キングダム
姜維特集




はじめての三国志

menu

はじめての変

もし蜀が呉を併呑していたら魏にも勝てた?if三国志

劉備勝ちまくり!仮想三国志




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志もしもボックス」のコーナーです。

 

 

三国志の理想的な結末として、

蜀が呉を併呑し魏を倒して天下を統一するというものがあります。

三国志ファンであればこれがどれほど困難なことかわかると思いますが、

その一方で可能であればこれほど痛快なこともありません。

ちなみに困難さを日本で例えてみましょう。

 

 

豊臣秀吉の関東征伐があります。

よってたかって関東の北条氏を攻めるというものです。

あまりの兵力差に手も足も出ずに北条氏は滅んでいます。

この場合の豊臣秀吉が「魏」にあたるでしょうか。北条氏が「呉」ですね。

そして仙台の伊達政宗あたりが「蜀」です。

伊達政宗は降参状態で豊臣秀吉の前に出て、白装束の姿で遅参を詫びました。

蜀が呉を併呑し魏を倒すということは、伊達政宗が北条氏を吸収し、

豊臣秀吉に立ち向かい倒すというような感じです。

自分よりも遥かに強大な北条氏を吸収することがまず無理ですし、

仮に吸収しても豊臣秀吉には勝てないでしょう。

これらの話は現実的に考えて不可能なのです。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:どうやったら蜀は魏を滅ぼして天下統一を果たせたの?【ろひもと理穂の考察】




呉の併呑の仕方

 

例えば呉の皇帝がとてつもなく非情であり、

配下も民も完全に嫌気がさしていたとします。

そして隣国である蜀の軍の協力を受けながら、クーデターに成功する。

呉の皇帝は私刑。そこに魏に侵略の報が届き、

呉の民は蜀に吸収されることを受け入れる。そんな展開であればやや勝機が見えてきます。

つまり呉の名将や名士がそのまま蜀の陣営に加わるのです。

 

 

民も喜んで蜀国の国民になり、税や治安に関しての問題がまったくなくなります。

蜀と呉が互いに損失することなく合併するわけです。

兵力ではまだ魏には劣るものの、

地形の利などをフル活用すれば互角以上に戦える可能性があります。




魏を倒す

 

しかし魏を倒すということは、幽州、冀州、青州、幷州、司隷、涼州、雍州、徐州、

豫州、兗州、荊州北部、揚州北部を攻め落とすということです。これはとてつもない広大な領土です。

ひとつひとつ侵略していたのでは何十年もの月日を費やすことになるでしょう。

当然のように魏が内側から崩壊するような策謀が必要になります。

漢中方面、江陵方面、建業方面からの同時攻撃も不可欠でしょう。

これによって、長安、襄陽、合肥の三拠点を一気に落とします。

形勢はかなり有利になりますね。

 

魏の名将をどう対処するのか

 

広大な領地も問題ですが、兵力の差と人材の差はずっとのしかかる大きな問題です。

魏には名将の数が多く、さらに若手も順調に育っています。

文官の数もしっかり確保されており、統治は万全です。

こうなると民衆の抵抗もあり、進撃は難しいものになります。

ここで参考にしたいのが、かつて袁紹に対したときの曹操の戦略です。

 

 

このときは後継者の座を巡って袁譚袁尚が骨肉の争いを繰り広げて袁家滅亡を早めました。

同様に、例えば曹丕曹植曹叡と曹礼、曹芳司馬懿

司馬師毌丘倹などとその時期に合わせた権力闘争を煽る必要があるでしょう。

これによって魏の名臣たちは分裂していくことになるからです。

状況を見かねてこちらに降ってくる者もいるかもしれません。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

