韓遂と王国の反乱が後漢王朝の基盤を揺るがした


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韓遂

 

後漢王朝(ごかんおうちょう)黄巾の乱(こうきんのらん)が起きたせいで後漢王朝の政治基盤が破壊され、

各地の力をもった豪族や名士たちがそれぞれ勢力を持つことになります。

そんな黄巾の乱が勃発した少し後に涼州でも大規模な反乱が発生。

この反乱の首謀者こそ馬超の盟友として潼関(どうかん)の戦いに参戦した韓遂(かんすい)

そして超マイナーな王国(おうこく)という人です。

今回はこのふたりにスポットライトを当てて紹介したいと思います。

 

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後漢王朝に反乱!!

 

王国は元々後漢王朝の役人でしたが、黄巾の乱が発生すると

涼州で宋建(そうけん)と一緒に反乱を起こし、北宮伯玉(ほっきゅうはくぎょく)李文侯(りぶんこう)らを将軍に立て、

韓遂・辺章(へんしょう)を捕虜にして金城の太守を殺害して占領してしまいます。

そして王国は韓遂らを捕虜から解放して軍政を任せてリーダーへ擁立します。

さて盟主となった韓遂と辺章、

そして彼ら二人の下に就いた王国達はその後どうしたのでしょうか。


董卓・張温らの討伐軍に勝利!!

董卓

 

韓遂らは長安近辺の重要地域に進撃し後漢王朝を脅かします。

後漢王朝は韓遂らの反乱軍を討伐するべく黄巾の乱で活躍した

皇甫嵩(こうほすう)董卓(とうたく)に軍勢を与え、韓遂達へぶつからせます。

皇甫嵩は黄巾の乱ではかなりの活躍をした武将でしたが、

涼州の異民族を中心とした軍勢に為すすべもなく敗北してしまいます。

 

こうして後漢王朝の軍勢を打ち破った韓遂達は再び長安近辺で暴れまわりますが、

皇甫嵩の代わりにやってきた張温(ちょうおん)率いる軍勢と戦っうことになります。

韓遂達は張温率いる軍勢もコテンパンにして追い返してしまいます。

ついでに董卓はこの時の戦いで唯一兵士の損害を出さずに退却することに成功したため、

彼の武勇の知名度が上がることになります。

 

しかし張温は軍勢を立て直し再び韓遂率いる軍勢に攻撃をしかけ

彼らの軍勢を打ち破ることに成功します。

韓遂達は敗北して涼州へ逃亡するのでした。

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一緒に起こした反乱諸将を殺害!!

韓遂

 

韓遂は涼州へ逃げ帰ると一緒に反乱を起こした北宮伯玉や

李文侯を殺害して軍勢を奪ってしまいます。

この時辺章は既に病死していたそうです。

 

さて韓遂は軍勢を手に入れるとすぐに出陣していき、

涼州の刺史がいる城へ向かっていきますが、途中で殺害された事を知り、

無血でこの城を手に入れることに成功します。

 

その後韓遂と王国は傅燮(ふしょう)の守る漢陽城を包囲。

王国は漢陽城を守っている傅燮が羌族(きょうぞく)(した)われ、

元役人だったことから王国が降伏するように説得しに行きます。

しかし傅燮は王国らに降伏しないで韓遂の軍勢へ突撃して討ち取られてしまうのでした。

 

漢陽城を手に入れ、勢力の拡大に成功した韓遂と王国。

そして勢力が拡大した事で新たに仲間に加わった馬騰(ばとう)

彼らは新しい盟主を誰にするか考えていました。


王国ついに盟主へ

 

韓遂と馬騰は新しい盟主に王国がなるべきだと推挙します。

王国は彼らの推挙を受けて反乱軍の盟主となるのでした。

そして再び長安近辺の地域へ侵入すると暴れまくった後、退却するのでした。


  

 

陳倉城攻略戦で敗北し、王国も敗北。そして・・・

 

韓遂は長安近辺へ侵攻した翌年、陳倉城を手に入れるべく出陣してきます。

この時、盟主の王国は陳倉城を救うためにやってきた

皇甫嵩・董卓軍の軍勢を迎撃する役目を負っていました。

こうして韓遂率いる陳倉城攻防戦が始ります。

 

しかし盟主・王国が韓遂が陳倉城を手に入れる前に、

皇甫嵩・董卓の軍勢に敗北してしまうのでした。

韓遂はこの事を聞いてすぐに陳倉城の攻略戦を諦めて、撤退(てったい)していきます。

そして敗北した王国を追放してしまいますが、

その後彼は混乱の中で殺害されてしまうのでした。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

今回は韓遂と王国の反乱を紹介しました。

黄巾の乱が有名すぎてこの彼らの反乱は知っている人は少ないと思いますが、

後漢王朝を揺るがした大規模な反乱でした。

その後、韓遂や馬騰の反乱は長期間継続することになります。

 

参考文献 ちくま学芸文庫 正史三国志蜀書・魏書など

 

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世界よ、これが黄巾賊だ
黄巾賊


 

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