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李牧が趙の領土を回復する時に登場か?
李牧は、この後の歴史では桓騎を敗走させ、次に秦が攻めてきた時にも撃破して、秦の軍勢を韓や魏の国境辺りまで押し戻すと書かれています。この場面は漫画では李牧が魏の呉鳳明や韓の張平(張良の父)と連携して秦を押し返す流れになりそうですが、その中で楚からも項燕が出撃してきて、寒気がするようなレベルで秦兵を皆殺しにするという演出がされ、「やべーぜ、楚の項燕大将軍、マジでパネェじゃん」と読者に思わせるでしょう。
それから間もなく、秦は趙を滅亡させる事に本腰を入れて、李牧は讒言により悲惨な最期を遂げ趙は王翦の蹂躙する所となり滅亡し、次なる反秦の拠点は大国楚に移るという形でバトンタッチがされるわけです。項燕はローカル大将軍ですが、韓、趙、燕、魏と加速度的に六国が滅ぼされるに至っては、これを座視できずに立ち上がるわけです。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
項燕は、後の西楚覇王、項羽の祖父なので、その武勇の凄まじさは折り紙つきです。恐らくは、またキングダムのレジェンド武将である王騎や廉頗が、実は過去に項燕に遭遇した事があるという回想が間に挟まれて、徐々にその凄さが明らかになるのではないかと思います。
参考文献:キングダム公式ガイドブック覇道列紀
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