袁紹の攻略方法は!?曹操が使った袁紹の攻略方法を紹介

2018年5月10日


 

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袁紹と曹操

 

河北の覇者・袁紹(えんしょう)

曹操(そうそう)は袁紹の国力に対して圧倒的な差をつけられていました。

そのため官渡(かんと)の戦いではかなりの苦戦を強いられることになります。

しかし曹操は袁紹の攻略法を何とか見出して、袁紹を倒すことに成功します。

今回は曹操が見つけた袁紹攻略法についてご紹介したいと思います。

 

関連記事:官渡の戦いで袁紹が勝っていたら三国志はどうなっていたの?

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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袁紹の弱点とは?

袁紹

 

袁紹の弱点とは一体何でしょうか。

郭嘉(かくか)は曹操へ「袁紹は十の敗因があります。

それは軍事、道義、正義、政治、度量(どりょう)策謀(さくぼう)、人徳、仁義、聡明(そうめい)、法制の

10個において殿が袁紹に(まさ)っている所です。」とアドバイスをしています。

また曹操は袁紹に対して

「志は大きくても知恵が無く、顔つきは厳しいがキモが小さく、

人を(ねた)んでばっかりな奴で威厳(いげん)にかけている。

また兵士の数も多いが軍令が行き届いていない。

この兵士を率いる将軍達も威張り腐っている。

更に政治上に一貫性がないから統治もゆるゆるだ。」と評価しています。

 

このように弱点だらけの袁紹ですが、曹操が見出した袁紹の弱点を紹介していきましょう。

 



袁紹攻略法その1:弱点を突く

袁紹

 

袁紹攻略法その1は彼の弱点を突く事です。

曹操は官渡の戦いの時、彼の弱点をついています。

例えば袁紹は優柔不断(ゆうじゅうふだん)決断力(けつだんりょく)に優れていない所です。

 

曹操は許攸(きょゆう)鳥巣(うそう)に袁紹軍の兵糧が集まってきているとの情報を与えます。

曹操は彼の情報を信じてすぐに出陣し、

鳥巣に集まっていた兵糧を全て燃やすことに成功します。

袁紹はこの時鳥巣から救援要請が来ていたにも関わらず、

全軍で救援することをしないで、中途半端に軍勢を派遣します。

曹仁

 

この結果、袁紹は鳥巣を救援することができず、

兵糧が無くなってしまったたため官渡から撤退することになってしまいます。

曹操が袁紹の優柔不断な所を見事に突いた一例と言えるでしょう。

もしこの時、袁紹が全軍を率いてもしくは大軍勢を救援に差し向けていれば

鳥巣を救うことができ、兵糧を維持しながら

官渡の戦いに勝利することができたかもしれません。

 

袁紹の攻略法その2弱音を吐いても踏みとどまる忍耐力

曹操

 

曹操は官渡の城塞に篭城(ろうじょう)して袁紹軍の大軍と戦っていた時、

弱音を手紙に書いて許で留守番をしている荀彧(じゅんいく)に送ります。

曹操は手紙に

「もう兵糧は少ないし、袁紹軍は大軍だし、勝てないから

許に撤退しようと思っているんだけどどう思う」と書いて送ります。

 

荀彧はこの手紙を見てびっくりしてすぐに曹操へ

曹操と荀彧

 

「殿。袁紹は全軍を用いて官渡で一大決戦を行っています。

まさに天下分け目の戦と言っても過言ではありません。

袁紹は一平民の剛勇(ごうゆう)ですから多くの人が集まってきても、

それを用いることはできないでしょう。

それに比べて殿は英知と勇武、そしてそれを支える天子がいるのです。

これらをもってすれば袁紹如き簡単に倒すことが出来るでしょう」

激励(げきれい)の手紙を送っております。

 

曹操はこの手紙を読んで気力を取り戻し袁紹軍の攻撃を何とか粘り強く耐え続けるのでした。

そして曹操は許攸から兵糧庫の情報をもらい袁紹に逆転勝利することになります。

粘り強くチャンスを待ち続ける事こそ袁紹の攻略法の一つと言えるでしょう。

   

正史三国志の袁紹の評価とは

陳寿

 

袁紹は曹操に見事弱点を突かれて破れてしまいますが、

正史三国志の作者陳寿はどのように彼を評価しているのでしょうか。

 

陳寿は「袁紹の威容は堂々としており、名声は天下に轟き、河北に割拠(かっきょ)した」と

意外と高評価を与えています。

 

そんな高評価を与えつつ陳寿は

 

「しかし、外面は寛大に振舞いながら内面は猜疑心(さいぎしん)が強く、

(はかりごと)を好みながら決断力に欠けていた。

また、優れた人物がいても用いることができず、忠言を聴いても実行できなかった。

長子を廃して庶子を後継ぎにしようと考え、礼儀を捨て個人の情を重んじた。

だからその死後、子孫が困窮し領地を失ったのは当然であった」と

上げて落とす評価を彼に与えていました。

陳寿にも弱点を見抜かれている袁紹でした。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

黒田レンの独り言

 

袁紹の攻略法は粘り強くチャンスを待つ事と多くの弱点を突く事です。

彼の攻略法はこの二つになりますが、当時は攻略法なんて存在していないので、

曹操の相手の弱点を見抜く眼力はさすがの一言に尽きます。

 

参考文献 ちくま学芸文庫 正史三国志魏書等

 

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赤壁の戦い

 
 

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