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麒麟がくる第17話 感想あらすじ「長良川の対決」麒麟がきた

2020年5月11日


 

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ついに対決する事になった道三と高政、二人の板挟みになった十兵衛ですが、道三の大きな国を造れという言葉に将来性を感じて明智家は斎藤道三に味方すると宣言。「向かうは鶴山(つるやま)、敵は高政様」と言い切ります。

 

その頃、道三と高政の軍勢は長良川を挟んで対峙していました。道三に味方したのは僅かに2000人、一方の高政には12000人の6倍差です。負け戦を直感する中で、それでも対決を選んだ道三の心中に痺れましょう。

kawausoさんの麒麟がキター!

 

それでは行ってみよう麒麟がキターーーーー!!

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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麒麟がくる第17話 感想あらすじ「叔父上のプライド」

明智光安(麒麟がくる)

 

光秀は、数人の家臣と長良川へと向かいますが、高政の軍勢に阻まれて上手く進めません。そこには、戦闘中の桔梗の旗指物が、それは明智の当主を意味し明智光安の旗でした。

何本も翻る軍旗と兵士(モブ)

 

すでに光安は戦闘で足を負傷していて、敵の手薄な川下へ行け、道三様を頼むと伝言します。随分と道三には、無茶ぶりされた光安ですが、ここで重臣としての矜持(きょうじ)を見せます。

 

高政の方が勢いがあるからとて、国衆の味方が多いからとて、それがなんだというのか?強い者に従い弱い者を虐げる、そんな事なら獣でもする、かような者は武士ではない。自分は長年仕えて恩義がある道三に味方するという事です。

日本戦国時代の鎧(武士)

 

痩せても枯れても、道化を演じても、兄、光綱の魂は優しき叔父の心にも宿っていました。

 

麒麟がくる第十七話 感想あらすじ「父の名を言ってみよ!」

鎧兜姿の斎藤道三

 

長良川の戦いは、当初こそ道三の軍略で一進一退を繰り返し、僅かに道三が優勢でしたが、そこに高政が本隊を引き連れてきた事で状況は一変、道三の軍は崩れて敗色は濃厚になります。

 

道三の側近や近習は陣から退くように促しますが、道三は岩のように動かずに河原の一点を睨んでいます。視線の先には、重臣に守られつつ命令を下している高政の姿がありました。

 

馬引けィ!

武田騎馬軍団 馬場信春

 

道三は馬にまたがると槍を片手に川辺の高政めがけて突進していきます。不意を突かれた高政の重臣は、部下に槍衾(やりぶすま)をつくらせて突進を阻みました。

 

道三は大軍に動じる様子がありません。すでに死を覚悟しているのでしょう。ここで道三は、馬から降りて高政に対して一騎打ちを迫ります。高政も悪あがきかと苦笑して刀を抜きました。

斎藤道三に対して不満を抱く息子の斎藤義龍

 

槍に対して刀は攻撃スペースが広い分、有利な筈なんですが、高政は道三と五分にやり合っています。やはり道三は衰えているのか、ほかに企みがあるのか?道三が哀れに思えたのか高政は、負けを認めて降伏せよと道三に促します。

 

しかし道三は「己を偽って人を(あざむ)く者の軍門には下らぬ」と言い「汝の父の名を申せ」と和尚の大喝をしてみせるのです。道三の気迫に高政は怯みますが、無理に虚勢を張り父の名は土岐頼芸(ときのりより)と言い張ります。

 

道三は、増々怒りました。

斎藤道三

 

それがいかんのだと、国を統べる者は人を偽ってはいかんのだと道三は言いたいのです。

 

個人の嘘は、それが大事になる事は少ないものです、しかし、国を動かす人間や影響力のある人間のついた嘘はやがて、嘘が嘘を呼び事実を捻じ曲げ隠蔽(いんぺい)し、多くの人を不幸にし殺してしまいます。

 

隠ぺいや改竄(かいざん)、この顛末は現代日本に生きる私達の記憶に新しいでしょう。道三は、それを恐れているのです。利政の嘘がやがて美濃の行く末を誤らせ多くの悲劇を産み出すと

 

「そなたの父は、この成り上がり者の道三じゃ!」道三の裂帛(れっぱく)の気合が高政の心の(やま)しさを抉ります。

 

麒麟がきた

 

麒麟がくる第17話 感想あらすじ「今回のお駒さんと菊丸さん」

駒(麒麟がくる)

 

その頃、菊丸は駒に頼まれて駿府(すんぷ)の臨済寺を抜け出し、三河と美濃の国境の参道を歩いています。最初は尾張の国境までという約束でしたが、途中で駒はやはり美濃まで行くと言い出しました。

 

やっぱり出た!お駒さんのワガママ、菊丸は、東庵にも無事に駒を帰すように念を押されていますから、今さら、美濃までと言われても困るので、駿府に帰りましょうと泣きそうです。

菊丸(麒麟がくる)

 

すると駒は、嫌なら一人で駿河に帰ってとスタスタと美濃に向かって歩き出しました。

「そんなぁ、、私の立場はどうなるんですか?帰りましょうよ、お駒さーーーん」

kawauso

 

危険な戦場の美濃に駒を一人でやるわけにも行かず、菊丸はついていくしかないのです。kawauoは、このパート好きなので、キャスト変更とかせずに続けて欲しいなぁ

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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