【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第26話「誰がために城はある」の見どころ紹介

2017年8月4日


 

 

井伊家を守るために日夜奮闘している井伊直虎(いいなおとら)。

井伊家の経済状況を立て直すため、

井伊の領内で取れた材木を気賀(きが)で売りさばく商売を始めた直虎。

だが井伊の領内で伐採した材木が三河(みかわ)へ流れていることが原因で、

今川に謀反を疑われてしまいます。

しかし直虎と龍雲丸(りゅううんまる)の機転によって井伊家の疑いが晴れることになり、

危機を脱出することに。

さて今回はどのような事件が井伊家に降りかかるのでしょうか。

第26話の「誰がために城はある」の見どころを紹介しましょう。

 

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第一話「井伊谷の少女」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第二話「崖っぷちの姫」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第三話「おとわ危機一髪」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第四話「女子にこそあれ次郎法師」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第五話「亀之丞帰る」の見どころ

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第七話「検地がやってきた」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第八話「赤ちゃんはまだか」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第九話「桶狭間に死す」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十話「走れ竜宮小僧」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十一話「さらば愛しき人よ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十二話「おんな城主直虎」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十三話「城主はつらいよ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十四話「徳政令の行方」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十五話「おんな城主対おんな大名」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十六話「綿毛の案」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十七話「消された種子島」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十八話 「あるいは裏切りという名の鶴」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第19話 「罪と罰」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第20話 「罪と罰」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第21話「ぬしの名は」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第22話「虎と龍」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第24話「さよならだけが人生か」の見どころ紹介

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



おんな城主 第26話「誰がために城はある」の見どころその1:龍雲丸激おこ!!

 

直虎は龍雲丸のおかげで三河へ流れた材木を全て取り返すことに成功し、

今川の疑いを晴らすことに。

直虎は側近の六左衛門と瀬田の方久(せたのほうきゅう)と

一緒に喜びを分かち合っている最中龍雲丸を発見。

直虎は龍雲丸へ近づいて「ありがとう」ととびっきりの笑顔でお礼。

こうして無事に今川家からの疑いを晴らした直虎一行は無事に駿府館(すんぷやかた)を

出て井伊谷(いいのや)へ帰還するのでした。

しかし数日後、龍雲丸が井伊直虎の元へ怒鳴り込んできます。

龍雲丸は直虎へ「尼小僧!!オメエさんのやり方は恩を仇で返すことか。

井伊家で取れた木材で気賀に城を築城しようとしているじゃあねぇか。

どういうことか説明してみろ!!」と激おこでした。

このことを知った直虎は「知らない」と龍雲丸に告げます。

そして直虎の近くにいた小野政次(おのまさつぐ)も龍雲丸へ

「井伊家では気賀に築城が始めることを本当に知らないんだ」と述べます。

龍雲丸は直虎と政次へ「ざけんな。お前たちは困ったら助けを求めるだけで、

俺らが困ってもなんにも力になってくれないんだな」と言い捨てて、

その場を後にするのでした。

さて激おこな龍雲丸はその後ある行動に打って出るのです。

 



「誰がために城はある」の見どころその2:焼き討ちじゃあ!!

 

龍雲丸は今川家が気賀に城を築城させないためある行動に打って出ます。

それは今川家が井伊家から分捕った木材を全て焼き払うことです。

龍雲丸は築城用の木材が全て灰になってしまえば、

気賀に城が築城できなくなるであろうという考えを持って行動を開始。

龍雲丸は部下を使って木材が置かれている場所に火をつけて焼き討ちに成功します。

井伊直虎は気賀で築城用に置かれていた木材が全て灰になった事を知って、

すぐに龍雲丸達がやったんだなと感づきます。

そして直虎はすぐに気賀を訪れると中村屋へ向かって気賀の町の現状を知ることに。

中村屋の当主は直虎へ「気賀は今川の大沢に媚を売って、

地位を獲得しようとしている築城賛成派と気賀の町に城を築城することを許さない反対派が町内で争っている状態になっているんです。

我らはどちらの言い分も正しくないと考えている為はじかれてしまいましたよ。」と

気賀の町の現状を説明。

この説明を聞いた井伊直虎は反対派と賛成派のリーダー格へ

「木材を調達するのは君たちの意向に任せる。反対派と賛成派の意向を知りたいから、

中村屋に来てくれないか」と手紙を送ります。

さて直虎は反対派と賛成派のリーダーを集めて何をするのでしょうか。

 

