魏延
馬超




はじめての三国志

menu

kawauso編集長ぼやき

kawauso編集長のぼやきVol.7「記事では書けないネタ」




 

あー一週間のご無沙汰です。編集長のkawausoです。

kawausoは、三国志のネタ探しで、

原典(とはいえ翻訳したやつね)に当たる事があるけど

そこには、なかなか生々しい事が書いてあり、結構、胸に詰まる事がある。

 

曹操(そうそう)は、はじ三ではファンシーなキャラだけど、

やはり生涯戦争ばかりしてきた人物だけあって色々なんでもありの人だった。

魏武註孫子(ぎぶちゅうそんし)にも、そうか、そこまで言うのかという文言があるんだな

 

前回記事:kawauso編集長のぼやきVol.6「天敵」

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.1「情報受け身社会」

 

 

火計には異常者や極悪人を使え

 

魏武註孫子の火陳編(かちんへん)には、曹操が考える火計のノウハウがあるけど、

そこには、以下のような一文がある。

 

火攻術や放火はまともな人間には任せる事が出来ない

むしろ異常者や極悪人のように血も涙もない人々にやらせる

 

この一文を見た時にkawausoは胸に詰まるものがあった。

火は完全なる平等者で、激しく燃え広がりモノも人命も全てを奪う

何者にも容赦はしない、ただ化学の法則に従うだけだ。

 

まともな神経を持つ人間では良心の呵責(かしゃく)に耐えられない

だから、異常者や極悪人にやらせろと書いている。

 

おそらく、魏軍にはそういう人々の一団がいて、

嬉々として火を掛けていたという事実の裏返しだと思う。

とても、お近づきにはなりたくないけど、曹操はそういう人々を

人間としては最低だが常人に出来ない事が出来るから、

活かして使おうと割り切っているわけだ。

 

悪徳と言えば、なんという悪徳、

火を掛けて人命を奪うという理不尽な行為にも、

もっとも最適な人間を選んで効率を重視するという

およそ、合理主義のもっとも人間離れした部分を平気で飲み込んで、

自軍の勝利に用いる曹操の恐い一面が垣間見える。

 

 

真剣な曹操だから恐ろしい

 

曹操の血も涙もない一面が、この一文には現れている。

でも、この一文で曹操を極悪人であり、モラルの欠如者と糾弾するのは

戦争の時代を知らない甘ちゃんのする事なのだろう。

 

曹操は戦争の手段を避けようとはしていない。

その方が有益なら躊躇(ちゅうちょ)なく戦争を取る。

でもそれは、殺人や戦争が好きだからではなく、

平和をもたらしたいからだ。

 

生きる為に人を襲い殺す賊と曹操の違いがそこにある。

曹操は、平和をもたらす為に殺し、焼き、奪う、

それに対する後世の(そし)りは、悪名として引き受けて、

平和の世を残して、残虐な行為に対する代償とする。

それが曹操の答えだった。

 

ここに至るまで、曹操には葛藤(かっとう)があっただろうが、

一人を殺した時から毒を食らわば皿までに

ならないでは居られなかったのだろう。

何故か?それは、曹操が悲しい程に真面目だからだ。

 

 

曹操は悪事にさえ真剣なのである。

この凄まじさは、簡単に理解できない

 

甘いヒューマニズムに浸り安全な見地から

為政者を糾弾(きゅうだん)する、甘っちょろい大衆が、

曹操は、おそらく死ぬほど嫌いだったのではないか?

 

そうでないなら、「大衆なんかそんなモノ」と、

諦めの笑みを浮かべて、ハツカネズミのように

めまぐるしく動きまわっていたのだろう。

 

 

曹操には足元にも及ばないkawausoなので

時々、曹操の生の声に打ちのめされながら、

せめて少しでも面白い記事を書こうと

今日も、せっせとキーボードを叩くばかりです。

でも、厳しい声だよホントに、、

曹操の声がどんな群雄より一番厳しい

 

はじ三編集長のすねすね愚痴記事
kawauso編集長のぼやき

 

上の話は通常記事にはしません

 

上の話は、生々しすぎるので通常の記事にはしません。

本編では、もっと明るく笑える記事にしたいので、

物議を醸すような生々しい内容は載せたくないんです。

 

へそ曲がりにもここを読んでくれた人、

今回はラッキーだったね!

 

んじゃ、また来週~

 

※次回のぼやきは5月30日(水)の配信予定です。

 

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.4「三国志はオモチャだ!」

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.3「諦めるとは」

 

世界よ、これが黄巾賊だ
黄巾賊

 

kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. kawauso編集長のぼやきVol.18「はじ三が有料記事出すっ…
  2. kawauso編集長のぼやきVol.30「環境マネジメント」
  3. kawauso編集長のぼやきVol.28「ラヂオの時間」
  4. はじめての三国志編集長kawauso 【最終話】kawauso編集長のぼやきVol.33「北京でサービ…
  5. kawauso編集長のぼやきVol.23「ウォーキングコンビニ」…
  6. はじめての三国志編集長kawauso kawauso編集長のぼやきVol.19「隠れ三国志ファン」
  7. kawauso編集長のぼやきVol.13「好きな漫画家」
  8. kawauso編集長のぼやきVol.26「倒れない編集長」

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 過労死する諸葛孔明
  2. 環夫人
  3. 太平道の祖・張角(黄巾賊)
  4. 火縄銃を気に入る織田信長
  5. 周瑜
  6. 陸遜
  7. 曹操の墓

おすすめ記事

  1. 袁紹の死因はメンタルの弱さにあった?河北の支配者・袁紹の死因を考察 亡くなる袁紹
  2. キングダム 517話 ネタバレ予想:最近、河了貂がポンコツになっている理由は?
  3. 東方明珠のへなちょこ長江旅行記 その3 気球 三国志
  4. 衝撃!高平陵の変の黒幕は司馬師だった! 司馬師
  5. 【真田丸】真田信繁も背水の陣を敷いた?国士無双と謳われた天才武将・韓信との共通点 韓信将軍
  6. 孫呉のラストエンペラー・孫皓を支えた陸抗と陸凱の逸話

三國志雑学

  1. 司馬昭
  2. 2つの持論を展開する費禕
“はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 王基に感謝する司馬昭
  2. 鄧艾
  3. 劉備の黒歴史
  4. 王莽
  5. 2つの持論を展開する費禕
  6. 諦める公孫サン(公孫瓚)

おすすめ記事

陳寿(ちんじゅ)とはどんな人?●●のレッテルを貼られてしまった正史三国志の作者 城 銅雀台 曹操ってもしかしてフェミニストだった?銅雀台の侍妾エピソード 張昭、孫権、孫策、周瑜 【え!狩猟の話じゃないの?】曹操の狩りの誘いにビビる孫権 魏の占い師・周宣(しゅうせん) 周宣(しゅうせん)とはどんな人?夢を占わせれば、九割の精度を誇った魏の夢占い師 司馬懿と魏延 驚愕!実は名築城家でもあった魏延の意外な才能! 山岡鉄舟、勝海舟の影に隠れた江戸無血開城功労者の凄い人生 黄巾の乱に巻き込まれる若し頃の程昱(ていいく) 程昱(ていいく)は曹操の軍師となる前は一体何をやっていたの? 名推理!三国志時代にも名裁判官が存在した!?

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム
“水滸伝"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志PR募集法正"
PAGE TOP