大人気春秋戦国時代漫画キングダム、橑陽の戦いは9日目
後がない楊端和の軍勢と壁軍が犬戎族の三将軍の首を取るという
奇襲作戦で幕を開けましたが、その動きは舜水樹に見抜かれていました。
通常の倍以上の兵力で山の民を踏み砕かんとする犬戎族
さて、ここからどうなるのでしょうか?
※この記事はキングダム553話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。
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前回記事:【キングダム553話】「ルーディン」ネタバレ&レビュー
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この記事の目次
キングダム554話ネタバレ&レビュー想定外
壁兵「敵の数が2万を超えております
物見の報告では、フィゴ軍、バジオウ軍の前の敵も
倍増しているとの事です」
壁とメラ族等の山の民連合軍は1万人、
ブネンの軍勢は2万、倍の兵力差は想定外です。
壁「まさか、よりによって今日増軍してくるとは
いや、まさか、こちらの三将狙いが読まれていたのか」
カタリ「壁将軍、敵は我々の攻撃を読んで逆に潰しに来た
貴殿方の兵では、あの敵の攻撃に耐えられない
我々が立ち向かう故に、一度後方に退かれよ」
ここで、カタリからの老婆心です。
犬戎族の突進に平地の壁軍では対応できないだろうという
これまでの壁の戦い方を見ると常識的な判断です。
しかし、壁は申し出に感謝しながら断ります。
壁「くっ、カタリ殿、お心遣い感謝する。
しかし無用な申し出だ、
私は端和殿と約束したのだ」
(男を魅せると!)
壁「壁軍歩兵前進!今日こそ我々の力を見せしめるのだ!」
壁将軍に変なモノが憑りつきました。
楊端和の為にこれ以上、無様は見せられない。
それどころか男を魅せると心の声です。
これも楊端和の美貌とカリスマが為せる技でしょう。
キングダム554話ネタバレ&レビュー 修復と防衛
最弱の壁軍歩兵が突撃してくるのをブネンはあざ笑います。
ブネン「山猿以上のバカどもだな
騎兵を打ち込んで蹂躙してやれ」
騎馬民族の犬戎は基本騎兵で構成されていますから、
歩兵は彼らの餌食です。
兵「騎馬が突っ込んでくるぞ!
へ、壁さまーーー!」
壁「うろたえるな!いつも通り構えよ
この8日間で敵の動きには慣れた
ならば我々の力を発揮できるはずだ
「基本戦術!突っ込んでくる騎馬隊に対して弓兵!
それをかいくぐってきた騎馬に対しては盾兵
それでも中に入ってきた騎馬にはさらに弓兵!」
思いのほか善戦する壁軍にキタリとカタリも
驚きを隠せません。
キタリ「陣の中に弓兵を組み込んでいるのか」
カタリ「動きに迷いがない、あれは精鋭部隊か?」
壁「修復と防衛、別に特別な事をしているわけではない
私同様に我軍に派手さはない。
それゆえに、基本を幾度となく繰り返し鍛錬した
カタリ「修復と防衛」
壁「数に任せ、突撃してくる騎馬隊など、こちらの型に
はめてしまえば何も恐れる事はない」
※壁将軍、自信満々でしゅ!
カタリ「少々彼らを見くびっていたさすが秦の将軍だ」
キタリ「ただ犬戎がバカなだけだ」
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム554話ネタバレ&レビュー 歩兵の本領
騎兵で壁軍を崩せないと悟ったブネンは一度撤退を命じます。
ブネン「ちっ!いったん騎馬隊を止めろ
歩兵を出せ、今の突撃で失敗したやつらは斬首」
さりげなく残虐性の一端を見せるブネン、
しかし、味方に見せなくてもいいのでは・
壁「歩兵が来る、歩兵戦だ、陣形を組み替えよ
歩兵同士、主力部隊の戦いだ!」
壁「カタリどの、思っていたより早く主力の戦いになった
後軍の出撃を頼む」
カタリ「私も今、ソウオモッテイタ」
キタリ「相手のブネンは簡単な男じゃないな」
カタリ「あれはきっと主攻ではない、
敵が主攻を出してくるのは、まだ後だ」
どうやら、ブネンも猪突猛進の脳筋武将ではないようです。
効果がないと見るや深追いせず、あっさり騎馬隊を退きました。
次は山の民vs犬戎の戦い、どうなるでしょうか?
キングダム554話ネタバレ&レビュー 後の無い戦い
壁、カタリ、キタリがブネンと激突している最中
左からも歓声があがります。
バジオウ軍も攻撃を開始しました。
巨大な棍棒を振り回し、犬戎族を打ち破って前進するバジオウ
フィゴ王「何・・・我らが一番だと思っていたが・・
なんせ、敵の末っ子が、このフィゴ王にビビッて出てこないからな
出遅れたわ!」
フィゴ王の右軍も前進して、敵を撃破していきます。
山の民兵「端和様、全軍始まりました」
楊端和「そうか、久しぶりだな
この、後のない感じは・・」
煽り:圧倒的兵力差の中、敵三将を狙う楊端和軍、
長い一日が幕を開けた
キングダム555話に続く!!!
キングダム555話ネタバレ予想
今回は壁の意外な活躍にビックリした人も多いかも知れません。
今まで、歯が立たなかった犬戎族と何で五分で壁が渡り合えたのか?
これは、秦軍と山の民や犬戎族との根本的な違いです。
秦兵は、山の民や犬戎族と違い、生まれついての戦士ではありません。
それまでは別の仕事をしていたものが徴兵されて軍務につくだけです。
だから、自律的に考えて戦う事は不得手なのです。
逆に、訓練により決められた手順に従い、正確な動きをするのは
自律した戦士である山の民や犬戎族よりはずっと得意でした。
壁は8日間の間に、犬戎族の攻撃パターンを学習して
ある程度のマニュアルを作り出すのに成功したのです。
例えるなら、プロ野球投手の剛速球をアマチュアでは
ホームランには出来ないけど、その軌道さえ訓練で理解すれば
バットを合わせる事で、ヒットを打つ事は
不可能ではないという感じかもしれません。
だから、壁軍が単体で犬戎を討つのは不可能ですが、
今までのように騎兵に追い散らされる事はないでしょう。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
次回555話では、バジオウやフィゴ王の戦いぶりが見られるでしょう。
フィゴ王は、濃いエロキャラの割には、まだ実力未知数なので
どの程度の力があるのか読者が図るには絶好の機会ですね。
次回記事:【キングダム555話】「個別撃破」ネタバレ&レビュー
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