大人気春秋戦国時代漫画キングダム、王翦の本陣は馬南慈の攻撃で崩壊し、現在は、蒙恬の加勢が入ったとはいえ、なかなか危機的な状況です。
一方で、李牧の本陣はというと、これもまた危ない状態なのですが、あまり正確な状況は伝わってきません。
そこで、今回は李牧本陣の状況について考えてみます。
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この記事の目次
趙と秦の面子を確認
混戦模様のキングダムなので、李牧本陣周辺にどんなキャラクターがいるか、改めて列記してみようと思います。
・趙陣営
李牧、カイネ、雷伯、共伯、金毛、馬呈(左翼より)
・秦陣営
飛信隊は、弓矢兄弟などもいますが、この混戦で弓矢が有効か分からないので、個人の武勇としてはカウントできず今回は割愛します。
この中で現在交戦中なのは、糸凌と共伯です。
共伯、ただの李牧の意図を伝えるだけの応用の効かないロボットかと思えば武力は相当なものらしく、ウゥン相手に善戦しているようです。
秦のサイドには、さらに倉央と田里弥将軍もいて、さらに李牧の本陣に突出できそうですが、ここでは、雷伯、それに馬呈が出てきて、
李牧に刃が届くのを阻止するのではないかと思います。
金毛も残っていますが、こちらは飛信隊と細々した戦いをしていて李牧中央軍の防衛に入れるかは微妙な位置です。
またカイネは、一応頭数には入っていますが、李牧を守れるどころか逆に李牧に守られるレベルの腕だと思うので
戦局を大きく動かすとはちょっと考えにくいですね。
フリーな亜花錦が動くか?
さて、こうして考えるとフリーなキャラクターが一人出てきます。亜花錦と羌瘣、それに那貴です。
この中で羌瘣はどこに行ったのか不明な状態で本当は混乱に紛れて王翦の救出に向かったのではないかと思うので、除外します。
次には那貴ですが、最近、作者が猛プッシュしているキャラなので、ここからも大活躍しそうではありますが、飽くまでも飛信隊のカテゴリであり
本隊を放置してスタンドプレーはしないだろうと見ています。
そうなると形の上は亜光軍であり、飛信隊に拘束されず動きが融通無碍である亜花錦が、一番動きやすいキャラクターという事になります。
李牧の本陣を蹂躙する亜花錦
亜花錦は、今でこそギャギャギャ言うけど、知的キャラみたいになっていますが初登場の時は、
「片っ端から崩してじゃんじゃん殺せ」と檄を飛ばしていた割と危ない雰囲気を漂わせているキャラでした。
しかも、現時点での亜花錦はちょっとマズいポイントを抱えています。
自分が亜光軍を抜けた結果として、段茶が馬南慈軍の南下をスルーしてしまい王翦本陣を衝かれるという大チョンボに繋がったからです。
このまま挽回できないなら、段茶大将代理は手柄どころか処刑でしょう。
そして、その抑えとしてついていた副将の亜花錦もどうなる事やら
亜花錦「ドジこいたー!これはいかーん、王翦閣下はお怒りになるゥッ
段茶のヤツの分まで李牧に肉薄して手柄を立てんといかん、ちくしょうめ!」
となるので、フリーになっている現在、李牧の首を確実に狙える位置にある以上李牧の本陣に殺到して、あわよくば李牧を討つアクションに
移るかも知れません。
動きまわって馬呈を殺せるか?
まあリアルに考えて、亜花錦に李牧が討てるなら苦労はないわけでそんな大手柄を亜花錦が挙げる事はないでしょう。
現時点ではしかし、亜花錦が動く事で糸凌と戦っている共伯に一撃を加えたり、雷伯と戦うかも知れない倉央をアシストしたりできるかも知れません。
もっとも、大きいのは狂犬として強力な武力を持つ馬呈が李牧陣営を補強するのに対して、亜花錦がカウンターを勤めるのではないか
そのような期待を感じる事です。
つまり、馬呈は数百の手勢を率いて劣勢の李牧本陣を動き回り、手の足りない所では加勢して秦軍の攻勢を阻止する役回りですから
糸凌、倉央、田里弥にとっては厄介な存在になります。黒羊丘の因縁を考えると、飛信隊の前にも出現するかも知れません。
やりたい放題の馬呈に対して、変則的な動きをする亜花錦が近づき死角からスヒンしてしまえれば、これは大きな手柄になります。
亜花錦が正面から馬呈を倒せるかは微妙ですが、隙を突く事が出来れば、馬南慈の右目を奪った蒙恬のようなミラクルが再現される
kawausoは、このように考えています。
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