大人気春秋戦国時代漫画キングダム、591話では河了貂の策略の１である信＆羌瘣が、趙峩龍自慢の土雀が作り出す隔砂陣を撃破して
趙峩龍本陣への道を開きました。
一方で、攻めを偏重させる為に防御を薄くした飛信隊の防御陣はボロボロ、特に鄴攻めの前に募集した干斗達新米兵の一団が窮地に陥っています。
「助からない者は最初から助けるな」河了貂の命令に従いながらも、情に厚い松左は僅か10人ばかりの部下を連れて救援に向かいます。
本当に松左は最後を迎えてしまうのか？御覧下さい・・
※この記事はキングダム592話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。
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監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム592話最新ネタバレ 渕副長の不安
河了貂からともに守備の要を任された渕副長は、すぐに松左の不在に気づきます。
そして、残った兵から松左の行き先を聞き、そこが助けてはならない全滅不可避の新米兵の部隊だと知り不安がよぎりました。
もちろん渕副長も、松左がこういう時に非情になりきれない男だと知っています。
ただ、今回の決断はあまりにもやばい決断だと感じていました。
「もしかすると、干斗達を救うどころか、松左も含めて全滅かも知れない」しかし、もちろん渕はここを動く事など出来ません。
無事に松左が、そして新米兵が一人でも生き残ってくれる事を祈るだけです。
キングダム592話最新ネタバレ 全滅の瀬戸際
松左が10名あまりの部下と新兵達の陣営に到着した時、部隊はすでに崩壊寸前でした。
その中には成す術もない干斗が呆然と立ちすくみます。趙兵は完全に新米兵を包囲し、次々と新兵は狩られていきました。
干斗は逃げようとしますが、どこに突破口があるかさえ分かりません。やがて、干斗の首に敵兵の刃がかかります。
観念したその時、間一髪のところで松左の槍が敵兵を貫きました、まさに九死に一生を得た干斗、そして生き残った新米兵達。
でも、それで窮地を潜り抜けたわけではありません、徐々に狭まっていく包囲を突破しないと結局全滅する事は避けられないからです。
「お前達を一人でも多く救い出す、俺に続け！」
松左は槍を奮い圧倒的多数の趙兵に飛び込んでいきました。
キングダム592話最新ネタバレ 深く重い一撃
必死に槍を奮い趙兵をなぎたおす松左、さすがは飛信隊で窮地を潜り抜けた男の槍です。
雲霞のごときだった趙兵の群れをかき回し、防戦一方だった戦況が変わり始めます。
ですが、その時、無情にも趙兵の槍が松左の背中に突き刺さります。
この時、松左は一瞬動きを止めます。
これまでとは違う、どこか致命的な箇所に槍が入った事を本能的に悟りました。
それでも松左は槍を奮う事を止めません。
ここで、干斗達が松左の所にやってきます。
「俺達が命がけで逃走経路を確保しますから、あなただけでも逃げてくれ」
新米兵達は松左に命を賭けさせた事をすまなく思い、自分達が全滅する事でせめて有能な松左を逃がそうと考えたのです。
キングダム592話最新ネタバレ 生きる為に戦え！
それを聞いた松佐は「ふざけるな！」と干斗を怒鳴りつけました。
「ここはお前達の死に場所じゃない
新兵が戦力にならない事くらい俺は百も承知で助けにきたんだ
戦場で、そんな事を言うなら最初から飛信隊に入るな！
飛信隊に入るという事は、信と一緒に上にあがり同じ風景を見る為だ
飛信隊はそのために共に生き、共に死ぬのだ」
「ここで死ぬと決めるな
生きると決めろ、生きて信を支えるんだ
お前達が信の支えになるんだ・・」
松左の言葉が新兵達の魂に届きました。
うわあああああああああああああああああーーーーー！！
一致団結して新兵達は士気を爆上げし趙兵の包囲を突破します。
キングダム592話最新ネタバレ 最期の願い
松左の魂の言葉が新米兵を動かし、動きの鈍さが嘘のように趙兵を撃破していきます。
趙兵を打ち倒す事で力への自信を深め行動がポジティブになり、それが士気を高め、さらに趙兵を打ち破るという最高の好循環です。
しかし、その間にも松左の命の炎は弱り続け、とうとう歩みを止めてしまいます。
（俺はもうここまでだ・・）
干斗が歩みを止めた松左に気がつき駆け付けました。
松左は、自分をどうか少しでも前に連れて行って欲しいと頼みます。
俺はずっと信の背中を見てその後を追い続けてきた、だから最期も出来るだけ信の傍で逝きたいんだ
干斗は、松左を背負い少しでも信の傍へ行く為に歩みを進めました。
煽り：最初から信を支え、仲間を支え飛信隊を支え続けた一人の偉大な男の命が今静かに燃え尽きようとしていた
キングダム593話に続く
キングダム593話予想
ありゃりゃ・・ほとんど100％の的中率で当ててしまった感じです。
やはり松左は死んでしまいました。
もちろん、犬死にではなく、命がけで救った干斗達に飛信隊の魂を伝えて最期を迎える事になったんですからね。
ただ、これはこれとして、きつくなったのは一人で守備隊の指揮を執らないといけない渕副長です。
本来ならば、ダメな連中は見捨てて軍全体を守る為の布陣が松左が情に引きずられる形で戦死してしまう形を取ったために即応性が
守備隊から失われてしまいました。
これでは、飛信隊の守備部隊はより窮地に陥るでしょう。
また、なんとか、堯雲軍と趙峩龍軍を抑えている劣勢の玉鳳隊にも今後窮地がやってくる可能性はあります。
そうなった場合はどうなるか？
これはもう一つしかないですね、重病の筈の王賁が復活して最終的に堯雲軍、趙峩龍軍を押し返してしまうのでしょう。
王賁にしてみれば、それにより羌瘣に治療してもらった恩義を返せるしのこのこ出てきた堯雲を討てる可能性も高まり一石二鳥です。
追記：3月14日発売のキングダム593話では、いよいよ松左の最期の時が描かれます。
そして、趙峩龍の隔砂陣を破った信に対して、趙峩龍が古参の名将らしい罠を仕掛けるシーンが出てきます。
さらに、最初出た切りで忘れ去られていたあの兄弟が、最期の死に花を咲かせようと信の前に立ち塞がりますが
そこで、思わぬ人物が信をアシスト！ちょっとオカルトが入った今回のキングダムも必見です。
こちらから↓読めます。
キングダム（春秋戦国時代）ライターkawausoの独り言
一つ不確定要素があるとすると、趙峩龍の扱いですね。
ずっと堯雲に比較してもどこが凄いか分からないポンコツ知将なのがここ数ターンで藺相如の楯という大仰な肩書を得ています。
もしかすると、これは、趙峩龍の凄さはここからだぜ油断するなという神（作者）のサインかもしれず、隔砂陣を破った上にさらに最期の関門が
待ち受けている可能性もあるのです。
そこをさらに河了貂が秘策で乗り越えて、ポンコツ時代遅れ糸目野郎さらば！で趙峩龍を葬るという形になるので、
まだ数週朱海平原の戦いは続くという事になるかもです。
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