三国志平話
はじめての三国志コミュニティ




はじめての三国志

menu

執筆者:kawauso

西郷隆盛は本当にやっせんぼだったの?

この記事の所要時間: 256





 

2018年のNHK大河ドラマ西郷どん、第一回のタイトルはやっせんぼでした。

ここでは、幼少期の西郷どんが出てきましたが、では、やっせんぼとは、

どういう意味なのでしょうか?

そして、やっせんぼの効果的な使い方とはどういうものでしょう。

今回のはじ三では、やっせんぼについて解説しますよ。

 

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:ドリフターズの主人公・島津豊久ってマイナーだけど何をした人なの?

 




 

西郷どん第1回タイトルの「やっせんぼ」の意味と使い方は?

 

では、用語辞典で鹿児島弁のやっせんぼを調べてみましょう。

すると、やっせん=役をしない、ぼ=坊主という意味がありました。

つまり、やっせんぼには、役立たず、臆病者、弱虫、決断力なしという

ネガティブな意味が含まれていたのです。

使い方としては、木に登れないとか、河に飛び込めないとか、

怖がってしり込みするような臆病な子供に向かって全員で

「やっせんぼ」と囃したそうです。

言葉だけを見ると、やせっぽちに似ているのでガリガリに痩せているのかな?

等と思っていましたが、全然違うんですね。




 

本当に西郷隆盛はやっせんぼだったのか?

 

では、西郷どんは幼少の頃に、本当にやっせんぼだったのでしょうか?

史実では、それは間違いである事が分かります。

西郷どんは、子供の頃は体格が大きいだけで口数も少ないので目立たず、

大きな目が特徴であだ名が「大目玉」だったそうです。

 

しかし、成長すると存在感が増し自然に他の子ども達のリーダー格になります。

それに、いざとなると勇気もあり、13歳の頃、妙円寺詣で、

別の方限(ほうぎり:地区)の少年に逆恨みされ、刀で斬りかかられたのを

体術でいなして、川に放り投げてしまったという逸話もあります。

ただ、西郷どんは、この時に右肘を斬られて傷を負い、そのせいで

腕が曲がらなくなり、剣で身を立てる道を諦めました。

 

それからは、西郷どんは、人と言い争う事もしなくなり、

益々、その人格が磨かれていったという事です。

そういう事もありましたが、西郷どんは幼少時から有能であり、

決してやっせんぼうではなかったのです。

 

伝説の企画 朝まで三国志 最強のワルは誰だ

朝まで三国志1

 

西郷隆盛がいなかったら日本はどうなった?

 

西郷どんは、その見た目の大きさや威圧感と違い、

正義感が強い人であり、同時に弱い者に優しい人でした。

そんな西郷どんは、人が大勢死ぬ戦争を憎んでいましたし、

やむを得ない時以外には、武力を行使する事も嫌がっていました。

 

例えば朝廷に弓を引いて賊軍になった長州藩が禁門の変

幕府と薩摩と会津の連合軍に敗れて京都から追い出され、

さらに国元でも外国艦隊の砲撃を受けて壊滅寸前になった時でも、

西郷どんは、責任者を切腹させて、攘夷派の公卿五人を長州藩から移せば、

それで良いとなるように、幕府に働きかけていますし、

 

有名な江戸無血開城の時には、幕府側の代表である友人の

勝海舟の言葉を信じ将軍、徳川慶喜の助命と、

徳川方の自主的な武装解除を受け入れて

江戸が火の海になるのを阻止しています。

 

この時は、薩摩や長州は、徳川慶喜の首を取らないと

戦争は終わらないと息巻いていて、それを説得するのは

大げさではなく殺される恐れさえある危険な事でしたが、

西郷さんは一人で引き受け、ついに説得しました。

 

もし、官軍の総大将が西郷どんじゃなかったら、、

薩摩や長州は、どこまでも慶喜の首を要求し、それを拒む幕府軍と

江戸で衝突が起こり、万単位で人が死んだかも知れません。

そうならなかったのは、やはり、江戸の市民を戦争に巻き込んでは

いけないという西郷どんの優しさと戦争嫌いではないでしょうか?

 

 

西郷どん解説者 kawausoの独り言

 

以上、西郷どんは、やっせんぼだったのか?について解説しました。

西郷どんは、非常に同情しやすい性格であり、自分も貧しいのに

貧しい農民に自分の給料を与えて生活に困ったり、

明治政府に入り、大元帥という軍人の頂点になってからも、

坂道で難儀をしている老人の荷車をいかめしい軍服を着たままで

押してあげたりしています。

皆、びっくりして、ひれ伏しますが、西郷どんは何気ない感じで

少しも気にする様子はありませんでした。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【5分で丸わかり】西郷隆盛とはどんな人?2018年の大河ドラマ「西郷どん」の生涯

関連記事:劉備と西郷隆盛の共通点って何?

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

 




 

kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. 営業マン必見!諸葛亮孔明から学ぶ営業術。これがビジネス三国志だ!…
  2. 人の見栄がビジネスチャンス!後漢で繁盛した秘商売とは?
  3. 卞夫人のライバル?息子がすべて優秀な環夫人
  4. キングダム ネタバレ予想535話「急成長 イケメン蒙恬とポンコツ…
  5. 88話:劉備を大歓迎する劉璋だが張松の失策で崩壊する
  6. 島津斉興はどんな人?祖父への憎しみを子にぶつけた頑固で有能な藩主…
  7. 勝海舟と日本海軍、近代日本を切り開いた驚異のプロジェクト
  8. まるで現在の政治批判、商鞅の改革論がヤバすぎる

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 左思(さし)ってどんな人?洛陽の紙価を高騰させたブサメン詩人
  2. 晋にも五虎将軍が存在した?魏の五将軍に匹敵する晋の名将を紹介
  3. 山内容堂の死因は「やけ酒?」ストレスを抱えることになった理由とは?
  4. 【袁術特集】孫家に吸収された袁術の子孫たちはどうなったの?
  5. 西郷どんのチェストの意味は?西郷隆盛と示現流のチェスト関係性を分かりやすく解説
  6. 身内以外の意見は聞かない暴れ者・項羽が少年の意見だけは聞いた?

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

これは凄い!司馬尚・龐煖のシバケンコンビがオルド将軍を撃ち砕く? 【第1回 幻霊物語~爆裂三国バトル~】蔡文姫さんと一緒に攻略プレイ! 陸遜の孫・陸機も犬をかわいがっていた!三国志時代の犬と人との絆 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース12記事【10/23〜10/29】 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース24記事【6/19〜6/25】 成廉(せいれん)と魏越(ぎえつ)とはどんな人?呂布が強いのは俺達がいてこそ! 【日本最大ミステリー遂に解明か?】邪馬台国・卑弥呼の正体につながる新たな手がかりを発見! 命乞いでここまで堕ちるか?関羽に命乞いし全てを失った男・于禁

おすすめ記事

  1. 満寵(まんちょう)ってどんな人?曹氏三代に仕え呉の天下統一を阻み続けた司令官
  2. 【優劣対決】戦国武将小早川秀秋 VS 蜀の二代目皇帝劉禅一体どちらが優れていたのか。PART2
  3. 曹昂すぺしゃる「丁夫人と曹昂」
  4. 関羽を倒さなかった黄忠に、よかミカンが異議アリ?
  5. 江戸城オフィスを大公開!大名の争いは部屋取りゲーム?
  6. 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部
  7. 【諸葛亮のノアの方舟計画】長坂での別行動は劉備軍温存?
  8. 秦の為に戦い秦人に恨まれた名将 章邯(しょうかん)

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP