キングダム最新628話ネタバレ予想vol2「王翦は李牧を斬れるの?」


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李牧

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム。627話最後のコマでは武神龐煖(ほうけん)が霊のパワーを手に入れた信によって袈裟斬(けさぎ)りにされました。死亡判定が出たわけではありませんが、あれだけ切り裂かれたら戦うのは不可能です。そればかりではなく、龐煖の武に縋ってきた趙兵に動揺が走るのは必至でしょうし、最後の切り札を失った李牧は至近距離に秦軍を近づけていて、これから遁走(とんそう)というのも無理そうです。では、王翦は李牧を斬れるのでしょうか?

 

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キングダム最新628話ネタバレ予想vol2「李牧の切り札は?」

剣を持ち戦う李牧

 

龐煖が倒されて、すべての切り札を失ったか見える李牧ですが、実は全く切り札がないわけではありません。とは言っても、実は朱海平原に数万の伏兵を隠していたとか、そういう非現実的な切り札ではありません。李牧というのは、なかなか狡賢(ずる)い男で自らの切り札だけではなく、人の弱点を自らの切り札にするのに長けています。

兵糧を運ぶ兵士

 

そんな李牧から見れば、ポーカーフェイスの王翦が抱えている弱点もしっかり見えているわけです。それは何か?決まっています兵糧不足!というより絶食状態です。確かに王翦は部下の奮戦で当人はろくろく何もしなくても勝利しました。

 

しかし、王翦がいかに勝利しても兵糧がありません。まさか帰りの分の兵糧は用意しているみたいな事はないでしょう。となると勝利したとて、飢えて負けるしかありません。李牧軍を全て皆殺しにして、兵糧を強奪しても、そんなに長い期間持つとは思えません。

つまり、兵糧問題を解決しない限り王翦は敗れるわけです。李牧がいかに味方に促されても逃亡しないのは、王翦のそういう弱点を見透かしているからではないでしょうか?


キングダム最新628話ネタバレ予想vol2「鄴を明け渡す代わりに趙軍を見逃す」

王翦

 

おそらく李牧は王翦に対し、趙軍を無事に退却させるのと引き換えに鄴を明け渡す事を提案すると思います。そもそも王翦の目的は鄴を陥落させる事なので、鄴さえ明け渡してもらえれば、無理に趙兵と殺し合いをする必要はないのです。そして本音を言えば、これ以上戦おうにも兵糧がないわけですから、王翦としては、李牧の申し入れを飲むより選択肢はないのではないかと思います。

王翦

 

キングダムの漫画的にも、王翦は戦争に勝利し、李牧は計略で勝利したという形で痛み分けに出来ますし、この因縁が後年の王翦と李牧、司馬尚の直接対決に繋がるとすると、悪くない話の収め方と言えます。

 

結果として李牧を目前にしながら首を獲る事が出来ない飛信隊は歯ぎしりして悔しがると思いますが、それもそれで、今後の因縁に繋がると見ると面白いでしょう。同時に生き残った趙兵たちの李牧への忠誠心が高まり、なんだかんだで李牧善い人という高感度があがります。

 

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キングダム最新628話ネタバレ予想vol2「李牧更迭の伏線」

樊城の戦い

 

どうして、李牧が王翦と取引をするのか?それは李牧のポリシーである無用な血を流す事を許さないというアレです。趙軍は李牧の為に死ぬ覚悟が出来ているのでしょうが、李牧としては「敗北の責めは自分一人で負うから、お前達は生きろ」という気持ちでしょう。

もちろん独断で、こんな取り決めをする李牧は本来なら極刑ですが、紀元前236年には、趙のオフ王こと悼襄王(とうじょうおう)が急死する年です。おそらくはそんなゴタゴタで李牧の極刑は回避され、総司令官の職務を取り上げた上で雁門の守備隊長に戻されるというオチになっているのではないでしょうか?

桓騎(キングダム風)

 

史実では、李牧が趙軍の総司令官になるのは、趙の将軍扈輒(こちょう)が武遂で秦の桓騎(かんき)に敗れた後である紀元前233年ですから、次の登場で捲土重来(けんどちょうらい)して桓騎を血祭りに挙げて派手に復活するという話になると思います。


キングダム最新628話ネタバレ予想vol2「兵糧が来ない理由」

空腹の三国志の兵士

 

これまでkawausoは、最後の最期で咸陽から兵糧が届いて、李牧が完全に敗北すると見ていましたが、すでに李牧は万策尽きていて、今さら昌平君が兵糧を持ってやってきてもインパクトがありません。

元々は、どうだったのか知りませんが、朱海平原の戦いのある程度の段階で咸陽から兵糧がやってくるという選択肢は消えて、王翦に食糧不足という弱点を持たせたままで、李牧に最後の切り札として残しておき、なんだかんだで王翦と李牧は対等ランクという演出に使うという方向にシフトしたんじゃあないですかね・・

kawauso編集長

 

個人的には、引っ張るだけ引っ張ってイライラさせた兵糧不足の落としどころがソレ?という不満もありますが、龐煖が死んで、この先、どうやって漫画を引っ張るのかというとどうも、何も展開が浮かんでこないのです。まさか馬呈(ばてい)糸凌(しりょう)の激闘が、龐煖vs信の代わりになるとも思えませんしね。

【次のページに続きます】

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コメント

  • コメント (5)

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    • Ryu☆Gensoku
    • 2020年 1月 01日

    李牧が逃げなかった理由は王翦の性格を見抜いたからでしょうね。

    李牧は基本的に無益な血を流すことを嫌う人であり、王翦は「戦争目的さえ果たせれば良い」「指揮官としての任務が果たせれば良い」と考える人。

    この二人の交渉の落とし所は「列尾城からの趙国軍の即時撤退」「鄴城の明け渡し」の2点になると想定されます。

    王翦にとって趙国軍の総司令官である李牧を生かしておくメリットは「秦本国から鄴までの兵站確保」を趙国側に約束させることにある様に思います。

    趙国門列尾城の手前の秦趙国境付近には昌平君の指令で食糧が届けられているものと思います。

    • 去亥@故人
    • 2019年 12月 30日

    朱海平原の戦いは最初から色々とおかしい
    でも原先生の事だから大丈夫だろうと思っていたが龐煖の広げ過ぎた風呂敷の
    回収の仕方を目の当たりにしてこの先が少し不安になってきた

    最大の謎である負ける戦をしない王翦がどういう算段があって列尾を越えて来たのが未だに判然としない
    もし仮に王翦は兵糧が切れる前に鄴を落とせるとの判断であったのならこの策は最早破綻している
    ではプランBは何なのか?がサッパリ解らない
    漫画なのでガチガチの理詰めまでは求め無いしご都合主義でも構わないんだけどある程度は納得させて貰わないと・・・ね

      • 戦争目的を果たせれば良い!
      • 2019年 12月 30日

      キングダムの王翦は「負ける戦をしない」らしいですけど「必ず勝つ」とは思っていない様ですね。
      武力だけでなく精神的な揺さぶりも含めて有利な状況を作り出したい!
      つまり、勝てなくても負けなければ良い!
      遠征の総司令官としての任務が果たせれば良い!
      列尾城を越えた算段は「最初から引き分け狙い」ということでしょうかねwww

        • 那貴が好き
        • 2019年 12月 31日

        舜水樹の部隊が残っていて朱海平原に合流しようとしてるんでないの

    • 通りすがりの金毛
    • 2019年 12月 30日

    15日目の決戦開始直後、伝令を聞いた李牧が「この日がギョウを救えるリミットだ」と言っていたような?
    目的を果たせない以上、李牧は普通に撤退では?(そういう戦術論だったよね李牧は)史実だとオウセンはこの後アツヨをも墜とすので無い兵站をどんな手段で繋ぐのか?そこに昌平君との密約がどう絡むのか?また李牧軍の撤退方向が邯鄲なのか、アツヨなのかが気になるトコロ。あれ?李牧が集めた軍ってアツヨから黒羊までに居た軍をかき集めたものだっけ?すると昌平君は今、黒羊か?おにぎりもって?




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