キングダム最新613話ネタバレ予想「龐煖死ぬ理由生きる理由」

2019年8月31日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、本編ではいよいよ龐煖(ほうけん)が登場し史実通りに考えれば、信に打ち倒される可能性が高まりました。

しかし、同時に、もしかしたら龐煖は歴史から切り離された存在になり、今後も信の通せんぼとして出てくる可能性もあります。

そこで、今回は龐煖が死ぬ理由と、逆に生きる理由を考えます。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新613話ネタバレ予想「龐煖が死ぬ理由:史実」

ホウ煖(龐煖)

 

龐煖が死ぬ理由として最大のものは、史実に従うというものです。

史記、趙世家(ちょうせいか)によると龐煖の名前が確認できる最期は、紀元前236年つまりキングダム時間の現在なのです。

 

この理由は、史実の王騎(おうき)が登場しなくなった年に合わせて、キングダム時間でも王騎が龐煖に殺害された事で補強(ほきょう)されます。

ましてや、王騎と龐煖の因縁を考えると、王騎は史実の流れで殺し龐煖は殺さないというのは、矛盾した話です。

 



キングダム最新613話ネタバレ予想「龐煖が死ぬ理由:用済み」

後継者をまだ決めれない劉表

 

龐煖が死ぬ理由のもう一つは、ストーリーの流れ上、もう必要ないがあります。

キングダムは、主人公である政と信の目線に合わせて進みますが、初期の信のひたすらに強さを求める生き方は、

最強の龐煖を打ち倒す事で完成する雰囲気がありました。

 

しかし、最近では個人の武ではなく、軍団全体の意思をまとめる存在である大将軍の心構えのような部分に信の意識がシフトしています。

そんな事を言い出したら、蒙武はどうなるんだ?という話ですが、少なくとも、今後は個人として、誰が一番強い?という

少年ジャンプな展開は影を潜めて、より根源的な強さとは何かを問う深い話にシフトしていくと思います。

矛を持った信

 

今後は、蒙武的な無双描写は少なくなり、キャラクターの内面を織り込んだ心理描写に重きがおかれるという事です。

その予兆的な描写として、強さでは龐煖と比較もできない胡漸が、思いの強さで龐煖の足を刺すというコマを挿入したのでしょう。

 

そうなると、戦国無双のように雑兵をなぎ倒す大味な龐煖では、戦う理由を深化できず、ジャンプ的な強さのインフレを招く恐れがあります。

ここで、信に討たれる事で、キングダムという漫画自体に、一区切りをつける可能性も出てくるでしょう。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム最新613話ネタバレ予想「龐煖死なない理由:スピンオフ」

壁

 

キングダムは史実準拠とはいえ、必ずしもキャラクターが死ぬとは限りません。

例えば、壁将軍が史実上は死んでいる筈が、今でも生きている事があります。

それと、史実では登場しなくなるとはいえ、それは死んだと解釈せずに表の歴史からは消えてしまっただけという解釈も考えられます。

 

例えば、桓騎(かんき)にしても、李牧(りぼく)に敗北して敗走したという史実を歴史の表から消えて、スピンオフの世界に入ったとも考えられます。

特に龐煖は、そうでなくても神出鬼没のタイプなので、死んだのではなく、今後、トリックスター的にキングダムの話をかき回す形で

物語に関わり続けるという事も予想できます。

 

桓騎

 

かなり禁じ手に近い事ではありますが、李牧も史実の死から免れ身代わりを立てて死んだ事にして、裏に回っていき、

陰に陽に秦王政の中華統一を妨害するラスボスになっていくそんな李牧の手下か対等の同盟者として、龐煖や桓騎もいるという

表の歴史と裏歴史が交錯するような変則的な展開も考えられないでしょうか?

 

キングダム最新613話ネタバレ予想「龐煖死なない理由:人数あわせ」

ボロボロになりながらも戦う信

 

今回の鄴攻めでは、敵味方併せて大勢のキャラクターが戦死しました。

特に、趙サイドでは、岳嬰(がくえい)堯雲(ぎょううん)趙峩龍(ちょうがりゅう)、今後の展開では金毛も、死んでいく事が考えられます。

あまりにバンバンキャラクターを殺してしまう事で、漫画の密度を希薄にしたくないので、今は龐煖を殺さずに、

新キャラクターをシコシコ登場させ漫画が安定してから信と龐煖を個人的に対決させて終わらせる事も考えられます。

 

元々が神出鬼没のキャラクターであり、三大天も肩書上のものなので必ず、鄴攻めで決着をつける必然性はなく、

時間的には、死ぬ時期を延ばしても違和感はありません。

 

キングダム最新613話ネタバレ予想「龐煖を人間にする」

 

これは、龐煖死ぬ理由、生きる理由に共通する事ですが、龐煖をただのバーサーカーとして殺すのはどうか?という部分です。

キングダムに登場するキャラクターは、いかに極悪人でも人間であり、そうなるには、そうなった理由があるという救済が用意されます。

秦王政の生母である太后(たいこう)は、夫である(しそ)に趙に置き去りにされ、趙人の憎悪に投げ込まれ蔑まされた事で、心が(すさ)み、その切っ掛けになった

政を憎む事、甚だしくなりましたが、偽宦官の嫪毐(ろうあい)に愛される事で心の安定を取り戻す事になりました。

嫪毐(ろうあい)

 

また、長平の恨みに生きた趙の万極(まんごく)も、その臨終の間際に「二度と長平のような事は起こさせない」という信の言葉で

心を救われる形で成仏していきました。

龐煖にしても、ひたすら強さだけを追い求める人生を終えて、人間らしい最期を迎えさせたいという配慮が働くかも知れず、

その時が龐煖の最期の時という事になるかも知れません。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

今回は、キングダムという漫画の象徴的なキャラクターである龐煖が死んでしまうのか、それとも生き残るのかを考えました。

考えてみれば、堯雲も趙峩龍も生き残るのではないかという予想がありながらすでに死んでしまっていますし、やはり龐煖も

死は免れないかも知れません。

でも、読者がそう予想しているから裏をかいて、龐煖を生かすという選択肢も考えられると言えます。

結局、龐煖は生き残る点でも、死んでしまう点でもどっちとも言えるので、今後を見てみるしかありません。

参考文献:趙世家

 

なんども同じ質問で恐縮ですが、龐煖は死ぬと思いますか?それとも生きると思いますか?

また、史実では死ぬ事が決まっているキャラで、何となく生き延びそうなキャラを教えて下さい。

 

次回記事:キングダム613話ネタバレ予想「意外!あの名場面は史実だった」

 

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kawauso編集長

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