キングダム
if三国志




はじめての三国志

menu

戦国時代 (日本)

明智光秀と坂本龍馬は祖先と子孫の関係だった?長宗我部元親との関係も

ピストルを乱射する坂本龍馬




坂本龍馬(幕末時代)

 

これまでの記事において明智光秀(あけちみつひで)に関する都市伝説(としでんせつ)について取り上げました。今回の都市伝説は明智光秀の子孫は生き延びて、その末裔が土佐藩藩士の坂本龍馬(さかもとりょうま)になったという説を取り上げます。

 

この記事では、前半で明智光秀と坂本龍馬との関係について取り上げます。後半は明智光秀と土佐との接点について取り上げます。

 

関連記事:明智光秀は愛宕神社で信長討伐の吉凶を占った?(本能寺の変雑学)

関連記事:明智光秀が築いた城下町3選(坂本城・亀山城・福知山城)

 

 

明智光秀と坂本龍馬との意外な関係

明智光秀 麒麟がくる

 

明智光秀の家紋は桔梗(ききょう)の花で有名です。坂本龍馬の家紋も桔梗の花です。家紋が桔梗の花で同じであること、龍馬の名字が明智光秀の居城が坂本城に由来するといったことから都市伝説として浮上しました。しかし、名字や家紋が同じであることについては偶然であるという説が有力で、後世の小説家の創作説の可能性が高いとされています。

 

なぜ家紋に桔梗の花が使われたのでしょうか。桔梗の花には戦勝を重ねることができることや魔よけの意味があるといわれています。

これまでの明智光秀の家紋に関する記事で、桔梗の花を使った戦国武将として加藤清正(かとう きよまさ
)
山県昌景(やまがた まさかげ
)
らを紹介しました。

 

坂本龍馬は33歳で暗殺されていること、加藤清正は謎の死を遂げていること、山県昌景は長篠の戦い(ながしののたたかい)で戦死していることを取り上げました。桔梗紋は縁起のよい家紋であるにもかかわらず、このような事例があることから縁起の悪い家紋となりました。

 

 

明智光秀と土佐の長宗我部元親との意外な関係

長曾我部元親(長宗我部元親)鳥なき島のコウモリ

 

明智光秀は織田信長(おだのぶなが)の四国平定で長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか
)
との交渉役を担当していました。信長は長宗我部元親に対して「四国は切り取り次第」という約束をしています。このとき四国の長宗我部元親と交渉していたのは明智光秀の家臣斉藤利三でした。

 

斉藤利三は長宗我部との交渉役を担当していましたが、長宗我部元親・その家臣石谷光政(いしがい みつまさ)と婚姻関係にありました。斉藤利三(さいとう としみつ
)
は石谷光政と交渉を進めますが、突如織田信長が「四国は切り取り次第」から「土佐と阿波の半分しか認めない」という方針に変わりました。

 

長宗我部元親は信長の方針変更に承知しませんでした。石谷家の古文書によれば、織田信長と長宗我部元親が対立していたことが記録されていますが、斉藤利三が元親を諫めるために石谷頼辰を使者として交渉しました。結果、長宗我部元親は織田信長の方針に従ったという記録が史料に残されています。

 

戦国時代ライターオフィス樋口の独り言

幕末ライター オフィス樋口

 

今回は明智光秀と坂本龍馬との関係について取り上げました。明智光秀の末裔は坂本龍馬になったという説については、偶然名字で坂本を名乗っているだけで、小説家の創作との説が有力となっています。

 

後半では明智光秀と土佐の長宗我部元親との関係について取り上げました。織田信長の四国平定で、長宗我部元親との交渉を担当していたのは明智光秀でした。明智光秀の家臣の斉藤利三が長宗我部元親の家臣石谷光政と交渉していて、その記録が石谷家文書という史料として残されています。長宗我部の家臣の石谷家と斉藤利三は婚姻関係にあったという記録もあります。