例え蜀が呉と合わさっていても、普通に攻めていたら勝てません。これが結論です。

策謀をフルに活用し分裂させ、異民族の手を借りて兵力を増強し、

これでようやく黄河のラインまでは押し込めるかもしれません。

遼東の公孫氏の力を借りられれば、さらに魏を挟撃できます。

兵站が伸びきってしまうのも懸念されるので、占領地をよく治め、

そこで兵糧が供給できるシステムを構築していく必要があります。

このようにかなりの奇跡的な条件が重なり、とことん努力を継続していれば、

西暦280年ごろには天下を統一できるのではないでしょうか。

史実で晋が天下を統一したのと同時期になりますね。

 

皆さんはどうお考えですか。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:もし荊州を趙雲に任せたらどうなったの?【ろひもと理穂if考察】

関連記事:もし徐庶が軍師として劉備軍に留まっていたら三国志はどうなっていた?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 





ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 蒋琬と姜維と王平 【シミルボン】戦だけが能じゃない?三国志の英雄達を詩で比較してみ…
  2. 王騎 キングダム 王騎将軍は二人いた!キングダムのカリスマの真実
  3. 諸葛均 孔明の弟 ゆるキャラ 諸葛亮の弟・諸葛均はどのような人物だったのか
  4. 曹操と機密保持 【孟徳新書】曹操の兵法書は敵の手に渡らなかったの?
  5. 夏侯覇の妻は誰? 【衝撃の事実】夏侯淵の一族にはなんと皇帝がいた!?
  6. 【真・三國無双 Online Z 攻略3】超初心者が三国無双を5…
  7. 【三国志RPG】DRAGON BLADE(ドラゴンブレイド)第2…
  8. 周瑜の魅力 周瑜が長生きしていたら三国志はどうなったの?二国志になっていた可…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 劉邦と張良と陳平
  2. 明智光秀 麒麟がくる
  3. 王翦
  4. キングダムの王騎
  5. 豊臣秀吉 戦国時代
  6. 異議ありと叫ぶ司馬懿
  7. 曹仁と曹操
  8. 法正と劉備
  9. 絶世美女 貂蝉
  10. 曹操 孔明をチェック

おすすめ記事

  1. 口は災いの元だと痛感できる廖立(りょうりつ)のエピソード キレる劉備になだめる黄権
  2. 蜀の二代目皇帝・劉禅とケンシロウの共通点 劉禅
  3. 馬謖の息子はどうなった?街亭の戦いの失敗による処罰で影響はあった? 泣いて馬謖を斬る諸葛亮
  4. 曹操に寵愛された環夫人は、控え目な子育て上手な女性だった 環夫人
  5. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース19記事【11/21〜11/27】
  6. 三国志では教えてくれない洛陽と長安の秘密

三國志雑学

  1. 酔いつぶれる劉備玄徳
  2. 周瑜 周郎
  3. 後継者争い 劉協と劉弁
  4. 過労死する諸葛孔明
  5. チャーチル
“はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 奮闘する黄蓋
  2. 出世した韓遂
  3. 孔明君のジャングル探検
  4. ホウ徳(龐徳)
  5. 呂布VS劉備三兄弟
  6. 真田丸 武田信玄
  7. キングダム

おすすめ記事

これは酷い!韓信、あっさりと親友鐘離昧を売る。韓信の性格に難あり親友はブチ切れ 曹彰 曹彰(そうしょう)とはどんな人?勉強嫌いだが、武を磨いて将来を期待された曹操の4男 関羽に惚れる曹操 もし関羽が曹操の元に留まり劉備の元に戻らなかったらどうなっていた? 孔子が理想とした王朝・周はどんな王朝だったの? 天下三分の計 孔明だけじゃなかった!?呉にも天下三分の計を唱えた人物がいたってホント? 北方謙三の『三国志』のココが凄い!男の生ざまをガンガン感じたいならこの小説も超絶オススメ! 井伊直弼は井伊直虎の子孫なのか?大河をまたいで続く井伊家 陸遜 石兵八陣(八卦陣)は実在した?陸遜が夷陵の戦いで破れなかった八卦陣

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志PR募集郭嘉"
PAGE TOP