周泰の傷を治療したのは華佗だった?孫権の要請により周泰を救った華陀


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周泰(しゅうたい)

 

孫権(そんけん)を守り通した鉄壁の守護者・周泰(しゅうたい)。周泰は孫権を守り通すため、普通の人なら死んでもおかしくない傷をたくさん負っていました。

そんな周泰の傷を治療した人物がいます。

 

スーパーDr華佗

 

その人は三国志時代の名医として知られる華佗(かだ)です。

今回は名医・華佗と周泰について紹介したいと思います。

 

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孫権の危機を守った周泰…。

呉の小覇王・孫策

 

周泰は孫権の命の危機を何度も助けた鉄壁の守護者ですが、自分の身を挺して孫権を守ったのは、孫策(そんさく)が生きている頃でした。

 

呉の勢力を率いる孫策

 

孫策は統治(とうち)に不満を持っていた山越族を討伐するため、孫権を連れて出陣。この時、周泰も孫権に従って出陣します。孫策は孫権を宜城に留め、山越族(さんえつぞく)討伐へ向かって出陣していきます。周泰は孫権と一緒に宜城に留まり、宜城の守りを固めて、孫策の帰りを待っていました。

 

山越族は別動隊を率いて孫権軍が守っている宜城へ攻撃をしてきます。孫権軍は山越族が宜城へ攻撃してくるわけないと思っていたため、守りをしっかりと固めていなかったため、大混乱し苦戦することになります。

 

暴れまわる異民族に困る梁習

 

山越族は孫権軍が混乱している状態をチャンスだと考え、孫権に集中的に攻撃を行います。周泰は孫権を守るため、山越族と激闘を繰り広げます。孫権の側近は、周泰が山越族と戦っている様子を見て奮い立ち、山越族を退却させることに成功。しかし周泰は孫権を守るために大きな傷を負ってしまい、意識を失ってしまいます。

 

孫権

 

孫策は宜城へ帰ってきて、周泰が自らの身を挺して孫権を守った事に感謝し、彼を昇進させて県長に任命して報いたそうです。正史三国志(せいしさんごくし)は周泰が意識を失った後、誰が治療したのかなどを記載していません。

 

華佗

 

周泰が意識を失うほどの大けがを負って、自力で治ったとは考えにくいので、どこかの医者が彼を治療したのではないかと推測することができます。

三国志演義(さんごくしえんぎ)は周泰の傷を名医・華佗(かだ)が治療したとの記載があります。

 


 

周泰を救った華佗

孫呉(孫権・黄蓋・陸孫・周瑜・周泰) 

 

三国志演義によれば、周泰は山越族が宜城へ奇襲攻撃を仕掛けて来た際、孫権を守るために必死に山越族と戦ったそうです。

 

孫権は周泰の奮戦のおかげで、山越族を追い返すことに成功しますが、周泰の体には孫権を守った時にできた傷がいっぱいありました。そして周泰は山越族を追い返したのち、山越族から受けた傷のせいで意識を失ってしまいます。

 

華佗

 

この時、名医であった華佗は孫権の側近になっている友達から「周泰を助けてくれませんか」とお願いされます。華佗は友達の助けを聞いて、ベッドでボロボロになって倒れている周泰を治療してあげたそうです。

 

華陀と麻沸散

 

周泰は華佗の治療のおかげで、何とか命を吹き返すことになるのでした。もし周泰が大きな傷を負った時、孫権の側近の中に華佗の友達が居なかったら、三国志演義の周泰はそのまま亡くなっていたかもしれません。

 

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三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

孫権は周泰が自分を命懸けで守ってくれたことに対して、感謝の心をずっと持っていたそうです。孫権が周泰に深く感謝をしているエピソードがあるので、最後に紹介したいと思います。

 

曹操

 

孫権は曹操(そうそう)濡須(じゅしゅ)へ大軍を率いて進出してきた時、周泰や諸将を招いて大宴会を開いたそうです。この時、孫権は周泰を招いて「君はわが兄の時代、私のために命を懸けて守ってくれた。」と言って、彼の上着を脱がします。

 

周泰(しゅうたい)の全身の傷を解説する孫権

 

孫権は周泰の身に刻まれた多くの傷を指でなぞりながら「これらの傷はすべて私を守った時にできた傷だ。私はあなたを肉親と同じように思っており、孫呉の功臣と言っても間違えではないだろう。」と泣きながら諸将へ向けて言い募ったそうです。

 

このように孫権は、周泰から命を懸けて守ってもらったことを諸将へアピールすると共に彼から助けてもらったことを忘れず感謝していました。

 

■参考文献 正史三国志呉書など

 

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