「誰がために城はある」の見どころ紹介その3:話し合いの結果は・・・・

 

井伊直虎は中村屋へ築城反対派と賛成派のリーダー同士を集めて話し合いを開始します。

井伊直虎はこの話し合いで「これ以上騒ぎ続ければ、今川家が武力介入して

騒動を起こしている者達を捕まえてくるかもしれない。

そうなる前に騒動を収めたほうがいいのではないか。」と説得。

この直虎の話を聞いた築城賛成派と反対派の商人達は互いに相手を誹謗中傷して、

収拾がつかなくなってしまいます。

しかし井伊直虎は一切発言することなく、両者の言い争いを黙って聞いているのでした。

こうして両者の言い争いが一段落したところを見計らって直虎は反対派へ

「どうして今川家が気賀に築城してくるのに反対しているのだ」と訪ねます。

すると反対派は「俺ら上納金を収めて自由にやってきたんだ。

それにも関わらず今川家が気賀に入ってきて介入してくれば、

商売がやりにくくてしかたねーんでさ」と述べます。

この意見をきいた井伊直虎は「では今川家の築城を認めればいいじゃないですか。

その代わり反対派の人達は今川家の築城を認める代わりに

商売に関しての条件を今川家へ突きつければいいのではないのか。」と

妥協案を提案。

井伊直虎の言葉をきいた反対派の人達は直虎の意見に納得してしまい、

築城を反対することを中止することにします。

こうして直虎は賛成派と反対派の意見を統合して騒動をやめさせることに成功しますが、

一人納得言っていない者がおりました。

それは龍雲丸です。

龍雲丸は直虎の判断に納得が行かず「気賀に城ができるなら俺ァ出ていきますんで」と

言い残してにその場を去ってしまいます。

 

「誰がために城はある」の見どころ紹介その4:龍雲丸の過去が判明

 

直虎は中村屋を出て行った龍雲丸を追っていきます。

龍雲丸に追いついた直虎は「どうして出て行ったのだ。

しっかり話し合って不満を無くすことが大事なのに。

頭だって気賀を出て行きたくないんだろう」と言葉を投げかけます。

すると龍雲丸は「そんなことないですぜ」と直虎を驚かせる一言を吐き出します。

直虎は龍雲丸の言葉を聞いて「嘘だ!!

出ていきたいならなんでわざわざ木材を放火したりしたんだ。

本当は気賀の町が好きなんだろう」と龍雲丸へ再度尋ねます。

この言葉に龍雲丸は黙ってしまいしばらくの間沈黙が流れることに。

そして沈黙を破ったのは龍雲丸でした。

龍雲丸は直虎へ「俺の父は城主として君臨していたことがありまさ。

しかし敵に攻撃を受けて城は陥落。

父は城と一緒に死んでしまったんでさ。

城は本来人を守るためにあるのに城を守って人が死ぬなんざ、

本末転倒ではないんですか」と質問。

直虎は龍雲丸へ「それは違う。城は人を守るためにあるのではない。

城があるから人が守れるわけではないんだ」と答えます。

そして直虎は「城は守る人によって陥落することもあるし、守り通すこともできる。

だから城が陥落するのも守りきることも全ては城主となった人次第なんだよ」と

冷静に諭すように龍雲丸へ述べます。

この言葉をきいた龍雲丸は唇を噛みしておりましたが

再び口を開いて「じゃ尼小僧がこの城の城主となってくれんですか」と

至極まっとうな意見を述べます。

この言葉をきいた直虎は言いよどんでしまうのでした。

はっきりと返事をしない直虎を見た龍雲丸は「できやしないでしょう。

なら偉そうな事を言わねーでくだせェ」と言って去っていくのでした。

龍雲丸の過去を知ることができ非常に重要な場面です。

しかしこのまま龍雲丸が去ってしまえばあまり意味が無い場面となってしまうのですが、

果たしてどうなるのでしょうか。

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

今回も非常に見所満載の「おんな城主・井伊直虎」。

史実ではこの気賀に城が完成することになるのですが、

大河ドラマで一体どのように演習津するのか。

そして龍雲丸は今後どうなってしまうのでしょうか。

更にこの気賀へ今川家が城を築城することによって、

井伊家の立場がどのように変化することになるのか。

今後も目を離すことのできない「おんな城主・井伊直虎」ですが、

次回も気になる方はご覧下さい

 

関連記事:楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選

関連記事:おんな城主 直虎を100倍楽しむ!今川に呪われてしまった井伊家宗家

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

-おんな城主 直虎