 

織田信長の四国平定について、方針が「四国は切り取り次第」から「土佐と阿波の半分しか認めない」ということに変わったこと、四国平定の途中で交渉担当が明智光秀から豊臣秀吉に変わっています。

 

これまでの「はじめての三国志」の記事で、明智光秀の本能寺の変の動機について、人質に出されていた母が殺されたことや勅使饗応役を外されて領地を取られたことを挙げてきましたが、有力とはいえないという形で結論付けていました。

 

この記事の後半で取り上げた石谷家文書が発見されたことや大河ドラマ『麒麟がくる』の放送に伴い、本能寺の変の動機について新しい発見がされることが期待されます。

 

関連記事:【明智光秀の家紋・桔梗紋】きっかけは明智光秀が仕えた土岐氏だった

関連記事:明智光秀と服部半蔵は同一人物だった?伊賀を越えた光秀に迫る

 

【信長を討った明智光秀の波乱の生涯】
麒麟がくる

 




オフィス樋口

オフィス樋口

投稿者の記事一覧

自己紹介:フリーランスで予備校の講師をしています。
歴史が好きで、予備校では主に日本史を指導しています。
センター試験の点数を40点台から80点台に伸ばした実績があります。

好きな歴史人物:徳川慶喜(理由:多趣味であることが共通しているから)

関連記事

  1. 燃える本能寺 明智光秀のイメージどうして三日天下に終わった?
  2. 山県昌景(やまがたまさかげ)とはどんな人?武田家四名臣の一人・赤…
  3. 智謀が凄すぎて信用がならなかった真田昌幸の前半生に迫る!!
  4. 狸(徳川家康)とお猿(豊臣秀吉)の外交合戦が面白い!
  5. 真田丸 武田信玄 三国同盟の終わりと武田信玄の危機
  6. 明智光秀は鉄砲の名人 麒麟がくる 明智光秀の旗や家紋は桔梗の花?
  7. 豊臣秀吉 戦国時代2 豊臣秀吉の天下統一の第一弾「四国征伐」に向けて何をしたの?
  8. 黒田官兵衛の肖像画で頭巾を付けている理由がわかる!天才軍師・官兵…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. はじめての三国志編集長 kawauso
  2. バナー はじめての三国志コミュニティ300×250
  3. 石亭の戦いで交える曹休と周魴(しゅうほう)

おすすめ記事

  1. 大河ドラマ初の海外ロケ「いだてん」はどこで撮影されたの? スウェーデンで海外ロケの撮影をしている田畑政治と金栗四三 いだてん
  2. アンゴルモア元寇合戦記 鎌倉時代の服装は? 鎌倉時代 服装 男女
  3. 春秋戦国時代初期の名軍師・范蠡の名言:狡兎死して走狗煮らる
  4. 【衝撃の事実】董允がいたからこそ蜀は滅亡から逃れた!
  5. 三国志の名将・鄧艾の栄光が終わることになった出過ぎた発言とは!?
  6. 小野小町(おののこまち)はどんな人?世界三代美女は謎だらけ

三國志雑学

  1. 劉禅
  2. 孫呉(孫権黄蓋陸孫周瑜周泰) 
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

船冒険する諸葛直 船 【三国志版艦コレ】孫権が保有していた巨大戦艦長安を解説 曹操軍の輸送車を襲う趙雲 趙雲は五丈原ではどんな役割だった?趙雲の北伐と最期 【八陣図】三国志の戦術マニア必見!少ない兵力を多く見せる必殺疎陣とは何? 呉範(ごはん)とはどんな人?当たる占いをご所望なら私にお任せください!風占いの達人 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第7部 三国志を否定するのは呉の張昭?三国間の不毛な争いを終わらせようとした政治家 月刊はじめての三国志2017年9月号 (桃園出版 三国舎)の販売を開始しました 【西郷どん】日米修好通商条約って何が問題だったの?

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP