大人気春秋戦国時代漫画キングダム、618話では飛信隊を邪魔していた金毛が覚醒した蒼淡の矢で射殺されました。これにより飛信隊の前には、龐煖以外これを遮るものはないと考えられますがそれでは今後、キングダムがどんな展開になるかを考えます。今度は、キングダムの因果法則により糸凌が馬呈に討たれるかも知れません。
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蒼淡のレーザービームが援護射撃に
蒼仁の負傷の度合いにもよりますが、河了貂と蒼淡はすぐに戦場に戻ると思います。特筆すべきは、蒼仁とは比較にならないアオタンの矢の威力です。鏑矢でもないのに顔に当たれば顔が半分吹き飛び、頭部に命中すれば頭が吹き飛ぶという強力なパワー、まさしくレーザービームです。
金毛の小隊の趙兵は、蒼淡の弓の威力に非常に驚いていました。小さな小隊でもこうなので、大規模な軍勢なら衝撃はそれ以上でしょう。これは飛信隊にとって非常な追い風になります。
どんなに強い将軍でも蒼淡が遠くから放つ矢に対しては、避けるのが精一杯であり、飛信隊の侵攻に上手く対応できなくなるからです。また、やがて登場する事が確定されている龐煖に対し信が挑むのですがそれに対して、蒼淡の援護射撃が期待できると考えられます。もちろん、蒼淡の矢が龐煖を直接殺す事はないでしょうが、毎日の激闘でかなり疲れている信には、心強いのではないかと思います。
次は李牧ターンで糸凌が死亡?
キングダムでは、王翦と李牧を大体、同レベルの能力と規定しています。なので、李牧に有利な事が起きると、次は王翦に有利な事が起きて、シーソーゲームになるように設定がされています。例えば、今回のアオタン覚醒の前は、馬南慈の奇襲で王翦の本陣が落ち直接王翦に刃が向けられるという窮地がありました。その前には、亜花錦が飛信隊に合流して、飛信隊が李牧本陣を横から突き破るという出来事が起きています。
このシーソーゲームで考えると、次は因果律として李牧に有利な出来事が起きそうです。そうなると、現在、李牧の本陣を切り崩そうとしている糸凌か倉央が、馬呈に斬られるというイベントは考えられないでしょうか?
カイネの技量では、糸凌を倒す事は出来ないとして、カイネは追い落とされその後に李牧の本陣を救済する為に出現した馬呈が糸凌と遭遇し瞬殺とは言わないまでも、技量の違いを見せつけて倒される。最悪のケースだと殺されるという事が起きそうです。
黒羊の失態を馬呈が返上
どうしてそんな事が発生するのかですが、馬呈や紀彗が離眼勢であり、前回の黒羊の戦いで李牧に迷惑を掛けたからです。以前は、桓騎軍に襲われる城を優先して黒羊の趙軍を敗北させた事もありまた、その時に紀彗を見逃してくれた金毛も戦死しているので、一種の恩返しとして糸凌を斬るか、相当な重傷を与えて戦闘不能にするかとkawausoは推測しています。
離眼勢は、今後も趙の戦いに関与してきそうなので、ここで、大きな手柄を馬呈に与え、因縁を作っておくと再起した糸凌とのリターンマッチも容易になりそうです。
そして、もう一つはこの朱海平原の戦いも、なんやかやで飛信隊の活躍で李牧が戦争継続を断念するという方向に持って行くと思います。そうなると糸凌の快進撃は、どこかで止まる必要がありこれを止めるのが馬呈という風にストーリーが繋がります。
馬呈が飛信隊の前に出る可能性
馬呈は、飛信隊の前に出現するのではないか?
これも考えられはしますが、共伯のカーボンコピーのような雷伯が糸凌を食い止めるとは考えにくいです。理由は、共伯・雷伯の力量に大きな差があるとは考えにくいからで実際に糸凌が雷伯に苦戦すると、読者は違和感を抱くのではないでしょうか?
なんで共伯の色違いみたいな雷伯に糸凌が苦戦するの?ドラクエのリザードマンがシュプリンガーになった感じ?
もろもろを考えると糸凌を止められるのは、馬呈以外には考えにくくその為に馬呈が糸凌を仕留める前に飛信隊の前に出現する展開は見込みが薄いと言えるのです。
つまりは、やっと糸凌の刃が李牧に届くと思ったのに、今度は馬呈に阻止された。もうこうなったら飛信隊しか頼めない!ガンガレ信、お前だけが秦軍の希望だ。みたいに、読者の期待を主人公の信に集めるのが狙いでしょう。
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