キングダム643話ネタバレ予想vol2「桓騎は残虐な方法で扈輒を虐殺する?」

2020年6月8日

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kawauso編集長(石原 昌光)

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kawauso編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

コンテンツ制作責任者

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月に「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感していただけることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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内容に納得がいかないkawauso様

 

キングダム642話では、論功行賞(ろんこうこうしょう)が行われましたが桓騎(かんき)楊端和(ようたんわ)は作戦活動に従事しているという理由から、代理で摩論(まろん)とバジオウが褒美を受けていました。

さらに、河了貂(かりょうてん)蒙毅(もうき)の会話から考えると昌平君(しょうへいくん)は李牧が復帰しない間に邯鄲(かんたん)を落とそうと考えている事が明白になっています。

史実上、趙を攻めるのは桓騎ですが一体どうやって趙を攻めるのでしょうか?

そして、扈輒(こちょう)はどの段階で殺されてしまうのかを考えてみます。

 

キングダム643話ネタバレ予想vol2「いきなり邯鄲を突く桓騎」

長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)

 

史記、秦始皇本紀(しんしこうほんき)によると、紀元前234年桓騎は趙の平陽(へいよう)を攻めたと書かれています。

この平陽とは、現在の邯鄲付近、臨漳県(りんしょうけん)の西二十五里とされているので、桓騎は邯鄲を攻め落とすつもりで進撃した可能性が高いでしょう。

桓騎

 

そして、それと同時に邯鄲に近い場所を攻撃するという事は、当然、扈輒もそれを座視できないという事ですから撃って出る事になると思います。

 

キングダム643話ネタバレ予想vol2「平陽を包囲して扈輒をおびき寄せる」

行軍する兵士達b(モブ)

 

しかし、この平陽の戦いの描写は非常に簡単で扈輒は秦軍と激突して敗れたようです。

この部分は、史記の廉頗(れんぱ)藺相如(りんそうじょ)列伝を補うと桓騎は平陽を陥落させ、さらに武城を攻撃。扈輒はその後武遂で敗死したと書かれています。

こちらの武遂とは、現在の武強県で邯鄲の北にありますが、邯鄲に近い場所で戦っていた事が分かります。

敗北し倒れている兵士達a(モブ)

 

そして、この戦いで趙は10万の兵力を失ったとあります。秦の方から見ると10万人を斬首という記述になっていますね。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム643話ネタバレ予想vol2「扈輒の殺害のされかた」

桓騎 キングダム

 

以上のように、桓騎と扈輒の戦いについては、非常に記述が少ないですが、これをそのまま再現すると、それこそ一コマで終ってしまう事になりかねません。そこで、扈輒の殺害については、それなりの工夫があるんじゃないかと考えます。

それというのも、扈輒はモブに終わるキャラとしては登場シーンが多すぎ、それなりに役割が与えられるのではないかと考えられるからです。

 

キングダム643話ネタバレ予想vol2「扈輒は桓騎が嫌いなタイプ」

敗北する桓騎

 

桓騎は、弱いくせにプライドが高く取り澄ました人物が嫌いという性質を持っています。

山陽戦では、無能だけど人柄だけで総大将になった魏の白亀西(はくきさい)が命乞いをしなかった事に腹を立てて、胴体をノコギリで横に切断する殺し方をしていました。

 

また、李信のように理想を持っている人物も敬遠する傾向があります。桓騎からすれば、青臭い小僧にしか見えないという事でしょう。

 

そうなると、今度対戦する扈輒は李牧の才能を高く評価し、李牧を逮捕した悼襄王(とうじょうおう)を軽く「クソ」とディスっている人物ですが、「邯鄲の守護神」の異名を持っている所を見ると誇り高い人物ではあるようです。

この辺りから評価するとドス黒い桓騎は邯鄲については鉄壁の守備が出来ると自負している扈輒のプライドを踏みにじり絶望させて殺す事に執念を見せそうですね。

キングダム643話ネタバレ予想vol2「扈輒の目前で趙兵を公開処刑」

三国志のモブ 反乱

 

扈輒という人物は有能かどうかは兎も角、死に臨んでじたばたするような小者ではなさそうです。しかし、そういう人物は己の無力さを思い知らされる事には弱いと考えられるので、桓騎は敢えて扈輒を殺さず、両手を切り落として猿轡(さるぐつわ)をし自殺を禁じた上で、投降した10万の趙兵を公開処刑するんじゃあないでしょうか?

 

そして、一人残らず趙兵を殺害した後で、扈輒を殺さずに解放する。

両腕がない扈輒は自殺する事も出来ず、そのまま邯鄲まで行き猿轡を解いてもらった上で、趙軍の無残な敗北を報告し、唯一自由になる歯で舌を咬み切り死にます。

 

キングダム643話ネタバレ予想vol2「趙に恐怖を与える桓騎の策」

李牧

 

実行されたらドン引きな桓騎の拷問ですが、これら一連の事は桓騎の趣味ではなく、こうする事で、敵の士気を削いで戦いを有利にするというだけの事です。

桓騎としては、こうして扈輒を辱める事で戦いを有利に導こうとするのですが、扈輒の凄惨な最期に戦慄した趙では、桓騎に立ち向かおうという将軍がいなくなってしまい、投獄された李牧が呼び戻されてしまう逆効果になるのではと推測します。

 

キングダム643話ネタバレ予想vol2「桓騎の自惚れ」

昌平君

 

あるいは、桓騎としては散々挑発した結果として李牧が出てくる事は分かっていたかも知れません。

しかし、昌平君に李牧を引き出すような事はするなと念を押された桓騎は、鄴攻めで蹴散らした李牧のイメージしかありませんから、昌平君の忠告を守るつもりがありませんでした。

憤死する麋竺(モブ)

 

むしろ李牧も蹴散らし、たっぷりと屈辱を与えて殺害した上であれば、邯鄲も抵抗を諦めて開城するかも知れないと考えて、李牧に挑み、李牧の計略にハマって軍を二分され、部下に任せた兵糧を奪われ自滅する最期を迎えるのです。

己は王翦(おうせん)以上の存在で、李牧など相手ではないと己惚れた元野盗が、手痛い逆襲を受けて歴史の闇に沈んでいくシーンになるといいですね。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

扈輒そのものは、割と簡単に桓騎に撃破されると思いますが、その後色々あり、プライドのある所を見せたせいで、怒った桓騎が扈輒に対して屈辱が与えると予想します。

数知れない残虐行為で読者にインパクトを与えた桓騎ですから、キングダムから退場する前に、とっておきのドン引きな残虐行為で読者にトラウマを残して欲しいもんです。

参考文献:史記

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。「はじめての三国志」編集長。三国志・中国史を中心に、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を執筆・編集し、当サイトでは4,000本以上の記事を担当。三国志は正史から入ったため、演義を書くときのほうが神経を使うという天邪鬼。故郷・沖縄の歴史に関する勉強会の開催や、ラジオパーソナリティとしての活動も行う。

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