袁術へ強制的に仕えることになった華歆がマッハで彼に見切りをつけた理由ってなに?


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魏には曹操のおかげで多くの文官がおりましたが、

曹操・孫策・孫権・袁術などの群雄に仕えた文官は、

曹魏の中でも彼一人ではないのでしょうか。

今回は袁術に強制的に仕えることになった華歆(かきん)がマッハで彼に見切りをつけた理由と

袁術に仕えるまでの経歴をご紹介したいと思います。

 

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民衆達の規範とならねばいけないから

 

華歆は春秋戦国時代の斉の都市であった高唐(こうとう)生まれの人物です。

この都市は春秋戦国時代から栄えていたためこの地の役人達は、

休日になるとみんなで遊びに出かけていたそうです。

華歆もこの地の役人として就職するのですが、

皆と一緒に休日は遊びに出かけることをしませんでした。

ある役人が華歆へ「どうしてお前は遊びに行かないんだ」と訪ねます。

すると彼は「俺は役人として仕事しているのだ。

役人として民衆達の規範とならねばならないのにどうして遊びに行くことができるのだ。」と

相談してきた役人に怒りをぶちまけたそうです。


霊帝廃立計画に誘われる

 

華歆は高唐の役人として真面目に仕事をしていたある日、友人である王芬(おうふん)から

「霊帝(れいてい)廃立を行おうと思っているから一緒に計画を立てようではないか」と

誘われます。

華歆の友人である陶丘洪(とうきゅうこう)は、

王芬の元へ行きこの計画に参加しようとして華歆を誘います。

しかし華歆は陶丘洪へ「古の伊尹(いいん)や

霍光(かくこう)ですら皇帝をすげ替えるのに苦労をしているのだ。

王芬が計画しても必ず失敗するから行かないほうがいい」と説得。

陶丘洪は華歆の説得を聞いて王芬の計画に加わることを断念します。

後日華歆の言ったとおり王芬の計画は失敗に終わってしまうことになり、

陶丘洪は華歆に感謝したそうです。

 

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袁術に強制的に仕えさせられる

 

霊帝が亡くなると何進(かしん)が権力を握って政治を取り仕切っていくことになります。

この時華歆は何進から呼ばれて後漢王朝の朝廷に仕えることになります。

しかし董卓が洛陽に入って権力を握ってやりたい放題やり始めたことに危険を感じ、

彼は「地方の県へ移動させて欲しい」と董卓へ要請。

董卓に許可をもらった当時、中原は戦乱で荒れており各地に賊徒が出没。

華歆は賊徒が出没していたため任地へ行くことができず南陽に留まって、

各地の状況を調査することにします。

しかしこの地を本拠としていたハチミツおじさん袁術に捕まってしまい、

強制的に仕えることになってしまいます。

 

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ハチミツおじさんにマッハで見切りをつけた理由とは?

 

華歆は袁術にとっつかまってしまったためしょうがなく彼に仕えることにします。

彼は袁術へ「董卓が暴虐な政治を行って民衆達は困窮している状態です。

今あなた様が長安へ兵を出して董卓を討伐することができれば、

後漢王朝の名臣として歴史に名をとどめることができるでしょう」と進言。

しかし袁術は「え??俺が董卓を討伐するの。メンドイし董卓強いし、

はちみつ食べたいし、兵士失いたくないし・・・・」と言い訳ばっかりごねます。

華歆は袁術の言い訳を全て聞く前に彼の元を去って行ったそうです。

 

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三国志ライター黒田レンの独り言

 

華歆は袁術の元を去るとある人物から招聘を受ける事になるのですが、

これがきっかけで運命が変わることになります。

その人物は馬日磾(ばじつてい)です。

彼は後漢王朝の政治家で、李傕から「関東諸侯を鎮撫しろ」と

命令をうけて東へ行った人物です。

そんな彼は関東諸侯の鎮撫を命じられた詔勅を受けて、

徐州に到着した際に華歆を召し出して豫章太守へ任命します。

この結果、彼の運命大きく変化することになるのです。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書2 今鷹真・井波律子著など

 

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