この記事の目次
キングダム631話ネタバレ予想「⑤の解釈」
⑤天は地へ、地は天へ、陰陽の奥義
羽仙と地仙はうねり歌う
天は地へ地は天へとは、天地が混ざり合うと言う意味で、陰と陽が混ざる事を意味し、まさに陰陽です。次に羽仙と地仙ですが、ここで言う羽仙とは羌瘣を意味しています。というのも羌瘣は敵討ちの為に飛信隊を離れている間に起きた合従軍による函谷関の侵攻の時に奮戦している信と仲間達に、こんな歌を贈っているからです。
鬼哭の天に羽仙は舞った
連理の地に満つ悲喜の炎、悲憤の雫
雷轟の中、やはり人は前へゆく
嗚呼、羽仙はうねり大声で泣いた
戦えと光り輝けと
このように羽仙とは、羌瘣を意味すると考えていいでしょう。すると陸仙とは信を意味すると考えられ、羽仙と陸仙がうねり歌うとは、その前の陰陽を意味する文言から考えて、男女交合つまりウヒョ!を意味すると考えられます。
キングダム631話ネタバレ予想「⑥の解釈」
さあ、盛り上がってまりました。いよいよ最後の文言に入ります。
⑥人の身は土くれ、人の血も土くれ
人の命は連華の光。唯、唯、光。
人は土くれとは、中華の創造神である女媧が黄土をこねて人間を造ったという神話に由来し、元々、人間の肉体も血も土くれであり、大事なのは蓮華の光、つまり魂であるという意味です。
中国神話には、伏羲と女媧という兄妹ともされる下半身が蛇の神様がいて、この二神が下半身を巻きつけて交合し、万物を産み出したという伝承があります。この男女神の交合図では背景に星座が描かれていますが、これは④に連動すると考えられるでしょう。また、蓮華は蓮花に通じ、泥の中から養分を吸い上げて綺麗な花を咲かせる事から、肉体は汚れても精神は汚れないという解釈をつけられます。
これは推測ですが、死んだ事で信は自分が中華統一という美名の下に、大勢の人間を殺した、ただの人殺しに過ぎないのではないかと落ち込み、当然の報いとして地獄に落ちるのだと諦め、羌瘣が現世に帰ろうというのを拒絶するのでしょう。
それに対し羌瘣は、例えその身が殺した人間の血にまみれていても、人間の本質は光であってあなたは決して汚れていない。その事を私がカラダで教えてあげるとして、その事を私がカラダで教えてあげるとして!(大事なので二回言いましたウヒョ!)630話の扉絵のような姿になり、魂と魂のプラトニックウヒョ!に及び、それにより色々な意味で生まれ変わった信が生きる意欲を取り戻し、羌瘣と二人で支え合い生きていこうと決意して、重い第二の扉を開き、現世に還ってくるのです。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
独り身のkawausoが言うのも説得力がないですが、人並み外れた大事業を為すには、やはり人間は一人では辛いと思うわけです。すでに主人公の一人である秦王政は、昼も夜も励んで子宝にも恵まれているわけですし、愛しい向と二人の子のお陰で国王の重圧も、どれだけ癒されているか知れません。キングダムも、今後よりしんどくなる展開が待っているわけですし、孤独に慣れている信にも、ここでどさくさ的に羌瘣とウヒョを済ませてもらい、嫁さんもらって仕事と私生活でバランスを取って、中華統一の大事業に邁進して欲しいと、そういう事なんじゃないですかね。
※羌瘣は清純派だから、チューまでしかないんだ!というお叱りのコメントや、いやいや、ヤンジャンは青年誌だから、呂不韋と太后ばりの若さ爆発ウヒョ!が展開されるはずだというコメント、他、こんなキングダムが見たいというご意見もドシドシ募集中です。
参考文献:キングダムコミックス
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