時間: 229




 

みなさんは三国志の時代で一番手で力を出すことが可能なのにも関わらず、

常に二番手で力を発揮してきた武将といえば誰を思い浮かべるでしょうか。

レンが思い浮かべる武将は魏の李典(りてん)です。

 

 

彼は常に誰かとタッグを組んで指示を出しているイメージの強い武将です。

今回はそんな李典のタッグ歴をご紹介していきたいと思います。

 

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李典のタッグ武将その1:地味な軍師・程昱(ていいく)

 

李典は曹操が徐州攻略戦を開始し始めた時配下に加わります。

彼はその後袁紹と曹操の一大決戦である官渡の戦いの時に参加。

補給物資を前線に届ける役目に任じられます。

曹操が袁紹軍を打ち破って冀州(きしゅう)へ攻撃を開始します。

李典はこの時も前線に武器・兵糧を送る輸送隊を率いて役目に励んでおりました。

この時にタッグを組んだのが程昱(ていいく)です。

曹操軍の軍師の中では目立たぬ存在でしたが、

的確な進言を行い曹操にその才能を認められていた人物でした。

彼らは補給物資を船に積んで輸送しておりましたが、

袁譚(えんたん)の武将が輸送を妨害してきます。

曹操は彼らに「船が通れないならば、陸に上げて輸送しろ」と命令を与えておりました。

しかし李典は程昱へ「袁譚の武将は兵の士気が緩んでおり、

いま攻撃を仕掛ければ必ず勝てるのではないのでしょうか。」と進言。

程昱は彼の進言を受け入れて袁譚の武将を撃破して、

水路を使って曹操軍の前線へ補給物資を届けることに成功します。




李典のタッグ武将その2:片目将軍・夏侯惇

 

李典は劉表(りゅうひょう)の援護を受けて劉備が北上してきた際、

夏侯惇(かこうとん)の配下に加わり劉備軍の北上を阻止する戦に参戦します。

劉備軍は曹操軍が迎撃に出てきたことを知ると駐屯地を焼いて退却。

夏侯惇は劉備軍を追撃しようとします。

李典は「夏侯惇殿。

劉備軍は我が軍と本格的に戦になっていないにも関わらず退却しております。

これは敵軍に伏兵があるのではないのでしょうか」と進言。

しかし夏侯惇は彼の進言を却下して劉備軍へ猛追撃を行います。

その結果、李典の予想通り劉備軍の伏兵にあってしまい敗北してしまいます。

 

李典のタッグ武将その3:合肥の名将・張遼(ちょうりょう)

 

李典はその後孫呉との国境に近い合肥城の守備を曹操から命じられます。

この時李典と一緒に合肥守備を命じられたのは、

彼と仲が悪い楽進(がくしん)張遼(ちょうりょう)でした。

三人は共に合肥守備を命じられるのですが、

コミュニケーションを一切取ろうとせず三人が集まった時は、

非常に険悪なムードが流れていたそうです。

そんな合肥へ孫権率いる孫呉の大軍がやってきます。

この時、張遼は曹操から「張遼と李典は協力して城から打って出て、

孫権軍へ攻撃を仕掛けよ。

楽進は城に残ってしっかりと守備を固めるように」との命令を受け取ります。

しかし張遼はこの命令を仲の悪い二人に伝えるかどうか迷っておりました。

そんな張遼の心情を知った李典は彼に「私と君の仲が悪いのは個人の問題である。

今孫呉が合肥に襲来して危険な状況になっているのに、

個人の問題を挙げるわけにはいくまい。

現在は国家の危機で個人の恨みを優先するときではないぞ」と張遼へ向かって激怒。

張遼は彼の言うとおりであると考え、

李典・楽進の二人に命令を伝えて孫権軍迎撃に向かいます。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

李典は魏軍の中でもトップクラスの将軍でありながら、

常に二番手として活躍する武将でした。

上記のタッグ履歴の他にも楽進ともタッグを組んでおり、

かなりの成果を上げていたそうです。

一番手の武将として活躍する将軍も非常に大切ですが、

しっかりと現状を把握してアドバイスをすることができる二番手の武将の方が、

大事なのかもしれませんね。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書3 今鷹真・井波律子著など

 

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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