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曹真が明帝時代の名将である確固たる理由




 

対蜀戦の総大将として蜀軍と戦い続けていた曹真(そうしん)

彼は蜀軍の攻撃を受けるだけでなく蜀へ攻め込むべしと訴えたことがきっかけで、

蜀へ攻撃を仕掛けることになるのですが、

大雨が降ったせいで何も得ることができないまま撤退。

この戦が終わった後彼は亡くなってしまいます。

このように見ると名将どころか無能な将軍のレッテルを貼られかねませんが、

彼は名将にふさわしい活躍を行っているのです。

今回は曹真の名将であることの根拠をあげてみたいと思います。

 

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関連記事:対蜀戦を任される前の曹真はどんな活躍していたの?




名将たる根拠その1:孔明の計画をぶち壊した

 

諸葛孔明は最初の北伐戦である第一次北伐戦において、

曹真は魏軍を率いて見事防ぎ切ることに成功。

彼は孔明が軍勢を率いて涼州(りょうしゅう)へ進出して来ると

魏の二代目皇帝である曹叡(そうえい)曹真を総大将に任命して蜀軍を迎撃するように命令。

曹真は郿(び)城(=董卓が兵糧を運び込んだ有名な城)に進出し、

部下である張郃(ちょうこう)に軍勢を渡して孔明軍率いる蜀軍を迎撃するように、

命令を下します。

張郃(ちょうこう)は孔明の命令によって、

街亭(がいてい)に進出していた馬謖(ばしょく)の軍勢を打ち破ることに成功。

孔明は張郃の軍勢に馬謖軍が敗北したことによって、

蜀軍は作戦を続行することが難しくなったため撤退していきます。

また曹真は蜀軍が退却した後、陳倉(ちんそう)城に孔明が攻撃をかけてくることを予測。

陳倉城の防備を再構築した後、

郝昭 (かくしょう)を守将に据えて蜀軍の攻撃がいつ来てもいいように態勢を整えます。

この曹真の予想は大当たりすることになり、孔明率いる軍勢は陳倉城へ猛攻をかけますが、

陳倉城を陥落させることはできずに撤退してしまいます。

孔明の計画をすべて打ち砕いた曹真。

名将たる理由のその 1として数えられるのではないのでしょうか。




名将たる根拠その2:将兵達に褒美を分け与える

 

曹真は遠征を行った際、

必ず配下の将や兵士達に自らがもらった褒美を分け与えていたそうです。

皇帝からもらった褒美で将軍や兵士達に褒美を分け与えていましたが、

足りなかった場合は自らの財産から将兵に分け与えていたそうです。

そのため将兵は曹真と一緒に遠征に出かけると非常に士気が高く、

曹真の命令をよく聞いて行動をしており、

曹真配下の将兵達は非常に強力な軍勢であったそうです。

また将兵ばかりでなく二代目皇帝である曹叡(そうえい)も彼の人柄に惚れており、

曹真が病にかかった時に自ら曹真の屋敷へ行ってお見舞いをしたそうです。

しかし曹真は病が完治する事無く亡くなってしまいます。

曹叡は曹真がなくなると悲しみ彼に侯の位を追贈し息子たちに曹真の領土を分け与え、

それぞれ侯の位を与えて曹真の功績に報いております。

曹家は優秀な人材が亡くなった時にはその武将に追贈を行い、

子供達をしっかりと取り立てている傾向が高いです。

そのため曹真も優秀であったために皇帝から追贈されたと言えるのではないのでしょうか。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

もう一つ曹真が名将たる根拠を挙げるとするならば、戦歴ではないのでしょうか。

 

 

彼は曹操から虎豹騎(こひょうき)を預かって各地の戦場で大いに功績をあげます。

漢中争奪戦では夏侯淵(かこうえん)劉備軍に討ち取られた後、

曹真は諸将を率いて劉備軍の武将が率いる軍勢を蹴散らしております。

また魏の初代皇帝である曹丕(そうひ)が起こした孫呉討伐戦にも参加して、

軍功を挙げています。

上記の理由から曹真は、

曹叡の時代には張郃と並んで名将と言えるくらいの実力を持っている人物だと

考えるのですが皆さんはどのように思いますか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書2 今鷹真・井波律子著など

 

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関連記事:曹真が余計な事をするから邪馬台国の場所が特定出来なくなった?

関連記事:千里の駒・曹休が劉備軍の猛将・張飛を打ち破ったのは史実では本当なの?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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