織田信長の好物は一体なに?どんな味を好んで食べていたの?

2019年4月7日


 

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本能寺の変の織田信長

 

織田信長(おだのぶなが)明智光秀(あけちみつひで)謀反(むほん)により倒れる前、かなり広大な領土を持っていました。広大な領土を持っていた織田信長の食事はかなり美味しいものばかりを揃えていたはずです。

 

そこで今回は美味しいものばかり食べている織田信長の好物を探ってみたいと思います。

 

 

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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織田信長はどのような味付けが好きだったの??

飯がまずくてブチ切れる織田信長

 

織田信長の好物を紹介する前に彼の味覚について話してみたいと思います。織田信長はどのような味付けが好みだったのでしょうか。

 

織田信長はしょっぱい味付けの料理が好きでした。彼のしょっぱい物好きを伝えるエピソードが残っているので紹介したいと思います。

 

 

 

三好家の料理人へ料理を作らせるが・・・・。

足利義昭

 

織田信長は足利義昭(あしかがよしあき
)
擁立(ようりつ
)
して京都を占領。織田信長はこの時、京都にいた三好家の料理人を捕虜にします。

 

織田信長は三好家の料理人が京都で一番美味しい料理を作れることを知り、この料理人へ「俺に料理を作れ。美味しかったら俺が召抱えてやる」と命令を与えます。

 

すると料理人は「分かりました」と信長の命令を受けて、腕を振るって織田信長のために美味しい料理を作ります。

 

キレる織田信長

 

織田信長は料理ができると早速食べますが「全然美味しくねーじゃん。」と行って激怒し、家来に三好家の料理人を殺害するように命令。

 

織田信長スペシャル

 

 

もう一度チャンスを与える

 

三好家の料理人は「もう一度私にチャンスをください。」と織田信長へ懇願(こんがん)。織田信長は三好家の料理人を許し、もう一度だけ料理を作らせるチャンスを与えます。

 

三好家の料理人は再び織田信長へ腕を振るって作った料理を持ってきます。

 

織田信長は三好家の料理人が作った料理を頬張ると「めちゃくちゃうまい!!よし!!汝を召抱えてやろう」と大絶賛して三好家の料理人を召抱えるのでした。

さて同じ料理人が作った料理なのにどうして織田信長は違う味を感じたのでしょうか。

 

 

京都の味付けと尾張の味付けの違い

 

織田信長に許されて召抱えられた三好家の料理人。

 

彼は知り合いの友人から「どうして一度目の料理を殿様へ提供したとき、激怒されて殺害されそうになったのに、二度目に料理を殿様へ提供したときは許されたんだい」と質問されます。

 

すると料理人は「一度目は京都風の味付けで、うす味で上品な味付けにしたのさ。京都風の味付けが殿様には美味しくなかったから激怒したのだろう。だから二回目に料理を提供したときはコッテコテの濃い味付けにして料理を提供したのさ。尾張(おわり)美濃(みの)の料理はかなり濃い目の味付けにしてあると聞いたことがあったからその風習に従ったのさ。

 

すると殿様は尾張風の濃い味付けの料理だったから気に入って許してくれたんじゃないかな」と説明します。織田信長は京都風の薄味ではなく田舎風のちょっと濃い目の味付けが好きな人物だったことが伺えるエピソードを紹介しました。

 

そしてここから分かることは、織田信長は濃い目の味付けをしてある料理が好きで、焼き味噌などが好物だったそうです。

 

戦国史ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

織田信長は濃い目の味付けの料理・焼き味噌が好きでしたが、それ以外にも好物と言える料理があったのでしょうか。織田信長は焼き味噌以外の好物は湯漬けです。

 

湯漬けはお湯をご飯にかけるだけでサラサラと食べることができ、せっかちな織田信長にピッタリな好物と言えるのではないでしょうか。また織田信長が食していた湯漬けはたまに濃い味の焼き味噌などを入れて食べていたそうです。

 

宣教師 ルイスフロイス

 

また織田信長はパンも好きでした。キリスト教の宣教師が織田信長にパンを献上すると早速食しかなり気に入ったのでしょう。堺や大阪に人を派遣して取り寄せるほど好きになってドはまりしたそうです。

 

このように濃い味付けの食べ物や新しいものを好物としていた織田信長でした。

 

■参考文献 織田信長 天下布武の足跡など

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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