広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?

はじめての三国志

menu

執筆者:黒田廉

反信長包囲網に参加した諸将の動きを徹底紹介!

この記事の所要時間: 232




 

織田信長に敵対する勢力が結集して作られた反信長包囲網。

三国志でも反董卓包囲網がありましたが、

あの時の董卓(とうたく)のような状況に信長も追い込まれることになります。

浅井・朝倉連合軍に本願寺らが加わったことで畿内にある信長の勢力は、

北と南から包囲されることになります。

本願寺顕如(ほんがんじけんにょ)は自分のママが、

武田信玄(たけだしんげん)のママの妹である関係を利用して、

信玄に信長包囲網へ参加してもらうように要請。

信玄は顕如の要請を受け入れて信長包囲網に参加します。

こうして信長は東からもプレッシャーをかけられることになり、

信長包囲網は完成することになります。

今回は信長の視点からではなく、

反信長包囲網に参加した諸将の動きをご紹介したいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【諸葛亮 vs 織田信長】戦争費用捻出法!あれやこれやの財源探し




信長の信用を逆手にとった信玄

 

甲斐の虎(かいのとら)と呼ばれていた武田信玄は、

本願寺顕如から信長包囲網の参加要請を受けます。

信玄は顕如の要請を快諾して信長包囲網へ参加することになります。

彼は信長と同盟を結んでいたのですが、

あえて敵対する意思表示を見せないで今まで通り接しておりました。

信長も信玄との同盟を信じていたので、

一切彼の言動や行動を疑うことなく過ごしておりました。

信玄は信長と敵対するのがバレる前に、

信長の領土である東美濃(ひがしみの)の岩村城(いわむらじょう)へ攻撃をかけて、

陥落させてしまいます。

信長は信玄が自分との同盟を破棄する前に城を陥落させたことに激怒。

こうして信長と信玄は敵対することになります。




信長の同盟者である徳川家の領地を削り取っていく

 

信玄は信長の大切な同盟者である徳川家康の領地をガンガン削り取っていきます。

家康の領土である遠江(とおとうみ)の二俣城(ふたまたじょう)などを次々と陥落させ、

二俣城付近へ物見に出ていた徳川軍を撃破し、

武田軍の士気は最高潮に達しておりました。

信長は徳川軍を救援する為と徳川軍を監視する役目として援軍を浜松城へ駐屯させます。

信長が派遣した援軍にマンガ「センゴク」の主人公である仙石権兵衛(せんごくごんべえ)

も佐久間軍の一員として参加。

こうして織田・徳川軍は浜松城へ

武田軍がいつ攻撃を仕掛けてきてもいいように準備を行っていきますが、

武田軍は徳川軍が篭城している浜松城を素通りして先に進んでしまいます。

 

反信長包囲網に参加した諸将の動き

 

信玄は徳川の領地を削り取る戦を行っている間、反信長包囲網に参加している諸将へ

武田軍が連戦連勝していることを報告。

本願寺は信玄の動きに呼応して織田家の勢力内で、

一揆を活発化するように指令を出して攻撃を行います。

しかし本願寺顕如は石山を動くことができないため、

攻撃は散発的な物になってしまいます。

また朝倉軍は近江(おうみ)へ出陣していたのですが、

積雪などの諸事情によって本国である越前へ帰国してしまいます。

浅井軍は単独で織田軍に敵対することができないため小谷城へ篭城しているだけでした。

その為信玄と朝倉軍・浅井軍の動きが連動できず各自バラバラに行動することになってしまいます。

 

戦国史ライター黒田レンのひとりごと

 

朝倉軍と武田軍が連動して行動していれば、

織田信長はここで敗北していた可能性はかなり高いでしょう。

なぜならば信長は信玄の軍勢を迎え撃つために岐阜へ帰還していたそうです。

この時に浅井・朝倉連合軍が本気を出して浅井家の本拠地・小谷城の前線拠点である

横山城を攻略して畿内へ向かって突っ走っていれば反信長包囲網の諸大名と協力して、

織田家を畿内から一掃することができたと思います。

その頃には信玄が尾張を攻略し終えて、

美濃へ向かって軍勢を勧めていると思われますので、

浅井・朝倉連合軍と反信長包囲網の諸大名と連携して攻撃を仕掛けていれば、

信長の人生は終わっていたでしょう。

しかし信長は戦国時代稀な幸運を持っている男で、

上記のような状態になることなく苦難を乗り越えることになります。

 

参考文献 中公新書 織田信長 脇田修著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【戦国時代と三国時代の類似点】権力者に抵抗して戦い抜いた曹髦と織田信孝

関連記事:曹操孟徳と織田信長の共通点!あなたはいくつ当てはまる?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 【意外な事実】劉備は孔明よりも法正を用いてた
  2. 【劉邦暗殺計画】劉邦の態度のでかさに激怒した家臣達
  3. 郭解(かくかい)とはどんな人?悪いことの全てをやり尽くした遊侠人…
  4. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十八話 「あるいは裏切り…
  5. お笑いウルトラクイズか?大田城、水攻め爆発で落城!秀吉のリベンジ…
  6. 司馬懿を追い落として魏の政権を握った者達はどんな国家を目指してい…
  7. 【真田丸】高速で関ヶ原の戦いは終わったが、どうして三成と家康が戦…
  8. 軍師・荀攸と曹操の懐刀・荀彧が曹操の公就任に反対していればどうな…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 『軍勢RPG 蒼の三国志』が、サービス4周年を記念し「12大キャンペーン」を実施。「四周年記念武将」も登場
  2. 韓浩(かんこう)とはどんな人?曹操が常に手元に置きたがった男
  3. キングダム 514話 ネタバレ予想:王翦の進路変更の理由とは?
  4. 三国志でイラク戦争を考えてみようじゃないか
  5. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース26記事【2/20〜2/26】
  6. 三国志をテーマとした美少女簡単ストラテジーRPG『三国志炎舞~王様の物語~』8月25日より配信をスタート

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

104話:黄忠vs夏侯淵|定軍山の戦い コネ男・劉備から学ぶ人脈作り!コネクションの活かし方をコッソリ教えちゃいます!【ビジネス三国志】 インテリ朶思大王が蜀軍を苦しめる?ワシが南蛮一の軍師ダシ! フビライ・ハンとは何者?モンゴル帝国のラスボスに迫る! キングダム 533話 ネタバレ予想:李牧が雁門で編み出した戦法 項羽に勝ったのはこれだ!項羽に勝つことができた劉邦自らの自己評価とは? 涙なしには語れない桃園の結義 【キングダム】春申君を殺った李園は本当にキレ者だったの?

おすすめ記事

  1. 介子推(かいしすい)とはどんな人?晋の重耳に自らの身を犠牲にして忠誠を尽くす
  2. お笑いウルトラクイズか?大田城、水攻め爆発で落城!秀吉のリベンジはハンパ無い
  3. キングダム 龐煖(ほうけん)は、実はインテリ男子だった?武神は実在したの?
  4. 大富豪と国獲り要素を併せ持つ新感覚iPhone向けアプリ『三国大富豪大戦』をAppStoreにて配信をスタート
  5. ええっ?曹操は歴史の先生として宮廷で採用されていた!?
  6. 後漢の人材難極まる!火薬庫涼州の刺史がボンクラ揃い
  7. 【ネコ派必見】猫にまつわる中国史の逸話!古代漢民族は無類の猫好きだった?
  8. 96話:孔明の計略炸裂!馬超は劉備の軍門に下る

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP